【下関69周年】「競帝王決定戦2024(下関競艇G1)」はグランプリウィナーが奮起の予感!
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【下関69周年】「競帝王決定戦2024(下関競艇G1)」はグランプリウィナーが奮起の予感!

UPDATE:2024.01.19
ボートレース情報

ボートレースの周年競走には、さまざまな「王」を決めるレースがありますが、下関の「競帝王決定戦」はその名のとおりのハイレベルG1になりやすいシリーズです。前回2022年12月の68周年記念から約13ヶ月、同じく関門海峡の冬空の下で、69周年記念の開催の運びとなりました。

このあとすぐの項目でお知らせするとおり、「ボートレースグランプリ(賞金王決定戦)」までも手にした選手たちが参戦する、激戦必至の6日間です。当記事に加え、当サイトがおすすめする優良サイトの情報、見解、予想を取り入れつつ、「舟券の王」をも目指していきましょう。

この記事でわかること

  • 変則開催が多めの競帝王決定戦!それでも勝つのは「競帝王」にふさわしい選手たち
  • 豪華メンバー集結!白井英治がコンディション不安を跳ね除けて主役になれるか
  • 赤マル急上昇中の狙いモーター!G1でも狙いたいその性能

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「競帝王決定戦2024(下関競艇G1)」の詳細情報

開催年 優勝選手 所属支部
2018年 峰 竜太 佐賀
2020年(3月) 白井 英治 山口
2020年(4月) 瓜生 正義 福岡
2022年(3月) 馬場 貴也 滋賀
2022年(12月) 桐生 順平 埼玉

「競帝王決定戦」は、ボートレース下関の開設を祝う周年競走です。2015年には「海響ドリームナイター」の開催、ならびにナイター単独開催への移行を実施したため、この「競帝王決定戦」も「ナイター開催の周年競走の代表格」へとシフトしました。

その名にふさわしいというべきでしょうか。近年の優勝選手の顔ぶれだけでも、獲得賞金ランキングの上位勢がずらりと並びます。ボートレースグランプリ制覇経験者のほうが多いという事態が、「競帝王決定戦」の格の高さを証明しているかのようです。

<前回優勝戦回顧>「競帝王決定戦2022(下関競艇G1)[68周年記念]」は桐生順平が西日本勢を打ち破った

艇番 選手名 所属
1 桐生 順平 埼玉
2 石野 貴之 大阪
3 柳生 泰二 山口
4 村上 遼 長崎
5 西山 貴浩 福岡
6 吉田 裕平 愛知

2022年に2回あった「競帝王決定戦」のうち、12月に行われた「68周年記念」が前回開催にあたります。優勝戦の1号艇を勝ち取ったのは埼玉支部の桐生順平選手でしたが、まさにそれを打ち崩さんと大阪の石野貴之選手を始め、有力枠には西日本各地区の強豪がそろいました。

風速はホーム南風(横風)2m、波高2cm。整ったコンディションのなかで行われた優勝戦は、全艇がコンマ0台のスタートを切る「横一線の勝負駆け」となりました。

「競帝王決定戦2022(下関競艇G1)[68周年記念]」優勝戦/横一線のスタート図

ただ、下関水面でこのタイミング、かつインにそこまで不利とは呼べない風や波ならば、それは1号艇の優位をおびやかすものではありませんでした。

桐生順平選手は堂々とイン逃げに成功。2着に4号艇の村上遼選手、3着に5号艇の西山貴浩選手が入り、1-4-5の組み合わせは3連単7番人気の2,130円の払い戻し。2号艇の石野貴之選手が4着で、配当的には小波乱という結果になりました。

ですが、そんな石野選手がきっかり1年後の2023年12月、地元住之江にて2度目のボートレースグランプリ制覇を成し遂げるのですから、「勝敗は兵家の常」という言葉を思い出してしまいます。

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想&注目選手

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想&注目選手

ボートレース下関はとかくアニメやゲームコンテンツとのコラボが多く、2022年には『ストリートファイター2』との絡みで話題を呼びました。

同年の2月には「中国地区選手権2022(下関競艇G1)」。ベガ、サガット、バルログ、バイソンと「元祖シャドルーの4人」が勢ぞろいです。中国地区の魔境感が高まります。

さらに、翌月の2022年3月には「競帝王決定戦2022(下関競艇G1)[67周年記念]」が開催され、こちらには豪鬼が登場。背中を見せたら「競帝王」の文字が浮かび上がったことでしょう。

「競帝王決定戦2024(下関競艇G1)」/『シティハンター』コラボレーション

そうした下関が今回コラボしているのは、かつて週刊少年ジャンプに連載された漫画であり、アニメも大きな人気を博した『シティーハンター』です。「決める時は決める」走りを見せる選手こそが、今節の主役となるでしょうか。そうは言っても、近走好調な選手も数多く、相当に目移りするのは確かですが……。

  1. 白井英治(3897/山口)
  2. 桐生順平(4444/埼玉)
  3. 重成一人(3908/香川)

ここは基本に忠実に選びつつ、ちょっとだけひねりも加えてみましょう。。すなわち、「強い選手」であり、「下関水面を得意とする選手」であり、「今回優勝すればドラマティックである選手」という観点から、3名を注目選手としてチョイスしました。

シリーズ注目選手①/白井英治(3897/山口)

シリーズ注目選手①/白井英治(3897/山口)

白井英治選手は「ボートレースグランプリ2022(大村競艇SG)」で念願のグランプリ制覇を果たし、師匠で元選手の今村豊さんとの感動の一幕を見せてくれました。

その強さは2023年も続くかと思われたところ、「ボートレースメモリアル2022(浜名湖競艇SG)」の優勝戦でフライングを切ってしまっていたため、ビッグレースのあっせんが受けられない状態に。

しかも、白井選手には年末にもアクシデントがやってきました。「京極賞2023(丸亀競艇G1)」で途中帰郷したのに続き、なんと大一番の「ボートレースグランプリシリーズ2023(住之江競艇SG)」でも初日2走を連勝後に途中帰郷。

確かに2日目は6着だったけど……と思われたところ、「左側肋骨打撲痛」という発表がなされたのです。全治2週間の軽傷とはいえ、相当に痛みがあったのでしょう。

しかし、前節の「yab山口朝日放送杯争奪戦」、徳山恒例のお正月開催には元気な姿を見せました。優勝戦では「正月開催にやたら強い白井」ということもあり、2号艇ながら1号艇の魚谷智之選手を食いとってしまうのではないかと思われましたが、接戦ながらも2着準優勝。

7回もある徳山お正月開催の優勝歴を「8回」に伸ばすことはできませんでしたが、ようやく「復活」の年が巡ってきそうです。

シリーズ注目選手②/桐生順平(4444/埼玉)

シリーズ注目選手②/桐生順平(4444/埼玉)

先の項目でも触れたとおり、埼玉の桐生順平選手は前回開催の優勝選手です。埼玉の選手ながら下関の水面を大得意としており、11節走って7度の優出と2度の優勝。うち1つはG1競走なうえ、全24場で2番めに高い通算勝率8.10を誇ります。「えげつない」とはまさにこのこと。

ボートレース下関については、当サイトでも総合的に解説した記事を公開しておりますが、ここに挙げられる特徴がぴたりとハマる相性の良さがあるのでしょう。

2023年は優勝こそ2回に留まりながらも、「全日本覇者決定戦2023(若松競艇G1)」「戸田プリムローズ2023(戸田競艇G1)」の周年2つという内訳ですから、文句のつけようがありません。

なんといっても、2014年に第1回開催となった「ヤングダービー2014(戸田競艇PG1)」を制して以来、「ボートレースグランプリ2017(住之江競艇SG)」で頂点に立ったのを含めて、G1格競走またはSG競走を勝てなかったのは2020年のみです。

しかも、その2020年も賞金ランキング自体は約6,400万円を稼いでの第25位で、グランプリ本戦出場さえ窺う実力を見せていました。すなわち、「グレードの高いレースでよく活躍している」ということです。

桐生順平選手が、これ以上ない「買い材料」を携えて、「連覇」の栄誉も求めてやってきます。

シリーズ注目選手③/重成一人(3908/香川)

シリーズ注目選手③/重成一人(3908/香川)

ボートレースグランプリの制覇経験者を含め、数多のSGタイトルホルダーが集った今回の「競帝王決定戦2024(下関競艇G1)」。そこの注目レーサーの3番目に、香川の重成一人選手を持ってくる。ちょっと穴狙いすぎる考えかもしれません。

何より、重成選手については、「15ヶ月もの出場停止処分」を受けるような大スキャンダル……というより刑事事件があったことも、「イメージの面」からも少し悩ましい顔をするファンもいるのでしょう。

それでも、香川支部の重成一人選手が、全24場で最も勝率の良いのがこの下関水面なのです。23節参戦して12回の優出、4回の優勝。このうち2回目の優勝がまさしく57周年記念だった「競帝王決定戦2011(下関競艇G1)」であり、2024年上旬現在ではそれが最後のG1勝利となっています。

確かに、SG競走は勝っていない。しかし、G1競走は6回も制している。

「やり直して、勝つ」

ボートレーサーとしてそれを選んだからには、この舞台で約13年ぶりのG1勝利を奪取するというのも、また「ドラマ」なのではないでしょうか。

「競帝王決定戦2024(下関競艇G1)」での狙い目モーター

「競帝王決定戦2024(下関競艇G1)」での狙い目モーター

至上の決戦ともなれば、操縦技術のみならず整備技術もすぐれた選手が大多数です。したがって、よほどの超抜モーターでもなければ、あるいは”クセスゴ”モーターばかりがそろっているのでもなければ、結果を左右するには至りません。

それでも、相性ひとつで「あの名選手があんなに苦しむレースを」ということになるのも、ボートレースの面白さであり、同時に怖いところでもあります。ゆえに、「2連対率のベスト5ではないけれど、ぜひ狙いたいモーター」というのが、好配当を呼び込む可能性につながるでしょう。

そこで、この下関43号機です。2連対率38.17%。優出3回、優勝0回。「悪くないモーター」の枠に入るものの、超目立つというわけではありません。ただ、競帝王決定戦の特設サイトがちらりと触れているように、「1ヶ月で2連対率が第21位から第10位まで飛躍的に上昇」している点はポイントでしょう。

前節の「日本スポーツエージェント・calcasi.com杯(下関競艇一般)」でも、A2級の松下直也選手とともに優出を達成。展示タイムは最も遅かったにもかかわらず、6号艇5コースから2着準優勝を勝ち取りました。ちなみに、4-6-3は68番人気で3連単38,330円という3万舟決着です。

下関43号機が、再び「モーターの真価は周回タイムだけじゃないんだぜ」という一面を見せてくれるのかどうか。今節で使われることになれば、追いかけてみたい機力があります。

「競帝王決定戦2024(下関競艇G1)」まとめ

「競帝王決定戦2024(下関競艇G1)」まとめ

まさしく「競帝王」を決める戦いである「競帝王決定戦」。その堂々たる名称に何ら劣ることのない熱戦が、これまでも繰り広げられてきました。

最大の注目は、地元山口支部のエースである白井英治選手でしょう。お正月開催の3連覇こそ逃したものの、2節連続の途中帰郷からのコンディション回復傾向が見て取れます。であれば、SG優勝戦フライングの影響に加え、傷病に悩まされた2023年を振り払うような、「すごいこと」をやってくれる期待が持てます。

ぜひともこの記事の折々で触れたデータ、狙いモーターの推察、さらに優良おすすめサイトの情報を基軸として舟券予想を組み立ててください。実力者が集うレースほど予想は難しいものですが、これこそ「舟券王」を目指すには避けて通れない道なのです。

ボートレース下関のアクセス

ボートレース下関のアクセス

1954年10月22日、本州最西端の競艇場として、「下関競艇場(ボートレース下関)」はオープンしました。以来、薄暮競走の導入、減音モーターへの転換、ナイター単独開催の決断、史上初のミッドナイトボートレース開催と、いくつもの歴史を作ってきたボートレース場です。

九州最大の福岡および北九州の経済圏と至近であり、山陽新幹線の主要駅でもあることから、気軽に現地へ足を運びやすい施設のひとつと言えるでしょう。

住所 山口県下関市長府松小田東町1-1
電話番号 083-246-1161
最寄り駅 JR山陽本線「長府駅」
※徒歩3分
(今節のみJR下関駅から無料送迎バス有)
最寄りIC 中国自動車道「下関IC」
中国自動車道「小月IC」
※国道2号線等 約20分
無料駐車場 有(1,300台)
公式サイト ボートレース下関