ヤングダービー2023(下関競艇PG1)で伯仲する若き魂!今年は小池修平、豊田健士郎、定松勇樹が楽しみな理由とは?
PR

ヤングダービー2023(下関競艇PG1)で伯仲する若き魂!今年は小池修平、豊田健士郎、定松勇樹が楽しみな理由とは?

UPDATE:2023.11.13
ボートレース情報

若手選手ナンバーワンを決める戦い。記念すべき第10回開催、「ヤングダービー2023(下関競艇PG1)」がボートレース下関で開幕します。

今開催は「絶対的な優勝候補がいない、誰にでもチャンスがあるシリーズ」と目されています。選手の直近のコンディションが見えてくる段階になってもそうですから、モーターの有利不利でさえも結末を決めかねる、予想には難解なシリーズとなりそうです。

なればこそ、「有用な考え方」と「有効なデータ」をどれだけ集められるかが、大きなカギとなるでしょう。単にボートレースを楽しむだけでもそうですし、身銭を切って舟券勝負をするなら間違いなくそうです。

当記事で提供するデータ、当サイトが推奨するサイト、それらを活用し、2023年の”一番星”を決める戦いを勝ち抜きましょう。

この記事でわかること

  • 今年は栄えある第10回!近年の優勝選手が大出世する世代限定競走
  • 確かに優勝候補が不在でも狙いたい選手がいる!小池修平、豊田健士郎、定松勇樹が注目なワケ
  • 今回の舞台はボートレース下関!海響ドリームナイターを攻略するためにどんな水面か知ろう

ヤングダービー2023(下関競艇PG1)の詳細情報

開催年(開催地) 優勝選手 所属支部
2018年(浜名湖) 関 浩哉 群馬
2019年(三国) 永井 彪也 東京
2020年(びわこ) 磯部 誠 愛知
2021年(徳山) 羽野 直也 福岡
2022年(多摩川) 近江 翔吾 香川

今回、ヤングダービーは記念となる第10回開催を迎えます。そこへ至るまでの第5回から第9回までの優勝選手は上記のとおり。すばらしいですね。2023年、この中から一気に2人もSGウィナーが誕生しました。しかも、いずれも平成生まれです。

新時代が到来した。このように形容していいでしょう。ベテランはさらなる技量を追い求めつつ、若手はそれを熱烈な攻めの姿勢と体力でもって追いかける。ボートレースの営み、ひいてはスポーツの営みは、このようにして繰り返されます。

ヤングダービーの出場資格は、大前提として9月1日時点で満年齢30歳未満であること。そのうえで、前年度優勝選手と当年度イースタンヤングおよび当年度ウエスタンヤングの優勝選手が優先。あとは純粋に勝率が上位の選手から出ることになります。

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

というわけで、ボートレース下関公式すら「確たる優勝候補は断言できない」と案内してしまう、今年のヤングダービーです。混戦は、すなわち誰にでも成り上がるチャンスがあり、節間を通じての波乱が起きやすいとも言えるでしょう。

  1. 近走好調で下関相性もヨシ!小池修平もまた最強大阪支部のメンバーである
  2. 今年5Vの年間キャリアハイ!豊田健士郎が世代統一戦で最高の一撃を魅せる
  3. 22歳にしてこの仕上がり!定松勇樹はプレミアムG1でも十分にいけるぞ

この3名。彼らが、2023年のヤングダービーの「台風の目」になると考えました。数字の面では予選通過ライン、あるいはさすがに高望みかという側面もありますが、「それでも注目したい理由」とあわせて解説していきます。

シリーズ展開予想①/近走好調で下関相性もヨシ!小池修平もまた最強大阪支部のメンバーである

シリーズ展開予想①/近走好調で下関相性もヨシ!小池修平もまた最強大阪支部のメンバーである

大阪支部の小池修平選手は、近走の実績がとても良いのが推しポイント。3節前の「アサヒビールカップ2023(江戸川競艇G3)」は2日目からの補充出走で、3日目の2走目に転覆失格があるものの、1着4回。2着2回、3着と4着が1回ずつ。すばらしい成績です。

2節前には「MB大賞 天下無双!群雄割拠浜名湖の陣 地区対抗戦(浜名湖競艇G2)」へ”出陣”。SGウィナーもいる開催は学びのシリーズとなりましたが、5日目と最終日に1着を獲る活躍を見せました。

そこからの前節「サッポロビールカップ withe BOATBoy(児島競艇一般)」。もはや一般戦では上位が当たり前とばかりに快走を続け、優勝戦1号艇をゲット。最後の最後で島川海輝選手の渾身のカドまくりに屈してしまいましたが、それでも2着準優勝を死守しています。

2021年はルーキーシリーズで5つの優勝。2022年はルーキーシリーズ1つを含む4つの優勝。それと比べたら、2023年9月時点で1つの優勝は物足りなく見えるかもしれませんが、そもそも優勝自体がすごいことですし、近走実績からわかるとおりにグレードレースへのあっせんが増えたのも理由のひとつです。

下関では4節走った経験があり、優出3回と優勝1回。優勝は昨年7月の「ヤクルト山陽杯(下関競艇一般)」。率で言えば、間違いなくすばらしい数字です。この好相性が今回も見せられれば、玄人衆を唸らせる大出世を勝ち取ることができるでしょう。

シリーズ展開予想②/今年5Vの年間キャリアハイ!豊田健士郎が世代統一戦で最高の一撃を魅せる

シリーズ展開予想②/今年5Vの年間キャリアハイ!豊田健士郎が世代統一戦で最高の一撃を魅せる

豊田健士郎選手は、三重支部に所属しています。見出しのとおり、今年の活躍が奮っているのがアピールポイント。2020年と並ぶキャリアハイ、年間5つの開催での優勝を勝ち取っています。このうちルーキーシリーズは1つだけで、ほか4つは条件不問の一般競走でした。

3節前には「MB大賞 天下無双!群雄割拠浜名湖の陣 地区対抗戦(浜名湖競艇G2)」に出ており、予選突破はならなかったものの、節間3勝を挙げています。最終日には6号艇6コースからの2着で、3連単2万舟の成立にも貢献しました。何しろこのレースでの1号艇は滋賀支部の丸野一樹選手でしたから、配当が跳ねるのも納得です。

2節前の「中京スポーツ納涼しぶき杯争奪戦(津競艇一般)」は惜しくも準優勝戦3着敗退でしたが、前節「中京スポーツ杯争奪 蒲郡ボートキング決定戦(蒲郡競艇一般)」では優勝戦2号艇を獲得。あと少し及ばぬ3着だったものの、優勝戦メンバーで最も若い存在として躍動しました。

下関での優勝経験はないものの、3節参戦して優出経験が1回あり。勝率は7.10とトップクラスの数字を残しています。こうした点を考えれば、「隠れた買い材料タイプ」として注目するだけの価値はある。そう言っていいのではないでしょうか。

シリーズ展開予想③/22歳にしてこの仕上がり!定松勇樹はプレミアムG1でも十分にいけるぞ

シリーズ展開予想③/22歳にしてこの仕上がり!定松勇樹はプレミアムG1でも十分にいけるぞ

定松勇樹選手は佐賀支部の所属であり、峰竜太選手の弟子の1人としても知られています。劇的な成長を遂げる22歳は、ルーキーシリーズでも経験の浅い年齢層でありながら、もはや頂点さえも狙えるパフォーマンスを発揮してくれています。

実際、あまりにすばらしいレースが続くので、当サイトの「唐津モーターボート大賞2023(唐津競艇G2)」を特集した記事でも、期待枠としてピックアップしました。しかしながら、本人が一番悔しいであろう「体調不良による前検不合格」により、G2競走の舞台で戦うことさえ叶いませんでした。

喜ばしいことに、定松勇樹選手の体調はしっかりと戻り、7月下旬には復帰が叶いました。それでも6月頭の開催から1ヶ月出走できなかったわけですから、本人にとっては忸怩たる思いが募る日々だったようです。

もっとも、そのうっぷんは最高の形で晴らされます。1ヶ月半ぶりの実戦となった「ルーキーシリーズ第12戦 スカパー!・JLC杯(唐津競艇一般)」で、オール2連対での完璧な優勝を果たしたのです。2着も2回だけ。地元唐津水面での初優勝という歓喜の瞬間でした。

いくらルーキーシリーズとはいえ、通算3度目のVとは思えないほどの圧勝劇です。一番の原動力となったのは、やはり唐津のなかでも当たりモーターである37号機を引いたこと。逆に言えば、そうした条件が整ったとき、定松選手は誰にも止められないほどの技量を身につけていることが証明されました。

さらに、下関水面には3節の参戦経験ながら、優出2回と優勝1回。3回の優勝のうち1回をこの下関で……というより、キャリア初優勝の歴史を刻んだのが、まさしく2022年9月の下関でした。

あれから1年。もしかしたら、さらなる快挙でもって、「新たな関門の英雄」になるかもしれません。相手は精強ですが、十分にがっぷり四つになれるだけの実力がある。定松勇樹選手の戦いは、それだけで今回のヤングダービーを追いかける理由になります。

ボートレース下関の水面特徴

ボートレース下関の水面特徴

2017年から海響ドリームナイターが開催されている、ボートレース下関。外部コンテンツとのさまざまなコラボなどを行い、柔軟な運営で人気を伸ばしているボートレース場です。当記事のまとめ項目まで読み進めていただくとわかるのですが、2023年9月現在は劇場版公開にあわせて『シティーハンター』とコラボ中。「新宿の種馬」ならぬ「下関の狩人」が出迎えてくれます。

そんなボートレース下関。公式が書いているとおり、「全国と比較してイン有利な水面にもかかわらず、平均配当が高い」という不思議な環境を持っています。その理由は、以下の2点から導かれるでしょう。

  1. ボートレース下関の水面はスタンダードな水面!中波乱が連続しやすい環境に注意
  2. コース別の傾向がハッキリ!下関水面では思考の盲点となる決着に気をつけよう

これらの要素を押さえつつ、「的確な情報を得る」「偏りすぎない思考で予想する」というのが、舟券を買う場合の勝利への道となるでしょう。

特徴①/ボートレース下関の水面はスタンダードな水面!中波乱が連続しやすい環境に注意

特徴①/ボートレース下関の水面はスタンダードな水面!中波乱が連続しやすい環境に注意

下関は、とても走りやすい水面です。コースが海上に作られているため、水質は海水。2017年までにナイター設備を増設する工事をした際、高性能なLED照明に加えて、堤防の工事も実施しました。これによって、周防灘からの潮の満ち引きによる影響が相当に低減され、走りやすさを担保するプール型水面として生まれ変わったのです。こうした要素が、1コース艇の1着率が高い条件をキープしていると言えるでしょう。

ただ、それでも完全に潮汐の影響が消えるわけではなく、うねりが出るほどのコンディションになることもあります。こうなると、外からのまくりが届かず、イン艇がより有利になるパターンが生まれます。

強い風が吹きやすいのも、「1コース1着でも配当面で荒れやすい理由」として挙げられるでしょう。特に、追い風でもなければ向かい風でもない、横風が吹くパターンが多いことによって、選手たちは他場とは違う対策を求められます。翻って考えれば、ファンが他場で成功した法則を持ち込むと、”痛い目”を見る可能性があるわけです。

特徴②/コース別の傾向がハッキリ!下関水面では思考の盲点となる決着に気をつけよう

特徴②/コース別の傾向がハッキリ!下関水面では思考の盲点となる決着に気をつけよう

とかく全国平均と比べても、1コースの1着率は高くなっています。最近3ヶ月で見ても”58.8%”ですし、昨年の冬季にいたっては”64.2%”もの高率を達成しました。実力がある選手ほどきっちり対応してきて、1着を逃さず取ってくることになります。

問題は、やはり2着3着でしょう。ここまで何度も述べたとおり、下関は1着が勝っても配当が中波乱になりやすい性質を秘めています。それは他場でレアな出目が出やすい、とも形容できるわけです。

ここ3ヶ月の数字は少し偏りがありますが、それでも2コースは全体的に3連対に結びつきやすい実績を残しています。一方で、「5コースの2着率と3着率がなかなか優秀」で、「6コースの2着率も全国的に見れば高いほう」に入るでしょう。

下関コースは、安定して走りやすいコンディションを備えています。一方、風の影響が出てくるとなると、「走りやすい外からの強襲が決まって、3着どころか2着まで来ちゃった」事案が生じやすいとも形容できます。

もっとも、こうした考えに固執しすぎると、今度は普通に2コース差しが1コースの懐を捉えることになるので、柔軟に頭をほぐしていきましょう。「誰もが考える展開から、少しズラしてみる」ことが、下関のおいしい舟券を取る秘訣です。当サイトや推奨サイトの情報も活用すれば、”狙い目”はより見えやすくなるかもしれません。

ヤングダービー2023(下関競艇PG1)のまとめ

ヤングダービー2023(下関競艇PG1)のまとめ

ヤングダービーとは、”夢”であり、”希望”です。ここには”未来”が詰まっています。若手の登竜門であるとともに、このタイトルそのものがボートレース界屈指の栄誉です。それはプレミアムG1という格付けからも明らかでしょう。

老いも若きも同じ土俵で戦えるボートレースだからこそ、同じ世代に負けるわけにはいきません。敗北し続ける者は、水面にいられない。それが絶対的なルールです。勝利だけが、自分にも、大切な誰かにも、夢を届け続ける権利を与えてくれます。

果たして、今年のヤングダービーで夢を掴み、夢を届け、夢を膨らませていくのは誰か。この6日間を予想し、ここから数年間を思い浮かべることは、本当に楽しい時間になるでしょう。2023年は、「海響ドリームナイター」がそんな良い夢を映し出す場となってくれます。

ボートレース下関のアクセス

住所 山口県下関市長府松小田東町1-1 下関ボートレース場(BOAT RACE下関)
電話番号 083-246-1161

本州最西端のボートレース場、それがボートレース下関です。2017年の大規模なナイター設備工事以後は、完全にナイター開催専門の運営へと切り替わりました。まさしく令和のエンタメ事情に配慮した、大胆な方針設定と言えるでしょう。

電車・臨時無料バスでのアクセス

電車・臨時無料バスでのアクセス

ボートレース下関の最寄り駅は、JR山陽本線「長府駅」です。長府駅から本場までは、徒歩にして約3分という好立地であり、公共交通機関でのアクセスが非常に容易と言えるでしょう。新幹線を利用して訪れる場合、新下関駅あるいは厚狭駅で山陽本線の在来線に乗り換え、長府駅へ移動することが推奨されています。

JR片道無料交通サービスなどの補助制度も存在しているため、条件に合致するようであれば利用を検討しましょう。同サービスの場合、JR長府駅、JR下関駅、JR新下関駅で「ボートレース場行き」を申告して当日の乗車証明を受け取り、ボートレース下関中央スタンド1階「片道交通サービス窓口」へ持参するという流れになります。

無料送迎バスなどは運行していませんが、今回のヤングダービーに限って臨時無料バスの運行が予定されています。基本的には長府駅の利用が望ましいものの、場合によってはこうしたルートも考慮に値しそうです。

自動車でのアクセス

自動車でのアクセス

ボートレース下関の最寄りインターチェンジは、中国自動車道の「下関IC」および「小月IC」です。どちらも下りてから約20分ほどの距離となります。

ボートレース下関には、約1,300台が利用可能な無料駐車場が併設されています。その他、関門国道トンネル・高速道路片道無料交通サービス、関門汽船片道無料交通サービスなど需要に応じた補助制度を用意しているため、状況に応じて利用を検討しましょう。