【宮島地区選】「中国地区選手権2024(宮島競艇G1)」はトリプルドリーム戦が舟券予想でも主役
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【宮島地区選】「中国地区選手権2024(宮島競艇G1)」はトリプルドリーム戦が舟券予想でも主役

UPDATE:2024.02.09
ボートレース情報

なんか荒れるな、このレース。地区選はよくそう感じさせますが、とりわけ「中国地区選手権」はその傾向が強いシリーズです。若手によるベテラン打倒もあれば、ベテランによる若手への逆襲もあり、その傾向を掴むのは一筋縄ではいきません。

見るにせよ買うにせよ、楽しみを増やすのは「有効な情報」です。この記事はそれを用意しました。また、当サイトがおすすめする優良サイトは、ボートレースというものを極限まで”最高”なものにしてくれるでしょう。

「欲しいのは最速の称号」という2024年の中国地区選手権のキャッチフレーズどおり、当記事をご覧の方々にも、いくつもの欲しい称号や物品があるはずです。少なくとも、「失うばかりの6日間」になるのを避けるために、当記事、当サイト、そして推奨する優良サイトのチェックをしていきましょう。

この記事でわかること

  • 地区選らしさにあふれた逆転連発!近年の中国地区選手権は荒れまくり
  • トリプルドリーム戦が開幕!山口・岡山・広島の同僚たちの激突から始まる
  • 各ドリーム戦1号艇の白井英治・茅原悠紀・山口剛が有力だが危険信号もあり

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「中国地区選手権2024(宮島競艇G1)」の詳細情報

開催年(開催地) 優勝選手 所属支部
2019年(下関) 海野 康志郎 山口
2020年(宮島) 村松 修二 広島
2021年(徳山) 茅原 悠紀 岡山
2022年(下関) 寺田 祥 山口
2023年(児島) 茅原 悠紀 岡山

過去5回の「中国地区選手権」の結果ですが、これがまた1号艇が優勝戦でいくつも負けています。2019年から2023年まで順番に、2号艇3コース、5号艇5コース、1号艇1コース、1号艇1コース、2号艇2コースが優勝していますね。

地区選は開催地の選手が多めにあっせんされ、加えてホーム水面で走り慣れている有利さもあるため、多数の地元選手が優出を決める傾向が強くなっています。当然、優勝もまた然りです。ところが、このなかで唯一、2021年の茅原悠紀選手だけがアウェーのボートレース徳山で遠征優勝を決めました。

言ってしまえば同地区ではあるのですが、岡山所属ながら山口支部のコースで勝つわけですから、グランプリウィナーの底力を思い知らせてくれます。

<前回優勝戦回顧>「中国地区選手権2023(児島競艇G1)」は茅原悠紀が地元で逆転V

艇番 選手名 所属
1 上平 真二 広島
2 茅原 悠紀 岡山
3 守屋 美穂 岡山
4 村岡 賢人 岡山
5 山本 寛久 岡山
6 妹尾 忠幸 岡山

優勝戦6艇のうち、なんと5艇が地元岡山支部の選手となりました。しかし、1号艇をゲットしたのは、広島支部の上平真二選手。当時49歳で、前年(2022年)には「マスターズチャンピオン2022(三国競艇PG1)」も制し、熟練の技にさらに磨きをかけていたのです。

上平選手は、2024年現在には通算72V、全24場での優勝も達成。名選手ならではの技巧が、岡山支部勢の堅牢な守りを突破するかに思われました。

美しい……。これぞ「2号艇2コースが決めるべき最良の”差し”」という、見事な差し抜け。これにより、岡山の誇るエース、茅原悠紀選手は逆転優勝を勝ち取ったのです。1号艇の上平選手もターンが甘くなった部分こそあれ、この「あらゆるロスを無くす最適な差し」を見ると、茅原選手が2024年も活躍するであろうことを確信してしまいますね。

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想&トリプルドリーム戦の1号艇3名が主役

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想&トリプルドリーム戦の1号艇3名が主役

「中国地区選手権」は中国地区の3支部、「山口」「岡山」「広島」の3支部の選手によって争われる所属地区限定G1競走です。ボートレース場は4つ。山口に「下関」と「徳山」、岡山に「児島」、そして広島に「宮島」ですね。

2024年の中国地区選手権は、初日にドリーム戦が3つという構成になりました。それぞれ「山口トライアル」「岡山トライアル」「広島トライアル」と銘打たれ、どのレースもいずれかの所属支部の上位選手に統一されています。

「まずは地元で最強になりな!」という漫画的な展開にも見えますし、他の公営競技なら東西対抗戦である競輪のG1競走「高松宮記念杯競輪」に近いものがあるでしょう。

  1. 白井英治(3897/山口)
  2. 茅原悠紀(4418/岡山)
  3. 山口剛(4205/広島)

というわけで、各ドリーム戦の1号艇は各支部の絶対的エースが務めており、必然的に今回の「中国地区選手権2024(宮島競艇G1)」でも主役になることは間違いないと考えられます。

ただし、今回の舞台は宮島水面ながら、茅原選手が2021年の徳山開催を制しているように、広島支部の選手が絶対的に有利とは断言しづらいところ。少なくとも、この3名に関してはシリーズリーダーの資格十分なので、あとは個々人の近況も交えて舟券貢献度を考えていくとしましょう。

ドリーム戦①/初日第10R「山口トライアル」:白井英治(3897/山口)

艇番 選手名 所属
1 白井 英治 山口
2 寺田 祥 山口
3 谷村 一哉 山口
4 竹田 辰也 山口
5 柳生 泰二 山口
6 佐々木 完太 山口

山口支部の2枚看板、白井英治選手と寺田祥選手ががっちりと1号艇と2号艇を固めました。全員山口の「山口トライアル」です。この番組は見事に登録番号順にインに入る形となっており、「山口支部下剋上チャレンジ」の趣さえ感じさせますね。

ドリーム戦①/初日第10R「山口トライアル」:白井英治(3897/山口)

ただ、もしかしたら、「ジャイアントキリング」は起きるかもしれません。白井英治選手は前節の「第8回阿波金剛ITソリューションカップ競走(鳴門競艇一般)」で、全レース1着の完全Vを目前にしながら、優勝戦1号艇でコンマ01のフライング。本人は当然、関係者が泣きながら頭を抱えたいような返還を引き起こす結末になってしまいました。

このフライングによって、白井選手はギリギリ「マスターズチャンピオン2024(鳴門競艇PG1)」には出走できるものの、「ボートレースオールスター2024(多摩川競艇SG)」はアウト。応援するファンとしても、残念な知らせになったでしょう。

昨年2023年は「ボートレースメモリアル2022(浜名湖競艇SG)」優勝戦でのフライングによって、ビッグタイトルへの出走が制限されていた白井選手。その後、2023年7月の「津インクル開設12周年記念レース(津競艇一般)」でもコンマ01勇み足でお預けを食っていましたが、さらに重くのしかかるフライングになってしまいました。

一方で、2022年のこれ以上ない歓喜からの挫折もありつつ、2023年も一般戦まわりで10個もの優勝を積み重ねてきました。まだまだ試練は続きますが、どこまで実力を発揮してくれるでしょうか。

ドリーム戦のメンバーから、1着を奪う有力候補を考えてみます。宮島コースは潮汐の影響こそあれ、わりと”素直”なコースなので、1着を奪うなら寺田祥選手か谷村一哉選手が有力になりそうです。しかも、寺田選手は2005年と2022年、谷村選手は2016年に地区選を制した実績もあり、十分に優勝できるポテンシャルを持っています。

初日の3つのドリーム戦、いきなり怖い番組になってまいりました。

ドリーム戦②/初日第11R「岡山トライアル」:茅原悠紀(4418/岡山)

艇番 選手名 所属
1 茅原 悠紀 岡山
2 田口 節子 岡山
3 吉田 拡郎 岡山
4 守屋 美穂 岡山
5 藤原 啓史朗 岡山
6 入海 馨 岡山

岡山トライアルは、このような面々。女子選手として圧倒的な存在であり、男子選手をたびたび打ち負かしてきた2人の女子レーサー、田口節子選手と守屋美穂選手の名前がラインナップされていますね。

ドリーム戦②/初日第11R「岡山トライアル」:茅原悠紀(4418/岡山)

ただ、やはり中心は茅原悠紀選手で間違いないでしょう。年またぎの地元お正月開催「第50回岡山県モーターボート選手権大会(児島競艇一般)」は貫禄の優勝。続く「BBCトーナメント2024(大村競艇PG1)」でも、1着こそなかったものの、すべて2着および3着という形のオール3連対で締めました。

「浜名湖賞2024(浜名湖競艇G1)」はモーターをがっちり仕上げられなかったのもあってか、1コース戦を落とす結果もあり、準優勝戦は4着まで。それでも、基本的に良好な成績で終えているので、さすがの力量を感じます。

これならば、昨年に続く中国地区選手権連覇。ならびに当該地区選V4も狙えるでしょう。これまで徳山で2つ、児島で1つと勝っているので、宮島で勝てば3県全制覇を達成です。

しかし、もしこの初日ドリーム戦で田口節子選手や守屋美穂選手が茅原選手に打ち勝つようなら、これはまた「新たな歴史」の誕生の予感がしてきますね。

ドリーム戦③/初日第12R「広島トライアル」:山口剛(4205/広島)

艇番 選手名 所属
1 山口 剛 広島
2 西島 義則 広島
3 海野 ゆかり 広島
4 上平 真二 広島
5 船岡 洋一郎 広島
6 大上 卓人 広島

初日第12R、ラストを飾るのが地元広島の選手たちによる「広島トライアル」です。女子レーサーである海野ゆかり選手に加え、「絶対にインの選手に楽をさせない前付けの帝王」西島義則選手、さらに昨年悔しい思いをした上平真二選手もおり、今節のメインストリームを司る面々が集まりました。

ドリーム戦③/初日第12R「広島トライアル」:山口剛(4205/広島)

それらの中心にいるのが、1号艇に入った山口剛選手です。昨年は7つの開催で優勝。「唐津モーターボート大賞2023(唐津競艇G2)」「赤城雷神杯2023(桐生競艇G1)」「ウェイキーカップ2023(多摩川競艇G1)」といったビッグタイトルを複数含んでおり、2023年の最終的な獲得賞金ランキングは第12位となりました。

もっとも、「ボートレースグランプリ2023(住之江競艇SG)」では初日のトライアル1stでいきなり転覆。さらに、シリーズ戦まわりとなった3日目の予選競走ではフライングと、踏んだり蹴ったりすぎる結果に。

山口剛選手は、前年の「ボートレースグランプリ2022(大村競艇SG)」でもトライアル2nd1号艇でフライングしており、愛知の平本真之選手と同じくらい「グランプリ前にはお祓いに行ったほうがいいんじゃない?」枠に入っています。

そうしたF持ちの影響もあってか、お正月開催の「第50回日刊スポーツ栄光楯新春広島ダービー(宮島競艇一般)」こそ快勝したものの、BBCトーナメントと「浜名湖賞2024(浜名湖競艇G1)」では苦戦ぎみでした。

F1のまま迎える、地元地区選かつドリーム戦1号艇の大役。メンバーは決して本命に楽をさせない戦いができるレース巧者がそろい、「しんどい」戦いになりそうです。

思えば、優勝戦もよく荒れるこの中国地区選手権。ドリーム戦もまた十分に油断ならない競走になる可能性は十分であり、狙うなら”優良おすすめサイト”が持つような「確かな情報」の助けを借りるのが賢明でしょう。

「中国地区選手権2024(宮島競艇G1)」まとめ

「中国地区選手権2024(宮島競艇G1)」まとめ

今年2024年の中国地区選手権は、難解なレースが初日から続きそうです。中心になると考えられるのは、山口の白井英治選手、岡山の茅原悠紀選手、そして地元広島の山口剛選手ですが、「脇役で満足しない」選手たちの活躍を思い知らされる可能性もあるでしょう。

宮島のモーターはまだ十分なデータが整っておらず、2連対率などだけを見ていると「思わぬ大コケ」に見舞われるかもしれません。むしろ、瀬戸内海の海水コースたる宮島で安定した成績持ちの選手を狙うべきなのでしょうが、そうしたコースゆえに早期に適応する選手が多いのもネックです。

総じて、それぞれの仕上がりをシリーズを通じてリアルタイムで認識していく。ボートレースのみならず、どの公営競技でも有効な手立てですが、今回の中国地区選手権ではとりわけ重要なポイントになってくるでしょう。

狙いレースを絞ることは、舟券予想の的中率と回収率を大いに高めてくれます。一方で、全レース楽しみたいという気持ちもわかるので、せめて「勝負レース」の比重をはっきり分けることが大切になってきますね。

そうして勝つための手立てを講じてこそ、勝負運と金運の代表格である「宮島さん」の加護も得られようものでしょう。

ボートレース宮島のアクセス

ボートレース宮島のアクセス

ボートレース宮島は、いわゆる厳島神社(宮島)と同じ島にあるわけではありません。設立段階での主導的役割を果たした佐伯郡宮島町の名を冠したものであるとともに、本土と厳島(宮島)を結ぶフェリーの発着場の至近にできたことから、結果的に「宮島さんが見つめるボートレース場」になっています。

そういうわけで、瀬戸内海の海コースを使った海水水面を持つ「ボートレース宮島(宮島競艇場)」。近年はSG競走の誘致にたびたび成功しており、直近でも「ボートレースオールスター2022(宮島競艇SG)」が実施され、長崎の原田幸哉選手が「ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)」に続く2年連続のSG制覇を達成しました。

廿日市市にあることから、人口密集地である広島市の中心部からは離れているものの、公共交通機関を用いたアクセスの利便性が非常に高いボートレース場です。高速道路のインターチェンジもかなり近いため、自動車で赴きやすいのもプラス。ただし、駐車場の台数はあまり多くなく、舟券を購入しないと無料になりませんので、その点にはお気をつけください。

住所 広島県廿日市市宮島口1丁目15-60
電話番号 0829-56-1122
最寄り駅 JR山陽本線「宮島口駅」
※徒歩 約3分
広島電鉄「宮島ボートレース場駅」
※駅直結
最寄りIC 山陽自動車道「廿日市IC」
※約5分
山陽自動車道「大野IC」
※約10分
無料駐車場 有(800台)
※要舟券購入
公式サイト ボートレース宮島