【2024年開幕】「BBCトーナメント2024(大村競艇PG1)」でも石野貴之が快走か!4日間の短期決戦を完全予想!
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【2024年開幕】「BBCトーナメント2024(大村競艇PG1)」でも石野貴之が快走か!4日間の短期決戦を完全予想!

UPDATE:2024.01.19
ボートレース情報

競艇の時代になくて、ボートレースの時代にあるもの。いくつか考えられる答えがありますが、そのうちのひとつが「BBCトーナメント」でしょう。2019年に始まったこのプレミアムG1競走も、2024年に第5回を迎えます。

今回の開催地は、「競艇発祥の地」であるボートレース大村。BBCトーナメントは前年に活躍した選手が多く集まるとともに、「幸運」が何よりも重要なビッグタイトルでもあります。

もし、このトーナメントの概要をよく知らない方もご安心ください。まずは「BBCトーナメントとは、いったいどういう競走なのか」から入ります。そこから今回の展望や注目選手も含めて網羅するとともに、”運”を”実力”で引き寄せる手伝いをしてくれる、”優良おすすめサイト”も紹介していくことにいたしましょう。

この記事でわかること

  • これぞ短期決戦の醍醐味!過去4回のBBCトーナメントと前回の優勝戦を振り返る
  • BBCトーナメントはさながらグランドチャンピオン?SG競走のような出場資格について
  • 大村BBCトーナメントを制するのは誰だ!2023年グランプリ覇者の石野貴之ら3名に注目

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「BBCトーナメント2024(大村競艇PG1)」の詳細情報

開催年(開催地) 優勝選手 所属支部
2019年(平和島) 田村 隆信 徳島
2020年(若松) 寺田 祥 山口
2021年(鳴門) 丸野 一樹 滋賀
2023年(びわこ) 松井 繁 大阪

BBCトーナメントは頭文字をとった略称であり、正式名称を「ボートレースバトルチャンピオントーナメント(BOAT RACE BATTLE CHAMPION TOURNAMENT)」と言います。2019年度に新設された非常に新しいビッグタイトルです。

創設当初の開催時期は、毎年11月のチャレンジカップが終わったあとの12月上旬。すなわち、当年のボートレースグランプリの出場権争いが確定したあとに行われる、お祭り的な要素が強いものでした。

しかし、前回開催から年明け1月へと施行時期が変わり、「トーナメント方式によるプレミアムG1」が、グランプリを目指す賞金レースの面からも大きな意味を持つようになったのです。

「BBCトーナメント」の出場資格&最大の特徴

  1. 前年のBBCトーナメントの優勝選手
  2. 前年のSG競走、およびPG1競走とG1競走の優勝選手
  3. ただし、2番目の要件ではボートレースグランプリとクイーンズクライマックス・および各シリーズ戦は対象外
  4. 前年の対象期間における成績上位選手

BBCトーナメントの出場資格は、上記の基準によって定められています。ビッグレースの優勝選手が中心という部分はSG競走「グランドチャンピオン」に似ている部分もありますが、「ボートレースグランプリ(賞金王決定戦)」と「クイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)」は対象外というのが、少々違う点ですね。

また、BBCトーナメントはプレミアムG1でありながら、「4日間開催の短期決戦」であるのもポイントです。

そして、開催名にトーナメントとあるように純粋な勝ち上がり方式であり、最終日の最終レースも「優勝戦」ではなく「決勝戦」と位置づけられています。このあたりは、競輪やオートレースがお好きな方には馴染みが深い名称でしょう。

愉快な点として、惜しくも決勝進出を逃した選手たちによる「順位決定戦」は準決勝戦の着順、および当年開催の選出順位が高いほうの選手が内枠へ優先的に配置されるのですが……。

なんと、決勝戦に勝ち進んだ6名の枠順決定は、「くじ引き(あみだくじ)」によって決められます。ボートレースはもちろん内枠有利で、しかも今年はイン有利な大村開催とあって、ますます「幸運の女神」の助けが必要になるでしょう。

完全なるランダムを勝ち抜く”運”。運は勝負でも人生でも重要な要素ですが、BBCトーナメントはその部分が特に強調された開催でもあるのです。

<前回優勝戦回顧>「BBCトーナメント2023(びわこ競艇PG1)」は松井繁が王者の誇りを見せた!

艇番 選手名 所属
1 松井 繁 大阪
2 丸野 一樹 滋賀
3 上條 暢嵩 大阪
4 桐生 順平 埼玉
5 深谷 知博 静岡
6 池田 浩二 愛知

これぞ、王者。

トーナメント方式のプレミアムG1の優勝戦。大阪の松井繁選手が1号艇を引き当て、堂々たる逃げ切りによって優勝を果たしました。

「BBCトーナメント2023(びわこ競艇PG1)」優勝戦/1号艇松井繁選手が盤石の逃げ切り

松井繁選手が2023年に達成した「生涯獲得賞金40億円突破」の大記録は、競艇ならびにボートレースのみならず、競馬、競輪、オートレースといった日本のすべての公営競技を含めた「公営競技選手最多獲得賞金記録」でもあります。

年始めのプレミアムG1である第4回のBBCトーナメントで優勝したことは、その偉大な記録の達成を大いに早めたと言えるでしょう。また、このときの賞金の積み増しが、年末の「ボートレースグランプリシリーズ2023(住之江競艇PG1)」の出場にも寄与しています。

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想&注目選手

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想&注目選手

そもそもの話で恐縮ですが、BBCトーナメントは「シリーズ」ではなく、「トーナメント」です。このため、普段のボートレースの開催とは違い、競輪やオートレースのような勝ち上がり方式を採用しています。

よって、いつも実施している「シリーズの展望や展開」の趣旨から外れる……というだけに留まらず、「トーナメント形式のボートレースは事前の予測が困難である」と認めざるを得ません。

  1. 石野貴之(4168/大阪):2度目のグランプリ制覇の歓喜の勢いで突き進む
  2. 松井繁(3415/大阪):至高の王者がPG1連覇を実力と豪運で引き寄せる
  3. 関浩哉(4851/群馬):グランプリシリーズ1号艇で敗戦の悔しさを晴らすべし

ただ、それでも歴代優勝選手にはそうそうたるメンバーが並んでいるように、「栄冠を勝ち取るのは運気と技量を兼ね備えた存在」と表現できるでしょう。

そうした前提のもとで気になる3名をピックアップし、「2024年のBBCトーナメントでの勝ち上がり期待」の注目選手として紹介していきます。

シリーズ注目選手①/石野貴之(4168/大阪):2度目のグランプリ制覇の歓喜の勢いで突き進む

シリーズ注目選手①/石野貴之(4168/大阪):2度目のグランプリ制覇の歓喜の勢いで突き進む

「ボートレースグランプリ2023(住之江競艇SG)」、地元ファンが待ち望むグランプリV2。優勝賞金1億円を2回も手にしたという素朴な驚き以上に、住之江に詰めかけたファンからは歓喜の声があふれた……そのように表現したとしても、決して行き過ぎではないでしょう。

大阪の石野貴之選手。”最強”の面々が集う大阪支部のなかにあって、とりわけ勝負強いトップレーサーです。安定感抜群の走りはファンから「石野信用金庫」とさえ、舟券予想の面からも強い信頼を集めてきました。

2019年のボートレースグランプリを制したのち、石野選手を待ち受けていたのは「スランプ」という単語の具体例に載せていいくらいの絶不調でした。

フィジカル、メンタル、その他の要因で成績を落とすアスリートは、あらゆるスポーツに存在しています。石野選手もまた恐るべき悪魔に魅入られたように、その成績を落としていきました。一時は純粋に勝率ベースでの要因によって、A1級からの降格さえ危ぶまれたほどです。

しかし、帰ってきました。この場へ。グランプリへ。賞金王の座へ。

2023年のグランプリ制覇によって、石野貴之選手は通算11回目のSG優勝を果たしたことになります。これは現役第2位の記録であり、2024年は真に「伝説」や「神話」へ挑む1年になるでしょう。今回のBBCトーナメントは、その”出足”を見る戦いになりそうです。

シリーズ注目選手②/松井繁(3415/大阪):至高の王者がPG1連覇を実力と豪運で引き寄せる

シリーズ注目選手②/松井繁(3415/大阪):至高の王者がPG1連覇を実力と豪運で引き寄せる

前項で、大阪支部の石野貴之選手を紹介しました。そのなかで、「通算11回目のSG制覇」「現役第2位の記録」と並べています。これについて、疑問を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。「じゃあ、現役第1位は誰なんだ」と。

それは、”王者”です。1982年6月3日生まれの41歳の石野選手に対し、1969年11月11日生まれで54歳にもなる偉大なレーサー。大阪支部の誇りにして、競艇およびボートレースの枠を超え、日本の公営競技史に壮大な記録を残し続ける英雄。石野選手と同じ大阪支部の柱石たる松井繁選手に触れずして、今回のBBCトーナメントを存分に楽しむことはできません。

松井繁選手は、実力や人気といったボートレーサーらしい指標にとどまらず、あらゆる面で「話題性」に満ちています。当サイトでも、例えば上記のような記事を公開しました。

2024年1月現在で、SG競走の通算Vは12回。先ほどの問いに対する答えである、「現役ボートレーサーSG競走最多優勝記録」の保持者である松井選手が”無敵”だった時期に比べれば、どうにも精彩を欠いているという意見もあります。

ですが、昨年の「BBCトーナメント2023(びわこ競艇PG1)」にて「王者ここにあり」を示した事実については、すでに述べたとおりです。

「戦い続けることだけが、勝利の条件である」

この勝負の鉄則は、奇しくも同じ支部の後輩である石野選手が、2度目のグランプリ制覇を始めとする大活躍で示してくれました。

声援を浴びる姿がサマになる、ダンディな松井選手。2024年もまた、年始にビッグなサプライズを披露するかもしれません。

シリーズ注目選手③/関浩哉(4851/群馬):グランプリシリーズ1号艇で敗戦の悔しさを晴らすべし

シリーズ注目選手③/関浩哉(4851/群馬):グランプリシリーズ1号艇で敗戦の悔しさを晴らすべし

「悔しい」という感情は、誰にでもあるものです。しかも、その悔しさは「自らの責に帰するところが大きければ大きいほど、容易に解決できるものではない」ことも、多くの人が共感するでしょう。

1人目に紹介した石野貴之選手は、「ボートレースグランプリ2023(住之江競艇SG)」の勝利者として、最高の栄誉を手にしました。

ですが、その12R「グランプリ優勝戦」の前、11R「グランプリシリーズ優勝戦」においては、1号艇が大敗する波乱の決着が引き起こされています。

その1号艇に乗っていたのが、1994年11月16日生まれの29歳。若くしてこの大舞台へ駒を進めた、群馬支部所属の関浩哉選手でした。

「ボートレースグランプリシリーズ2023(住之江競艇SG)」でSG競走初優出を達成しました。しかも、1号艇です。初優出が初優勝の大チャンスです。

「ボートレースグランプリシリーズ2023(住之江競艇SG)」シリーズ優勝戦/1号艇で敗戦して消沈する関浩哉

ですが、優勝したのは2号艇2コース、静岡の深谷知博選手。関浩哉選手は6歳年上の深谷選手にまくられ、着外の4着へと沈みました。3連単88番人気、38,470円という大荒れ配当になった原因は、コンマ43という明確な「ドカ遅れ」スタートです。

スタートでの遅れを問われ、舟の起こしのミスを言葉少なに認めた関選手。

「すみません」

とてもシンプルで、ゆえにこそ悲しく、痛々しさすらある締めの言葉。「ヤングダービー2018(浜名湖競艇PG1)」、「ツッキー王座決定戦2022(津競艇G1)」を超える最高の栄冠は、目の前から消えていきました。

勝利こそが、後悔や悔恨を吹き飛ばす最良の薬です。関選手がそのリベンジを達成する日を願い、また「SG優勝戦で1号艇を勝ち取った実力」も加味して、今回3人目のピックアップとしました。

「BBCトーナメント2024(大村競艇PG1)」まとめ

「BBCトーナメント2024(大村競艇PG1)」まとめ

勝負事において、”運”は非常に重要です。あらゆる歴史を紐解けば、そうした例はいくらでも出てきます。

しかしながら、ボートレースファンにとって、そんなことは「言われるまでもない」かもしれません。前検日にはモーターの抽選があり、節間のレースコンディションは毎日のように変わります。

実力者ばかりが集まるBBCトーナメントを制するには、何よりも運が重要。まるで中央競馬(JRA)の大レースである「日本ダービー(東京優駿)」が「最も運の良い馬が勝つ」と言われているのにも似て、荘重な趣さえ感じさせます。

ですが、年初開催となって初めてのBBCトーナメントを制したのは、”王者”松井繁選手でした。その意味において、BBCトーナメントは「最も”持っている”選手が勝つ短期決戦」とも表現できるのかもしれません。

ボートレース大村のアクセス

ボートレース大村のアクセス

2022年には史上初の「発祥地グランプリ」を開催し、つい2ヶ月前の2023年11月には周年競走である「海の王者決定戦2023(大村競艇G1)」を開催したボートレース大村。2024年もビッグタイトルである、「BBCトーナメント2024(大村競艇PG1)」の舞台となりました。

当サイトでも、大村を総合的に特集した記事を公開しています。「令和のボートレースブーム」とさえ言える人気上昇の代表格たる大村は、決して日本全国からアクセスしやすい場所とは言えませんが、それでも訪れる価値のある”良さ”に満ちています。

住所 長崎県大村市玖島1丁目15-1
電話番号 0957-54-4111
最寄り駅 JR大村線「大村駅」
※無料タクシー 約7分
JR・島原鉄道「諫早駅」
※無料タクシー 約20分
最寄りIC 長崎自動車道「大村IC」約15分
長崎自動車道「木場スマートIC」約10分
無料駐車場 有(1,500台)
公式サイト ボートレース大村