東海地区選手権2021(津競艇G1)が、各地の地区選で最も早く始まります。地区選とはG1競走でありながら、若手や新勢力の台頭が望めるレースです。ボートレース(競艇)ファンとしては、決して見逃せません。
また、施行時期が早いことから、当年の調子を測るうえでも重要な開催といえるでしょう。それに、同じ地区のライバルたちと走るわけですから、火花がいっそう激しく散ること請け合いです。
本記事では、東海地区選手権2021(津競艇G1)を楽しみ、また鋭く予想するにあたって重要な情報を満載してお届けします。濃厚な6日間の舟券を勝利で彩り、津競艇に稼げる結果をイメージとして残すためにも、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
東海地区選手権2021(津競艇G1)の詳細情報
https://youtu.be/TFbvEyYHaOw
東海地区選手権2020(蒲郡競艇G1)の優勝戦は、1号艇にスタート巧者で知られる静岡の菊地孝平選手が入り、「これは決まったか」という空気で迎えました。何しろ菊地選手は前年の東海地区選手権2019(浜名湖競艇G1)も制しており、連覇濃厚な気配だったわけです。
しかし、2年連続の静岡ワンツーの夢を打ち砕く存在が現れます。2号艇の2コース進入、地元愛知の池田浩二選手です。トップスタートの菊地孝平選手に対し、まさかまさかの神ターンで対抗。見事に差しを突き刺し、菊池選手の連覇の夢を打ち砕きました。
41歳、同い年の対決は、まさしく卓抜した技量の伯仲する激戦だったといえるでしょう。4号艇4コース、29歳の磯部誠選手も期待されていましたが、ここはベテランの手腕に屈した形です。
東海地区選手権2020(蒲郡競艇G1)の決着は2-1-6、3連単は28番人気で13,240円の万舟券でした。それだけ菊地選手のアタマが相当に人気していたということですね。
今年の東海地区選手権2021(津競艇G1)、地元勢になるのは三重支部の選手たちですが、地元Vを死守できるかどうかに注目が集まります。
東海地区選手権2021(津競艇G1)の開催期間
2021年2月6日(土)~2月11日(祝)
東海地区選手権2021(津競艇G1)の出場選手
東海地区選手権2021(津競艇G1)にあっせんの入っている選手の情報です。お気に入りの選手が出ているかどうか、登録番号での検索を行いましょう。Ctrl+Fはどのような場面でも欠かせない手段です。
惚れ込む選手というものは、どんなときでもボートレースライフを豊かにしてくれます。これは、ボートレースが「競艇」の名前ひとつだった時代から変わりません。ひいきと呼ばれていたものは「推し」へと変わりましたが、そのベクトルが変わらないようなものです。
ベテランから若手までそろいましたが、地区選はやはりニューヒーローあるいはニューヒロインの誕生に胸が高鳴ります。ビッグタイトルのチャンスとしての地区選という観点からも、ぜひこのリストを読み解いてみてください。
級別 | 登録番号 | 選手名 |
A1 | 3022 | 西山 昇一 |
A1 | 3331 | 新美 恵一 |
A1 | 3362 | 間嶋 仁志 |
A1 | 3502 | 渡邉 英児 |
A1 | 3554 | 仲口 博崇 |
A1 | 3621 | 天野 晶夫 |
A1 | 3713 | 伊藤 誠二 |
A1 | 3744 | 徳増 秀樹 |
A1 | 3813 | 佐藤 大介 |
A1 | 3909 | 佐々木 康幸 |
A1 | 3932 | 池田 浩美 |
A1 | 3941 | 池田 浩二 |
A1 | 3946 | 赤岩 善生 |
A1 | 3959 | 坪井 康晴 |
A1 | 3960 | 菊地 孝平 |
A1 | 3984 | 坂口 周 |
A1 | 3999 | 大瀧 明日香 |
A1 | 4033 | 伊藤 将吉 |
A1 | 4049 | 荒川 健太 |
A1 | 4067 | 永井 源 |
A1 | 4074 | 柳沢 一 |
A1 | 4080 | 山崎 哲司 |
A1 | 4084 | 杉山 正樹 |
A1 | 4118 | 宇佐見 淳 |
A1 | 4123 | 細川 裕子 |
A1 | 4131 | 原 豊土 |
A1 | 4190 | 長嶋 万記 |
A1 | 4207 | 松下 一也 |
A1 | 4216 | 星 栄爾 |
A1 | 4161 | 岡 祐臣 |
A1 | 4169 | 杉山 裕也 |
A1 | 4276 | 鈴木 勝博 |
A1 | 4308 | 河村 了 |
A1 | 4337 | 平本 真之 |
A1 | 4342 | 谷野 錬志 |
A1 | 4344 | 新田 雄史 |
A1 | 4466 | 南 佑典 |
A1 | 4492 | 本多 宏和 |
A1 | 4494 | 河合 佑樹 |
A1 | 4579 | 中嶋 健一郎 |
A1 | 4586 | 磯部 誠 |
A1 | 4589 | 塩崎 桐加 |
A1 | 4604 | 岩瀬 裕亮 |
A1 | 4754 | 松尾 充 |
A1 | 4786 | 佐藤 博亮 |
A1 | 4804 | 高田 ひかる |
A1 | 4808 | 松尾 拓 |
A1 | 4850 | 野中 一平 |
A1 | 4856 | 豊田 健士郎 |
A1 | 4914 | 吉田 裕平 |
A1 | 4960 | 黒野 元基 |
A1 | 4983 | 前田 篤哉 |
東海地区選手権2021(津競艇G1)のアクセス
東海地区選手権2021(津競艇G1)は、三重県津市にあるボートレース津(津競艇場)で開催されます。2021年1月29日現在は有観客開催が続いていますが、新型コロナウイルスの感染拡大が続いているため、状況の変化も考えられる点にご留意ください。
来場される際には最新の情報を確かめ、この恐ろしい伝染病にかからないようにしっかりと予防をしていくことが推奨されます。
住所・電話番号・問い合わせフォームURL
住所 | 三重県津市藤方637番地 |
電話番号 | 059-224-5105 |
問い合わせフォーム | ボートレース津お問い合わせフォーム |
電車&無料バスでのアクセス
ボートレース津(津競艇場)の最寄り駅は、JRおよび近鉄の津駅、および近鉄の津新町駅になります。大阪からも名古屋からもアクセスしやすいため、公共交通機関での移動がメインの方にも優しいといえるでしょう。
津駅、ならびに津新町駅からは無料送迎を行うサービスバスが運行しています。ただし、こちらも新型コロナウイルス対策のため、運行状況が不安定になっており、事前に最新の情報を確認したほうが確実です。
バスは往路が津駅から5本、津新町駅から4本出ています。復路はいずれも3本ずつです。時刻表は以下をご参照ください。
【津駅前】
往路 | 9:20 9:40 10:40 11:40 12:00 |
復路 | 13:30 14:30 第12R終了後 |
【津新町駅前】
往路 | 9:30 10:45 11:45 12:00 |
復路 | 13:30 14:30 第12R終了後 |
自動車でのアクセス
ボートレース津(津競艇場)まで自動車で移動する場合、伊勢自動車道の津ICおよび久居ICが最寄りとなります。各インターチェンジからは、降りて約20分ほどの距離です。ボートレース津の周辺には約2,400台分の無料駐車場が用意されていますので、ご活用ください。
東海地区選手権2021(津競艇G1)のレース展望
東海地区選手権2021(津競艇G1)について、公式特設サイトに明快なレース展望が公開されていました。地区限定の戦いということで、地元発の参考にしたい情報が含まれているため、引用して内容を精査しましょう。
4年ぶりの当地開催となるG1東海地区選手権。今年の正月戦で完全優勝を果たした絶対的エース・井口佳典をF休みで欠く地元三重支部の大将格は、正月戦準Vの新田雄史(三重)だ。昨年はグランプリを含むSG3優出と年間を通して全国で活躍。長年の目標である地元G1制覇をここで果たし、昨年以上の活躍を目指す。
昨秋の当地周年で優出した坂口周(三重)、各地のG1で奮闘する松尾拓(三重)、さらに当地開催の地区選で優出実績を持つ間嶋仁志(三重)、荒川健太(三重)も自信の水面で気合十分。
SG覇者が上位に並ぶ近隣勢のなかでも、この地区選を含むG1で2優勝と出色の水面実績を誇るのが坪井康晴(静岡)で、同じく当地で地区選を制した池田浩二(愛知)も脅威。
近年は常にトップ戦線で活躍する菊地孝平(静岡)や、念願のSG覇者となった徳増秀樹(静岡)も当地でのG1優出は数多い。当地前回地区選で優出した赤岩善生(愛知)や、当地は通算V5の柳沢一(愛知)、昨年グランプリ優出を果たした平本真之(愛知)も優勝候補の一角。 G1制覇後も活発な磯部誠(愛知)や、水面攻略に自信を持つ河合佑樹(静岡)、岩瀬裕亮(愛知)も侮れない。女子では地元の塩崎桐加(三重)と高田ひかる(三重)、地区選では準優3着の実績を残す細川裕子(愛知)の走りが楽しみ。
三重勢へのフォーカスが強いものの、実績としてはSG覇者を要する近隣各支部のほうが強いといえるでしょう。とりわけ池田浩二選手、菊地孝平選手といった過去2年の覇者たちは強烈なインパクトをもって、東海地区選手権2021(津競艇G1)も駆け抜けるでしょう。
また、若手では愛知の2人、柳沢一選手と岩瀬裕亮選手が躍動しています。ベテランではインの絶対的な強さとセンターからの一撃を持つ徳増秀樹選手が極めて脅威。
さらに、上記にもあるとおりに、グランプリ優出の誉れを掲げる愛知の平本真之選手は、むしろ準優勝戦や優勝戦に来ないほうがおかしいとさえ考えてしまいます。あとは運命を分けるモーター抽選に注目し、総合力を冷静に判断していきましょう。
東海地区選手権2021(津競艇G1)が行われるボートレース津の特徴
「津はインが強い。だけど……」
このように言いよどんでしまうのが、ボートレース津(津競艇場)が抱える水面の面白いところです。基本的には、インが強いのは間違いありません。1マークのホーム側の幅は全国24場でも2番目の広さを誇るため、マイシロが充分に取りやすいメリットがあります。
水質としては淡水なものの、海が近いために純粋な淡水とはいえません。
何より、津競艇場が伊勢湾近くに存在しているという立地について、脳内に叩き込んでおいたほうがいいでしょう。湾が近いということは、すなわち「えげつない風の変化がある」ということと同義です。
太平洋から吹く南風は、しばしば津の水面を揺らします。しかし、何より恐ろしいのはこの逆、ホームが向かい風になる「鈴鹿おろし」が鈴鹿山脈から激しく吹き降ろしてきたときに起こります。
水面コンディションの急激な悪化により、東海地区で最もイージーな水面は、全国でも屈指の荒れ水面へと変身するといっていいでしょう。恐竜マスコットのツッキーの怒りが形になったようだ、などという競艇ファンも存在するくらいです。
この鈴鹿おろしが吹く冬場は、とりわけ外枠艇が穴目として舟券を賑わせます。5号艇6号艇の活躍には特にご注意ください。
また、本サイトにはボートレース津(津競艇場)の特徴について特集した記事が別個に用意されています。あわせてご覧いただき、東海地区選手権2021(津競艇G1)を乗りこなす武器としましょう。
東海地区選手権2021(津競艇G1)のドリーム戦有力選手
東海地区選手権2021(津競艇G1)から舟券的な勝ちをもぎ取る結果に収めるためには、どんな状況でも安定して勝てる選手に注目するべきです。そうした選手が、初日と2日目のダブルドリーム戦に登場することは、想像に難くありません。
今節は、各レースの1号艇と2号艇が特に期待の星として輝いています。モーター抽選にもよりますが、これら4人は事前に注目しておいて損はないでしょう。
ツッキーDR戦の1号艇(新田雄史)と2号艇(平本真之)
地元の三重支部に所属する選手の中でも、特に期待を集めるのが初日12RツッキーDR戦の1号艇に配置された新田雄史選手でしょう。
過去3節の成績は、「伊勢新聞社新春レース(津競艇一般)」で優勝戦2着の準V、「尼崎センプルカップ2021(尼崎競艇G1)」で予選落ちも1着2回、「全日本王者決定戦2021(唐津競艇G1)」で準優勝戦に進むも悔しい3着敗退、といった内容です。
優勝こそ逃しているものの、高いレベルで戦えている状態だと断言できるでしょう。特に、全日本王者決定戦2021(唐津競艇G1)では準優勝戦の3着で44,070円の4万舟を演出しました。古賀繁輝選手と松井繁選手に先着されたものの、本当にわずかな差でした。
であれば、東海地区選手権2021(津競艇G1)においては準優勝戦への進出、さらには優勝戦への勝ち上がりが期待されます。地元の星にして、ドリーム戦の1号艇ですから、成し遂げなければならないでしょう。
ただ、そんな地元の期待を打ち砕くかもしれない存在が、すぐ横の2号艇です。愛知の平本真之選手は、ボートレースグランプリ2020(平和島競艇SG)でグランプリ優勝戦まで進出しました。
肝心のボートレースグランプリ2020(平和島競艇SG)のグランプリ優勝戦、1億円をかけた戦いは、6号艇の「王者」松井繁選手が前付けを行い、4コースを奪取しました。これにより、平本真之選手は5号艇6コースとなります。まさしく一撃見込みの勝負駆けです。
しかし、6艇すべてがコンマ0台のスタートで、とりわけ優勝した1号艇1コースの峰竜太選手はコンマ01の超抜スタートでした。アンストッパブルな賞金王への道は、誰にも止められなかったといえます。
平本真之選手も健闘しますが、4着に入るのが精一杯でした。不利な状況からよくぞここまでといえるものの、悔しかったことでしょう。
再びグランプリの舞台へ進むために、地区選からの一撃を見込みます。年明けの江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)では予選落ちでしたが、地元のある地区では容易に負けられないでしょう。
ツックンDR戦の1号艇(菊地孝平)と2号艇(池田浩二)
2日目のツックンDR戦は、非常に興味深い組み合わせとなりました。なんと東海地区選手権2020(蒲郡競艇G1)の優勝戦と同じ1号艇および2号艇、41歳のトップレーサー2人が配置されています。
番組編成を担当した方による、限りなくエキサイティングな計らいといえるでしょう。ただし、予想する側にとってはえげつないくらいに頭を悩ませるシチュエーションにほかなりません。
というわけで、東海地区選手権2019(浜名湖競艇G1)を制した菊地孝平選手が1号艇、東海地区選手権2020(蒲郡競艇G1)を制した池田浩二選手が2号艇という、ドリーム戦にふさわしい夢の対決カードとなりました。
困ったことに、3号艇にはセンター発進で強い徳増秀樹選手、4号艇にはベテランながら勝ち味たっぷりの赤岩善生選手が入り、ファンとしてはどうしたものかといったところでしょう。
それでも、菊地孝平選手のスタートテクニックはずば抜けており、それこそが菊地選手をトップレーサーたらしめています。ここもインから最高のスタートを決めるはず。打ち倒すのは困難です。
ただ、その困難を東海地区選手権2020(蒲郡競艇G1)で成し遂げたのが、2号艇の池田浩二選手でした。実況も驚く神ターンが今回も炸裂した場合、2020年の優勝戦と同じ展開が再びということにもなりかねません。
えげつないことに、前節の全日本王者決定戦2021(唐津競艇G1)では見事に優勝をもぎ取り、2021年のランキング戦線において、いきなりドカンと賞金を積み増しました。それも5号艇6コースからのまくり差しです。
ここでもレースを動かしたのは6号艇に入った王者、松井繁選手の前付けでした。4号艇の安達裕樹選手が抵抗して3コースに行ったぶん、3号艇の古賀繁輝選手が5コース、そして5号艇の池田浩二選手が6コースに入ります。
運命の優勝戦、抜群のスタートを決めたのは3号艇の古賀繁輝選手で、続いて1号艇の丸野一樹選手と5号艇の池田浩二選手が続きました。
見ていた方の多くは、おそらく悲鳴をあげたくなる展開になったでしょう。前付けした安達裕樹選手と松井繁選手はスタートで後手となり、壁が消える形になりました。この劇的な展開を制したのが、6コースからズバリの池田浩二選手でした。
「たとえ外のコースからでも稲妻のようにやってきます」の実況紹介どおり、稲妻のようなまくり差しが鮮やかに決まりました。観客席からの歓声とも悲鳴ともつかぬ声が入ったのも当然でしょう。
池田浩二選手の調子は抜群です。モーター抽選が重要ではありますが、この調子の良さは、ドリーム戦で特集した4名の中でも、意識して注目したほうがいいでしょう。
東海地区選手権2021(津競艇G1)で結果を残す予想のコツ
先の項目であげたポイントが、まずもって重要になります。すなわち、ボートレース津(津競艇場)の特徴から導き出される傾向です。
- インは強い傾向にある。
- ただし、「鈴鹿おろし」が吹く冬場は外枠台頭がある。
- 池田浩二選手は前節でG1優勝を果たし、さらにタイトルを重ねに来る。
津はホーム水面の広さが何かと取り沙汰されますが、「風の影響が強い水面」という要素が時折忘れられます。つまり、高配当は気候が運んでくるパターンが多い競艇場であるともいえるでしょう。
そのうえで、これが「地区選」という、G1の中では特別な位置づけの競走である点に注目しましょう。ボートレース津公式が上記の画像で触れているとおり、地区選は「ほかのG1に比べて賞金が安い」「出場地区が限定されているため、G1初優勝の機会になりやすい」という特徴を秘めています。
基本的に、他地区からあっせんが入りにくい伸び盛りの若手選手は、地元や近県の競艇場からの誘いが多くなるものです。したがって、自然と地元や準地元水面に慣れていくのが通例で、しかも最新の情報を手にしているパターンが多くなります。
こうした裏側もあって、地区選でのG1初勝利は多くなります。賞金が安めとはいえG1なので、スタート事故などのペナルティはかなり重くなるため、ベテラン勢が無理を避ける傾向も見られるからです。
ただ、操縦がうまい、整備がうまい、といったボートレーサーとしての地力でもって、ベテランが若手を圧倒するケースも充分にあります。
東海地区選手権競走の過去5年の優勝選手の年齢を見れば、5年前の当時のものから、43歳、39歳、43歳、40歳、41歳です。どこが若手の強い地区選だという話ではないでしょうか。一流レーサーたちとて、簡単にG1タイトルを金星献上するつもりはないわけです。
一方、そんな壁を打ち破ったのが、東海地区選手権2015(浜名湖競艇G1)で優勝した平本真之選手、当時30歳でした。若い力の取捨選択が、G1競走の中でも特に地区選においては重要になります。
東海地区選手権2021(津競艇G1)のまとめ
東海地区選手権2021(津競艇G1)において、レースを充分に楽しむ舟券ゲットの道筋は、「若さ(ベテラン)の取捨」「外枠の取捨」の2つに集約されるかもしれません。それらのバランスを程よく整えられたとき、舟券の的中という結果がもたらされます。
そういう意味で、地元の注目選手にして期待を背負う大将として名前を挙げた新田雄史選手は、35歳で外枠外コース成績も安定という理想的な材料を備えています。さらに、1コース進入におけるスタート勘は冴えており、集計期間内の3連対率は96.3%です。
新田雄史選手ら地元の三重勢、池田浩二選手らの愛知勢、菊地孝平選手らの静岡勢という東海三国志という観点から、東海地区選手権2021(津競艇G1)をどっぷり楽しみましょう。
そうして紡がれる歴史がどうなるか、「当たる舟券」を予想したうえで見届けられれば、最高の快感なのは間違いありません。