東海地区選手権2022(常滑競艇G1)を展望予想!
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東海地区選手権2022(常滑競艇G1)を展望予想!

UPDATE:2022.01.28
ボートレース情報

東海地区選手権2022(常滑競艇G1)が、2022年2月11日(金・祝)から2月16日(水)までの日程で開催されます。今年の開催地は、愛知県常滑市にあるボートレース常滑です。

地区選は、まさしく天下獲りへの王道です。この道を堂々と歩むのは、いったい誰になるのでしょうか。

当記事では、今年の東海地区選手権における注目点を明快にまとめ、さらに冬の常滑水面における予想のポイントをピックアップし、ファンとして舟券で勝ち抜く力になる情報をお届けします。

この記事でわかること

  • 今年の東海地区選手権を読み解く知識がつく
  • 東海地区選手権のシリーズリーダー候補が見える
  • 冬の常滑水面の特徴を掴んで舟券予想に活かせる
  • 今節の目玉であるドリーム戦メンバーを確認できる

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東海地区選手権2022(常滑競艇G1)の詳細情報

東海地区選手権2022(常滑競艇G1)の詳細情報

東海地区選手権もまた、ほかの地区選に負けず劣らず、多くの名勝負を生んできました。近年では2020年の優勝戦が、実況アナウンサーを唸らせる美技の舞台となりました。

ボートレース蒲郡での開催となったこの年、1号艇1コースの菊地孝平選手が断然の人気を集めました。スタートセンスが天下一品、しかも前年の優勝者で連覇のかかる菊地選手が、仕上がったエンジンでのイン戦。納得の高評価でしょう。

しかし、超一流同士での戦いは、決して安寧ある鉄板決着を約束するものではありませんでした。2号艇2コース、地元愛知の池田浩二選手の差しが、スキのないターンだったはずの菊地孝平選手の懐を捉えます。

「2号艇池田浩二、ミラクルターン!」
「1マークは、これぞ池田浩二のミラクル旋回!」

まさにこの文言通りの、ブイ際すれすれのクリティカルヒット。SGタイトルホルダー2人の劇的な争いは、池田浩二選手の逆転優勝という結末をもたらしたのです。

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

後ほど近年の優勝者を特集する項目でも触れますが、東海地区選手権はすでにSGを勝っているような実績ある選手が強い傾向にあります。

昨年の松尾拓選手のような、他地区ではよくある「地区選が初G1勝利」という現象は、近年の東海地区選手権ではむしろレアケースといえるでしょう。

  1. 地元愛知の池田浩二と平本真之が中心
  2. 静岡の板橋侑我、三重の松尾拓が若手の注目株
  3. 8号機は間違いなくエースモーターだ

よって、基本的にはSG優勝経験者が中心、伏兵として伸び盛りの若手、その運命を左右するエースモーターという観点から、シリーズの展開予想は組み立てられます。

シリーズ展開予想①/地元愛知の池田浩二と平本真之が中心

池田浩二選手と平本真之選手。地元愛知支部に所属する2人にして、全国レベルでもトップクラス。であればこそ、今回の東海地区選手権でも優勝候補になるのは間違いありません。

池田浩二選手は、先の項目で示したとおりに2020年の覇者であるほか、2009年にも優勝を手にしています。一方、平本真之選手は2015年に東海地区選手権を制覇。今回は、地元でV2を狙う戦いです。

無論、2人の常滑適性は抜群です。池田浩二選手は60回の優出と25回の優勝、平本真之選手は38回の優出と10回の優勝。「勝ち方」を知っている水面が、彼らに勝利の幸運を届けるでしょう。

シリーズ展開予想②/静岡の板橋侑我、三重の松尾拓が若手の注目株

トップ層が超強力な東海地区選手権ですが、昨年は松尾拓選手が優勝し、初のG1タイトルの誉れを勝ち取りました。ならば、再びこのディフェンディングチャンピオンが躍動するかもしれません。

また、板橋侑我選手にも楽しみがあります。昨年11月、浜名湖賞2021(浜名湖競艇G1)を制し、G1タイトルホルダーの仲間入りを果たしました。1996年6月3日生まれの25歳。とてつもない可能性を秘めたグレートな若手です。

もしかしたら、東海地区選手権の潮流が変わる時が来ているのかもしれない。その見込みの先に、板橋選手や松尾選手が栄光に輝く未来が待っているかもしれません。

シリーズ展開予想③/8号機は間違いなくエースモーターだ

2022年1月下旬時点で、まだ4節しか使われていないエンジンですが、8号機の出力は図抜けています。勝率は7.52、2連対率は64.5%で、2回の優出も達成しています。優勝はありませんが、優勝戦2着の準Vまでは導きました。

誰が乗っても出足、伸び足、いずれも快調。8号機は紛れもなく、今期常滑のエースモーターだと断言できます。どんなタイプのレーサーが当選しても、その走りに大いなる活力を与えてくれるでしょう。

ボートレース常滑の水面の特徴

ボートレース常滑の水面の特徴

ボートレース常滑がある愛知県常滑市は、日本最大級の招き猫の生産地です。そういう縁があって、マスコットキャラクターのトコタンは招き猫をモチーフにしていますし、本場内や常滑市内には複数の巨大招き猫が設置されています。

そんな常滑において舟券の勝利を招くため、水面の特徴を把握することをおすすめします。知らなくても当たるかもしれませんが、知っていれば再現性のある的中が獲得できようものです。

  1. 海コースなのに潮の干満の影響が小さい
  2. 東海地区で最もインが強くて安定
  3. 注意!冬の常滑には魔物が潜む

「常滑は海なのにそんな特徴が?」というポイントがあります。また、「冬の常滑」もトピックのひとつです。それぞれ解説していきましょう。

さらに、当サイトで公開している、ボートレース常滑の特集記事もご覧ください。常滑に愛着が湧くのみならず、舟券予想のロジックの強化へとつながります。

特徴①/海コースなのに潮の干満の影響が小さい

ボートレース常滑は、競走水面が海につくられたタイプのコースです。水質も当然に海水なのですが、海面コースには付き物の潮の満ち引きについて、常滑ではあまり極端な影響が表れません。

これは、コースに水門が設けられており、前検日の干潮のときを基準として締め切ることから、競走水面は一定の静穏が保たれるためです。

さらに、コースも1マークホーム側を除いては広めに作られていて、水面はより穏やかさを維持しやすいコンディション下にあります。

特徴②/東海地区で最もインが強くて安定

全体的なコースの形状と穏やかさから、常滑水面は東海地区で最もインが強いという統計が出ています。

特に、夏ともなれば1着率が60%を超える年もあり、「東海地区の本命党なら常滑で勝負すべき」とおすすめできる環境が整っています。

特徴③/注意!冬の常滑には魔物が潜む

ただし、基本的には安定している常滑水面も、冬のときだけは気をつけたほうがいいでしょう。つまり、今回の東海地区選手権も該当する話です。

ほかのボートレース場の多くがそうであるように、常滑もまた冬には北西からの季節風が吹きます。なまじ風が強くなりにくい常滑だけに、程よい季節風はインの優位をおびやかし、ほかの艇が付け入るスキを生みます。

あまりにも風が強くて安定板を装着するまでになると、一周まわってインのほうが有利となります。これもボートレースのセオリーで、安定板が必要なほどに風が強すぎる場合、強気の勝負は転覆の恐れがあり、ハイリスクなターンがしづらいからです。

なお、冬の常滑の魔物は1コースの安定を奪い、2コース・3コース・4コースの1着率を引き上げますが、5コースと6コースに関しては例外です。これらのアウト艇は、センター艇が強化される分、勝ち切ることが困難になります。6コースにいたっては、1着率が1%未満にまで減少します。

東海地区選手権の歴代優勝者の分析

開催年 優勝選手
2011年 赤岩 善生
2013年 井口 佳典
2014年 柳沢 一
2015年 平本 真之
2016年 仲口 博崇
2017年 井口 佳典
2018年 徳増 秀樹
2019年 菊地 孝平
2020年 池田 浩二
2021年 松尾 拓

先の項目でも触れましたが、とかく実績ある選手が強いのが東海地区選手権です。そこにようやく楔を打ち込んだのが、昨年の松尾拓選手でした。

この若手活躍の流れが続くのか、それとも何度も制している強豪が勝ち上がる流れへ戻るのか。マクロな視点での予想も楽しめるのが、東海地区選手権の魅力のひとつといえます。

天下分け目!初日と2日目のWドリーム戦

天下分け目!初日と2日目のWドリーム戦

2022年の東海地区選手権は、初日と2日目の最終競走、第12Rにダブルでドリーム戦が組まれています。

愛知、静岡、三重。東海3支部が誇る人気も実力も折り紙つきのトップレーサーが、それぞれのプライドをかけて激突します。

2022年2月11日(金・祝)[初日]第12R

2022年2月11日(金・祝)[初日]第12R

艇番 登録番号 所属支部 選手氏名
1号艇 3941 愛知 池田 浩二
2号艇 3744 静岡 徳増 秀樹
3号艇 4074 愛知 柳沢 一
4号艇 3960 静岡 菊地 孝平
5号艇 4344 三重 新田 雄史
6号艇 4586 愛知 磯部 誠

以上が、初日のドリーム戦のメンバーです。地元愛知のファンの願いを背負い、池田浩二選手が1号艇から戦いに挑みます。

不気味な存在なのは、4号艇の菊地孝平選手でしょう。スタートセンスの鬼とも言える菊地選手は、4コースの3連対率が1コースに次いで高くなっています。また、1着率もかなりのもので、4カドまくりの波乱演出の目も考えたくなります。

2022年2月12日(土)[2日目]第12R

2022年2月12日(土)[2日目]第12R

艇番 登録番号 所属支部 選手氏名
1号艇 4337 愛知 平本 真之
2号艇 3959 静岡 坪井 康晴
3号艇 3946 愛知 赤岩 善生
4号艇 4024 三重 井口 佳典
5号艇 4524 静岡 深谷 知博
6号艇 4604 愛知 岩瀬 裕亮

以上が、2日目のドリーム戦のメンバーです。こちらも地元愛知の平本真之選手が1号艇。盤石の走りで、豪華メンバーの中で勝利の凱歌をあげられるでしょうか。

すんなり艇番どおりのコースに入るならば、2号艇の坪井康晴選手には注意しなければなりません。2コースから勝てる鋭さのターンをグレードレースでも放てる、それが坪井選手の強さです。

意外なところでは、6号艇の岩瀬裕亮選手に怖さがあります。冬の常滑の6コースは厳しい条件ですが、岩瀬選手はアウト艇での立ち回りがとても上手いのが魅力です。このメンバーでも舟券対象になり、好配当を生み出すかもしれません。

東海地区選手権2022(常滑競艇G1)のまとめ

東海地区選手権2022(常滑競艇G1)のまとめ

歴史的に、多くの英雄が生まれた東海地方。ボートレース界においても、その伝統は受け継がれているのかもしれません。

巨大な志を持った俊英が、東海最強の名をかけて火花を散らします。勝者には、3月のボートレースクラシック2022(大村競艇SG)へ向かう権利が与えられるこのシリーズ。常滑という穏やかな水面の性格を折り込みつつ、良質な理論で的中を成し遂げることが求められます。


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[※現地観戦希望者向け]ボートレース常滑(常滑競艇場)のアクセス

[※現地観戦希望者向け]ボートレース常滑(常滑競艇場)のアクセス

住所 愛知県常滑市新開町4-111
電話番号 0569-35-5211

愛知県常滑市にあるボートレース常滑が、今年の東海地区選手権の舞台です。マスコットキャラクターの「トコタン」は非常にキュートなデザインで、この常滑競艇場(常滑ボートレース場)から常滑市全体の公式マスコットキャラに出世した経緯があります。

2021年11月には「地域との共生」をテーマとした新スタンドがオープンし、より親しみやすいアミューズメント施設になりました。

とはいえ、2022年1月下旬現在、なおも新型コロナウイルスが猛威を振るっています。なるべく混雑と人流が抑制される必要があり、日本全国に「まん延防止等重点措置」が発出されている状況です。

  • 飲食物類の持ち込みは、全面的に禁止です。
  • アルコール類の持ち込みも不可であり、本場内での販売および提供も休止しています。
  • 入場時および本場内では、マスク着用が義務づけられています。
  • 着用するマスクは、顔に密着するマスクでなければなりません。
  • 場内混雑時には、入場規制が実施されます。
  • 検温を実施し、体温が37.5度以上あった場合は入場できません。

参考記事:愛知県に係るまん延防止等重点措置の適用に伴う営業について – ボートレース常滑

したがって、ボートレース常滑も上記を要点とした感染拡大防止策の徹底をアナウンスしました。引き続き、我慢の時期が続くことになるでしょう。

また、現時点では東海地区選手権も含めて、ボートレース常滑は有観客開催の方針を維持していますが、情勢は流動的です。当地での観戦をお考えの方は、常にボートレース常滑公式ウェブサイトにて、最新の情報を確認するようにしてください。

電車でのアクセス

電車でのアクセス

ボートレース常滑は、電車でのアクセスが比較的良好な位置にあります。最寄り駅は名鉄空港線の「常滑駅」で、同駅から本場まではおよそ徒歩10分です。

常滑駅までの移動時間は、名鉄名古屋駅から特急で約30分(急行なら約40分)、中部国際空港駅からは約5分です。中部国際空港、いわゆるセントレアからは非常にアクセスしやすい立地であることがわかります。

自動車でのアクセス

自動車でのアクセス

ボートレース常滑には、約2,000台が収容可能な無料駐車場が近接しています。約1,300台収容の南駐車場、加えて約700台収容の西駐車場と、常滑は大型駐車場を備えているのが特徴的といえるでしょう。

ボートレース常滑の最寄りインターチェンジは、セントレアライン・知多横断道路の「常滑IC」です。下りてすぐに「常滑インター入口」交差点があるので、そこを右折して約5分で本場に到着します。


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