【三国女子戦】「オールレディース/三国レディースカップ2023(三国競艇G3)」で遠藤エミと長嶋万記が激突!西橋奈未も食い下がる!
PR

【三国女子戦】「オールレディース/三国レディースカップ2023(三国競艇G3)」で遠藤エミと長嶋万記が激突!西橋奈未も食い下がる!

UPDATE:2023.12.05
ボートレース情報

ボートレース三国の女子限定競走は、2つあります。ヴィーナスシリーズが「三国プリンセスカップ」。そして、今回行われるのがオールレディース競走である「三国レディースカップ2023(三国競艇G3)」です。

開催期間は、2023年12月7日(木)から12月12日(火)まで。年末のクイーンズクライマックスへ出場するメンバーが、格の違いを見せるか否か。

より「狙いレース」を絞れる、”どのレースが堅く収まり、どのレースが荒れやすいか?”の分析も完備。優良おすすめサイトの鋭い考察とあわせて、勝利を得る舟券予想にお役立てください。

この記事でわかること

  • 最近の三国レディースカップも見知った名前がずらり!前回の優勝戦は「抜き」の逆転劇だ
  • 遠藤エミと長嶋万記!賞金ランキング第1位と第3位が三国で真っ向勝負。割って入れる逸材を探る
  • 三国の堅いレースと荒れるレースはわかりやすい!過去データから見えてくる払い戻し傾向

▼三連単や転がしが当たる優良競艇予想サイト

「オールレディース/三国レディースカップ2023(三国競艇G3)」の詳細情報

開催年 優勝選手 所属支部
2018年 長嶋 万記 静岡
2019年 今井 美亜 福井
2020年 長嶋 万記 静岡
2021年 遠藤 エミ 滋賀
2022年 藤原 菜希 東京

「三国レディースカップ」は、ボートレース三国で開催されるオールレディース競走のシリーズ名称です。女子選手限定のこの競走。過去5回の優勝選手として、静岡の長嶋万記選手が2回入ってきました。

また、女子選手として初めてSGを制覇した後も、「最強のヴィーナス」として戦い続ける遠藤エミ選手の名前も見えますね。

何より重要なことは、この2人が今節も参戦しているということです。したがって、後段のシリーズ展望においては、まずもって長嶋選手と遠藤選手を外すことはできないでしょう。近走の実績を交えて解説しますので、まずは前回2022年の優勝戦がどのようなものだったかをご覧ください。

<前回優勝戦回顧>「オールレディース/三国レディースカップ2022(三国競艇G3)」は藤原菜希が道中逆転での優勝!

艇番 選手名 所属
1 中村 桃佳 香川
2 藤原 菜希 東京
3 今井 裕梨 群馬
4 寺田 千恵 岡山
5 喜井 つかさ 岡山
6 角 ひとみ 広島

前回の三国レディースカップは、2022年7月17日に優勝戦が行われました。インが強い三国。そして、後段でも示すとおり、12Rは1号艇が強い傾向にあるレース番号です。ドリーム戦や優勝戦が組まれているため、必然的に人気に応えるであろう選手、好調な選手が1号艇に配されることがその理由でしょう。

しかしながら、この優勝戦では1号艇の中村桃佳選手が敗れました。結果の並びは2-1-3です。3連単は10番人気で、2,460円の払い戻しでした。決まり手は「抜き」。1号艇の中村桃佳選手はコンマ09の文句なしトップスタートから逃げ切り態勢に入ったものの、そこから先にボートレースの怖さが待っていました。

「オールレディース/三国レディースカップ2022(三国競艇G3)」/優勝戦・1周目2マーク

直前の展示時点から、暗雲が立ち込めていたのは事実です。展示タイムだけを見れば、最速だったのは2号艇の藤原菜希選手。逆に、中村桃佳選手は最も遅いタイムでした。その回り足の不安が、1周目2マークで露わになります。ターンマークをやや外す、膨らみ気味の旋回。傍目に見ても隙とわかるほどであり、それは一流選手にとっては「これ以上ない逆転の好機」だったことでしょう。

ここ一番で強い藤原菜希選手は、鍛え上げたモーターとともに、その空間へと差し込みました。狙いは決して過たず、鋭く1号艇の懐を捉えて逆転。藤原選手は2022年に4つの開催で優勝したのですが、なんとすべてが1号艇以外での逆転優勝という、「藤原の差しには気をつけろ」の証明とも言える結果を残しました。

そういった勝負強さゆえに、2023年10月の「ヴィーナスシリーズ第12戦/Yes!高須クリニック杯(江戸川競艇一般)」の記事では注目選手として取り上げたほどです。この開催では予選上位通過しつつも準優勝戦で落水という悔しい結果に終わりましたが、それでも存在感ある競走を見せてくれました。

今後も「藤原菜希選手が差し構えに入れそう」という予想が立つ場合、意識して狙ってみるのはアリかもしれませんね。

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

どうやったら負けるのか。多少立ち遅れても挽回し、堂々と予選を上位で通過する。そんな姿しか見えないのが、遠藤エミ選手と長嶋万記選手です。今回のメンバーから言えば、この2名はまず外せないところでしょう。

  1. 遠藤エミ(4502/滋賀):賞金女王の大本命!ならば三国水面も間違いない強さで駆ける
  2. 長嶋万記(4190/静岡):三国水面はお得意様!レディースチャレンジカップ制覇の勢いもそのままに
  3. 西橋奈未(4961/福井):大物食いを狙え!地元初Vが金星になりえるこの戦い

2つの巨星に挑む存在として、地元福井支部の西橋奈未選手をチョイスしました。地元では複数の優出があるものの、まだV経験がない西橋選手。今年は2つの開催で優勝した勢いでもって、初の地元開催優勝、ならびに初のG3競走制覇なるか。以上3人について、それぞれの項目に詳しく書いていきます。

シリーズ展開予想①/遠藤エミ(4502/滋賀):賞金女王の大本命!ならば三国水面も間違いない強さで駆ける

シリーズ展開予想①/遠藤エミ(4502/滋賀):賞金女王の大本命!ならば三国水面も間違いない強さで駆ける

実のところ、今回ピックアップした3人は、いずれも前節の「レディースチャレンジカップ2023(三国競艇G2)」で優出を果たしています。遠藤エミ選手は優勝戦で4号艇4コースから3着でした。この優勝戦は6艇中5艇がコンマ0台の好スタート。遠藤選手もコンマ06で攻めており、情念にあふれた決戦でした。

当サイトでは、女子選手について概括した記事も公開しています。「競艇(ボートレース)を始めたばかり」という方や、「最近の選手はよう知らんのよ」という方まで、まずはこうした記事から”推し”を見つけるのも、楽しむきっかけとして良好と言えるでしょう。

遠藤エミ選手について、しつこいくらいに「新たな歴史を切り開いた偉大な選手」と紹介してきましたので、ここは基本に立ち返りましょう。すなわち、現在もなお調子は良好であり、優勝への最有力候補として推薦するのに申し分ないということです。

3節前、この三国で開催された「ヴィーナスシリーズ第15戦/三国プリンセスカップ2023(三国競艇一般)」で優勝。1着7回、2着3回、3着1回。オール3連対。文句なしの完勝でした。

続く「常滑ダイヤモンドカップ2023(常滑競艇G1)」では3日目と4日目に大きな着を叩いてしまい、残念ながら予選突破はならず。とはいえ、男子選手を相手にしても割り引く必要など微塵もない、信頼度の高い競走見せてくれました。

そこからのレディースチャレンジカップ優出3着、現在女子賞金ランキング第1位ですから、当然に優勝候補になるわけです。三国で連続優出中。誰が彼女を負かすのか。今回の眼目は、そこに尽きるのです。

シリーズ展開予想②/長嶋万記(4190/静岡):三国水面はお得意様!レディースチャレンジカップ制覇の勢いもそのままに

シリーズ展開予想②/長嶋万記(4190/静岡):三国水面はお得意様!レディースチャレンジカップ制覇の勢いもそのままに

今節のもう1人の主役は、間違いなく静岡の長嶋万記選手でしょう。長嶋選手はとにかく三国水面と相性がよく、18節の参戦で7回の優出に5回の優勝と、勝負強さが際立っています。

しかも、今年は「レディースオールスター2023(蒲郡競艇G2)」と「レディースチャレンジカップ2023(三国競艇G2)」、2つのG2競走を勝ち取りました。加えて、G3競走を2つと一般戦を3つ。合計7Vを積み重ね、女子賞金ランキング第3位へとランクインしています。

優勝した数でこそ2017年の合計8Vのほうが多いですが、今年は初めてのG2制覇に留まらず、2つ目まで勝ち取ってみせました。そうなると、狙うはプレミアムなG1タイトルの初制覇です。

3節前のボートレースダービーこそエンストからの途中帰郷となってしまいましたが、前節のレディースチャレンジカップで完全に調子を取り戻し、優勝戦では3号艇3コースからのまくり差しを決め、1号艇の守屋美穂選手に打ち勝ちました。

今回もまた強敵。というより、「最大のライバル」と呼べる相手がいます。いわば賞金女王になるためには「必ず勝たなければならない好敵手」を前にして、どのような戦いぶりを見せるのか。クイーンズクライマックスへつながる道が、三国には整えられています。

シリーズ展開予想③/西橋奈未(4961/福井):大物食いを狙え!地元初Vが金星になりえるこの戦い

シリーズ展開予想③/西橋奈未(4961/福井):大物食いを狙え!地元初Vが金星になりえるこの戦い

ボートレースを知らない方が西橋奈未選手を目にしたら、「かわいい!」と思うことでしょう。福井県の隣県である石川県金沢市の出身で、高校時代は石川県立工業高校の弓道部に所属。家族とボートレース三国へ遊びに行ったことが、人生を変える決断へと促しました。

女子であろうと、男子と対等以上に戦える。先進的なこの競技に飛び込んだ西橋選手は、2016年11月17日にデビューし、約7ヶ月後の2017年4月11日には初勝利を記録。さらに、2019年3月に「坂井市制13周年/男女W優勝戦(三国競艇一般)」で初優出し、6号艇6コースから3着。3万舟に貢献する派手なパフォーマンスを見せました。

開き始めた花は、もはや留まるところを知りません。2020年11月12日。「BTS宮崎オープン6周年記念(芦屋競艇一般)」にて、優勝戦1号艇をゲット。トップスタートからの盤石のイン逃げで初優勝を飾ります。

そこから1年も経っていない2021年8月10日には、「レディースチャンピオン2021(浜名湖競艇PG1)」でG1格競走初優出も成し遂げました。しかし、この時はさすがに6号艇6コースからの6着。優勝したのは、まさしく遠藤エミ選手でした。

そして、なお成し遂げられていない地元Vを目指すとともに、遠藤選手を超える戦いが待っています。前節レディースチャレンジカップで優出したのみならず、ここでも6号艇6コースから4着。遠藤エミ選手は3着。その背中は間違いなく近づいています。

「美しいだけではない。戦う人である」

その事実を知るためにも、上記の西橋奈未選手を特集した記事をご覧ください。見出しを見ていただければわかるとおり、2022年には「滋賀県知事杯争奪第27回びわこカップ(びわこ競艇一般)」で転覆妨害失格となったうえ、顔を10針も縫う大怪我をしました。

性別を問わず、顔が傷つくというのは「人生が変わる」ようなショックにつながることもあります。それでも、西橋選手は強い心でもって再起を果たし、今またG2競走の優勝戦にまで勝ち進む力をつけました。福井支部の師匠が、仲間が、ファンが、その努力の末に大輪の花をつける日を心待ちにしています。

ボートレース三国の水面特徴/1R~12Rの狙い目分析

R番号 1号艇1着率 万舟出現率
1 79.6% 16.1%
2 61.9% 12.5%
3 53.5% 11.3%
4 60.7% 14.2%
5 46.4% 12.5%
6 41.6% 19.0%
7 43.4% 14.2%
8 36.3% 14.2%
9 47.0% 15.4%
10 48.8% 14.2%
11 67.2% 15.4%
12 72.0% 14.2%

日本海側に唯一存在する「北国の競艇場(ボートレース場)」。それがボートレース三国です。この三国に関しては、当サイトでも特集記事を掲載し、その魅力の発信に努めてまいりました。

今回はさらに深掘り。2023年12月現在から見て過去1年、すなわち2022年12月から2023年11月までの三国水面のデータを調査。「勝負どころ」を見極めるのに重要な、「荒れるレースは何番目にあるのか?」を分析しました。

この対象は一般戦およびG3開催に限られており、G2以上のビッグレースは含まれておりません。そのうえで確認していただくと、1Rの1着率が非常に高いことがわかります。これについては、1号艇に強い選手が入る企画レース「みくにあさイチ」が組まれているのが大きいですね。

ただし、1Rは最も平均払い戻しが大きい競走でもあります。シード番組でも1号艇が敗れる確率は20.4%あるわけで、その時の「まさか」という配当が大きなものになるからです。当サイトのみならず、優良おすすめサイトのお宝情報が「勝負」を示したならば、積極的に動く決断も視野に入れるべきでしょう。

「オールレディース/三国レディースカップ2023(三国競艇G3)」まとめ

「オールレディース/三国レディースカップ2023(三国競艇G3)」まとめ

今年、「北陸艇王決戦2023(三国競艇G1)」のみならず、「チャレンジカップ2023(三国競艇SG)」および「レディースチャレンジカップ2023(三国競艇G2)」までも開催されたボートレース三国。師走に入っても、冷たい北風に負けない白熱の戦いが繰り広げられます。

インが強い三国なれども、決して侮れない混戦模様の女子戦。今回は年末の「クイーンズクライマックス2023(多摩川競艇PG1)」でも優勝候補と目されるメンバーが参戦してきましたが、順当に収まるのでしょうか。

さらに詳しくなったデータとともに、ピンポイントで勝利を手にする考えを練りましょう。勇気の向こう側に栄光が待っているのは、選手もファンも同じなのですから。

ボートレース三国のアクセス

ボートレース三国のアクセス

先日、「チャレンジカップ2023(三国競艇SG)」と「レディースチャレンジカップ2023(三国競艇G2)」が盛大に執り行われたばかりなのが、福井県坂井市にある「ボートレース三国(三国競艇場)」です。

特集記事をご覧ください。あらためてその思い出に浸ると、数多の熱戦がよみがえってくるようです。この記事ではまた狙い目となるモーター情報を載せているので、今回開催でも非常に実用的な内容になっています。

もっとも、その出力の良さもあってか、3つのうち2つがフライングを引き起こしてしまいました。性能があるからこそ勝負に行きたくなる。大舞台においては、特にそうした傾向が窺える。学びに満ちたSG開催でした。

住所 福井県坂井市三国町池上80-1
電話番号 0776-77-3131
最寄り駅 JR北陸本線「芦原温泉駅」
※タクシー 約15分
えちぜん鉄道「あわら湯のまち駅」
※徒歩 約15分
最寄りIC 北陸自動車道「金津IC」
約15分
無料駐車場 有(2,300台)
公式サイト ボートレース三国