ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の予想!井口佳典は地元周年V4なるか!?
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ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の予想!井口佳典は地元周年V4なるか!?

UPDATE:2021.06.09
ボートレース情報

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)は、4月のトリを務めるG1開催です。このツッキー王座決定戦からバトンを受け取る形で、ベテランの競演であるマスターズチャンピオン2021(下関競艇PG1)が始まります。

今回の見どころは、多くのSGレーサーやG1レーサーを抱える三重支部が、地元周年のタイトルを奪還できるかどうかという点でしょう。

このため、本記事でも三重支部の有力な選手にフォーカスを当て、より詳しく解説するコーナーを設けました。

それ以外にも、ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の予想に役立つ情報、津の水面の詳細、そのほか存分に開催を楽しむための情報を満載でお届けします。ぜひ最後までご覧になっていってください。


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ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の詳細情報

ツッキー王座決定戦2020(津競艇G1)は、2019年まで「つつじ賞王座決定戦」という名称から、ファン投票によって選ばれた「ツッキー王座決定戦」に変わって第1回の記念すべき開催でした。

ボートレース津(津競艇場)の人気マスコットであるツッキーの名前を冠した戦いは、王座決定戦にふさわしい劇的な展開になりました。

主役は、1号艇1コースの長崎・原田幸哉選手と、5号艇5コースの愛知・平本真之選手でした。助演が3号艇3コースの地元三重・坂口周選手だったというべきでしょうか。

平本真之選手の渾身のまくり差しが、原田幸哉選手の懐を捉えます。まさかまさかの大波乱かと思いきや、1周目2マークで原田選手が最高のターンで差し返し、ついに平本選手を振り切りました。実況も驚きの「ハイパワーここは大逆転」「初代ツッキー王に、俺はなる」というタフな走りでした。

3連単の1-5-6は20番人気で6,170円。ダッシュ勢が2人絡みつつ、地元三重の2人が舟券外になったこともあって、配当は跳ねました。道中の逆転が見どころになりやすい、津水面ならではの好レースだったといえるでしょう。

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の開催期間

2021年4月13日(火)~4月18日(日)

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の出場選手

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の出場選手

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)に出場する選手の一覧です。ボートレース津の開設69周年記念にして、ツッキー王座決定戦としては第2回となる今回は、ディフェンディングチャンピオンの原田幸哉選手が出場していません。

これは本開催の直後に開催される、マスターズチャンピオン2021(下関競艇PG1)に出場するためです。致し方ないといえるでしょう。

そうしたスケジュール上の兼ね合わせもあって、伸び盛りの若手A1級選手が多くあっせんされているのがポイントです。これまでの実績だけでなく、「これからの実績」も視野に入れた舟券構築が楽しみなメンバーといえます。

級別 登録番号 選手名
A1 3300 川崎 智幸
A1 3319 山崎 義明
A1 3436 柏野 幸二
A1 3837 秋山 広一
A1 3918 深井 利寿
A1 3942 寺田 祥
A1 3960 菊地 孝平
A1 3963 原田 秀弥
A1 3983 須藤 博倫
A1 3984 坂口 周
A1 4024 井口 佳典
A1 4025 山本 隆幸
A1 4030 森高 一真
A1 4070 中村 亮太
A1 4075 中野 次郎
A1 4083 福島 勇樹
A1 4096 石橋 道友
A1 4118 宇佐見 淳
A1 4166 吉田 拡郎
A1 4188 久田 敏之
A1 4205 山口 剛
A1 4227 安達 裕樹
A1 4238 毒島 誠
A1 4290 稲田 浩二
A1 4294 古賀 繁輝
A1 4296 岡崎 恭裕
A1 4308 河村 了
A1 4337 平本 真之
A1 4344 新田 雄史
A1 4350 篠崎 元志
A1 4356 長岡 良也
A1 4371 西山 貴浩
A1 4398 船岡 洋一郎
A1 4418 茅原 悠紀
A1 4444 桐生 順平
A1 4445 宮地 元輝
A1 4448 青木 玄太
A1 4468 大池 佑来
A1 4471 新田 泰章
A1 4494 河合 佑樹
A1 4524 深谷 知博
A1 4535 北山 康介
A1 4601 森野 正弘
A1 4604 岩瀬 裕亮
A1 4624 高田 明
A1 4653 小野 達哉
A1 4686 丸野 一樹
A1 4760 山崎 郡
A1 4772 石丸 海渡
A1 4786 佐藤 博亮
A1 4808 松尾 拓
A1 4856 豊田 健士郎

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)のアクセスと新型コロナウイルス対策

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)のアクセスと新型コロナウイルス対策

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)は、三重県津市にあるボートレース津(津競艇場)で開催されます。

今回のツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)は、有観客開催で実施する予定です。しかし、今なお日本全国で新型コロナウイルス(COVID-19)の流行が続いているため、厳しい感染防止対策が実施されている点に留意しましょう。

また、本場へ来場される方は、徹底的な感染予防をするとともに、関係者の指示に従って感染拡大の防止に協力していきましょう。

参考情報:ご来場時のお願いについて(2020/7/27更新分) – ボートレース津

入場時の注意事項 ・入場時および場内ではマスク着用が義務づけられています。マスク未着用の場合は入場できず、また中に入っていても退場させられますので、しっかり着けておきましょう。
・サーモグラフィーまたは体温計による検温が実施され、37.5度以上の体温や明らかな風邪症状が確認された場合、入場することはできません。
・混雑回避のため、入場制限が実施される可能性があります。
・入場時には手指の消毒を行いましょう。
・ソーシャルディスタンスを確保しましょう。
本場内の注意事項 ・場内各所に飛沫防止シートを設置し、適宜消毒を実施します。
・キッズスペースなど、一部の区画は利用を停止しています。
・喫煙室は、面積に応じて利用人数の制限措置が取られています。
・場内イベントは、当面の間は実施を見合わせています。
・選手の入り待ち、出待ち、プレゼントの受け渡しは禁止されています。

ボートレース津(津競艇場)の住所・電話番号

住所 三重県津市藤方637番地
電話番号 059-224-5105

ボートレース津(津競艇場)への電車&無料バスでのアクセス

ボートレース津(津競艇場)への電車&無料バスでのアクセス

ボートレース津(津競艇場)の最寄り駅は、JRおよび近畿日本鉄道の津駅、ならびに近畿日本鉄道の津新町駅です。津駅と津新町駅からは、ボートレース津の開場時には無料のサービスバスが運行しているため、積極的に利用しましょう。

また、バスは上記2つの駅を発着する「市内サービスバス」のほかに、近鉄平田町駅とJRおよび近鉄の伊勢市駅からの路線である「郊外サービスバス」も存在します。

上記は無料のサービスバスですが、通常の路線バスを利用してボートレース津(津競艇場)へ来場することも可能です。この場合、津駅前バス停から、最寄りの米津バス停まで、大人250円、小児130円での移動です。

各サービスバスの停車バス停、および時刻表については下記の表をご参考いただき、必要に応じてボートレース津公式へお問い合わせください。

さらに、市内サービスバスは複数の往復便がありますが、郊外サービスバスは往復それぞれ1便ずつ(近鉄平田町駅前は8時40分発・伊勢市駅前発は8時30分)であり、席数に限りがあります。復便利用の場合は、事前に1階案内所でバス整理券を受け取りましょう。

津駅前(栄町3丁目) 津新町駅前(5番のりば) 近鉄平田町駅前(2番のりば) 伊勢市駅前
旧大井町 三重会館 近鉄鈴鹿市駅前 金剛団地前
乙部朝日 伊予町(往路)/岩田橋(復路) 近鉄白子駅東口 松阪駅西口
三重町 立合町 千里(河芸町) 久居駅西口
下弁財 垂水北町 南上野 ボートレース津
ボートレース津 ボートレース津 白塚口北
大学病院前
津駅前(往路のみ)
ボートレース津

 

津駅前発(往路) ボートレース津発(復路)
9:20 9:40
10:40
11:40
12:00
13:30
14:30
第12R終了後

 

津新町駅前発(往路) ボートレース津発(復路)
9:30
10:45
11:45
12:00
13:30
14:30
第12R終了後

ボートレース津(津競艇場)への自動車でのアクセス

ボートレース津(津競艇場)への自動車でのアクセス

ボートレース津(津競艇場)の最寄りインターチェンジは、伊勢自動車道の津ICまたは久居ICです。いずれも高速道路を下りてから約20分ほどで、目的地に到着できます。

ボートレース津には、約2,400台ぶんの無料駐車場があるため、旅打ちなどでの活用にも便利です。

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)のレース展望

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)のレース展望

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)のレース展望について、公式の特設サイトのトップページにレース展望が掲載されていました。引用して、今開催の見どころを確かめましょう。また、コース特性と注目モーター情報についても、あわせて引用します。

三重の大エース・井口が周年V4へ照準。
新田は悲願の地元周年初V狙う!

ツッキー王座奪取へ意欲を燃やしているのはもちろん地元三重支部勢。中でも津で圧倒的な結果を残しているのが三重の大エース・井口佳典(三重)だ。当地ではこれまで54優出で30回の優勝。そのうち、G1は周年V3を含めて8回の優勝と輝かしい実績。今年も正月シリーズを完全優勝とその強さは不変だ。

新田雄史(三重)は当地過去10節で8優出V4とピカイチの安定感。坂口周(三重)も昨年SGで2回の優出を果たして自信をつけた。悲願の地元G1Vへ機は熟している。当地で行われた2月のG1東海地区選を制して勢いに乗る松尾拓(三重)の走りも見逃せない。

昨年はグランプリ出場を逃した桐生順平(埼玉)だが、今年はV量産モード。1月には当地を走って優勝。調整面でも大きな強みとなりそう。

平本真之(愛知)、毒島誠(群馬)、寺田祥(山口)もまず大崩れはない。水の上でのパフォーマンスもトップランクに成長してきた西山貴浩(福岡)、コーナーワークはさらに磨きがかかっている丸野一樹(滋賀)もシリーズを大いに盛り上げる。

そして、侮れないのは久田敏之(群馬)。近況はグレードレースでの好走も光るが、当地過去5場所は4優出V3。一般戦中心とはいえ、軽視できない相性の良さを誇っている。

G1優勝モーター17号機に注目!

インが圧倒的に有利。昨年1年間の1コースの1着率は60.3%と全国平均の55.9%を大きく上回った。それ以上に注目したいのが28.2%という2コースの2着率。これは全国平均3位という高い数値。枠なりが前提となるが、1-2の出現率も高くなる。春先は風も落ち着く傾向で、本命党には歓迎材料のデータだ。

現モーターは昨年9月から使用開始で、やはり勝率の高いモーターが優位。中でも松尾拓が操り、東海地区選を制した17号機は、その実績を素直に信頼したい注目機だ。

出典:ツッキー王座決定戦特設サイト

見どころは三重支部勢と遠征勢の戦いでもありますが、三重支部勢の中でも好調な選手が複数いるため、彼らの切磋琢磨にも要注目です。ここでも名前の挙がった井口佳典選手、新田雄史選手、坂口周選手は間違いなく一流であり、優勝候補に名を連ねてもおかしくないでしょう。

また、当地の東海地区選手権2021(津競艇G1)を制した松尾拓選手もまた、勢いもそのままに地元周年の奪取に燃えているでしょう。

東海地区選手権2021(津競艇G1)については、本サイトでも記事を公開しましたが、松尾拓選手はノーマークでした。当時の公式レース展望では三重の3番手として名前が挙がっていただけに、これは悔しい抜け目でした。

地区選との違いは、当時F休みだった井口佳典選手が、今回は出場してきている点でしょうか。三重支部のエースといえば、井口選手です。地区選と違って、全国から強豪の押し寄せる周年競走。三重支部勢によるタイトル防衛が成るかどうかに注目です。

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)が行われるボートレース津の特徴

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)が行われるボートレース津の特徴

ボートレース津(津競艇場)の特徴については、先述の東海地区選手権2021(津競艇G1)の記事内でも紹介しました。

また、本サイトで公開している津の詳細を余すところなく記述した特集記事も、あわせてご参照いただければ幸いです。

そのうえで、今回はまた違った観点からのボートレース津の水面特徴を見ていきます。ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)のサイトでは、東海地区選手権2021(津競艇G1)を制した三重の松尾拓選手による津の水面講座が公開されています。

今回は上記ページの内容を要約し、本サイトなりの攻略法へとつなげる試みをもって、水面特徴の解説とします。

津のコース実績としては、イン逃げ成功率が24場中第4位とイン有利な点が挙げられます。一方、インの強さもあって、大外からのまくりには適さない水面でもある点に注意が必要でしょう。

4月の津は、冬場よりもさらに走りやすい環境です。水面の広さもあって風に悩まされる日も少なく、穏やかな戦いが期待できるでしょう。ただし、春に数日ある強風の日にぶつかると、この限りではないと考えられます。安定板がつくような状況は津では貴重なだけに、もしも装着するほど水面状況が悪化した場合、各競走で波乱も視野に入れましょう。

水面が広いだけに、選手の状況判断が重要です。うかつな走り方をしていると、道中の抜きが容易に発生します。また、13時ごろから14時ごろに風向きが変わるタイミングがあり、ここでスタート事故が起きやすい傾向にあります。7Rから8Rごろは波乱注意といえそうです。

三重支部の中でも、特に風を読むのが上手い選手がいるようです。当地成績が全国成績よりも良い地元勢は、この傾向が強いと考えられるため、今回の開催の舟券予想でも注視していったほうがいいでしょう。

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の井口佳典、新田雄史、坂口周、松尾拓ら三重支部の精鋭を徹底分析!

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の井口佳典、新田雄史、坂口周、松尾拓ら三重支部の精鋭を徹底分析!

全国から有力選手が集まるツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)ですが、本記事ではあえて三重支部で優勝に手が届きそうな逸材に絞り、それぞれ紹介していきたいと思います。

すなわち、レース展望でもフォーカスの当たった井口佳典選手、新田雄史選手、坂口周選手、松尾拓選手の4名です。SGウィナー2名に、G1ウィナー2名。ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)を制する資格充分の陣容といえるでしょう。

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の井口佳典こそ三重支部の総大将

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の井口佳典こそ三重支部の総大将

F休みの影響で、地元開催の東海地区選手権2021(津競艇G1)には出られなかった井口佳典選手ですが、勝率8点台を保持している三重支部の絶対的エースであることに変わりはありません。

近況を見てみると、3節前のKIRIN CUP2021(蒲郡競艇G3)は準優勝戦で敗退。しかし、節間で4勝をマークしています。2節前は64周年記念の太閤賞2021(住之江競艇G1)で、こちらも準優勝戦で惜しくも敗退しました。節間3勝、小さい着を集めていただけに、惜敗といえます。

そして、前節は春の大一番、ボートレースクラシック2021(福岡競艇SG)でした。トップクラスの戦いとはいえ、有力選手の一人に数えられる存在でしたが、悔しくも予選落ち。それでも最終日を含めて節間に3勝し、存在感は示しました。

2021年は、F休みの前後に一般戦を1つずつ、合計2つ優勝しています。過去3節も勝利を挙げているだけに、調子は悪くないでしょう。地元水面であれば、本格的に強いところを見せられる環境です。注目されるのは当然の存在といえます。

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の新田雄史は今年2つ目のG1獲りへ

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の新田雄史は今年2つ目のG1獲りへ

新田雄史選手は、今まさに好調期に突入しているといっていいでしょう。過去3節の結果を紐解き、そこから調子の良さを解説します。

3節前の開設64周年記念の太閤賞2021(住之江競艇G1)では、特にまぶしいほどの輝きを見せていました。9走してオール3連対。予選2位通過かつ準優勝戦1位で、優勝戦では1号艇を獲得します。そして、コンマ08のトップスタートで完璧なイン逃げに成功。2021年最初の優勝をG1開催で掴み取りました。

2節前の全日本覇者決定戦2021(若松競艇G1)でも、予選を8位で通過します。準優勝戦も3号艇から2着を取り、優勝戦は6号艇6コース進入。さすがに厳しい戦いでしたが、それでも4着まで上がってきました。

この勢いのままに挑んだ前節が、ボートレースクラシック2021(福岡競艇SG)です。3着2着と好発進を決めたものの、3日目になんと6着と転覆で、そのまま帰郷となってしまいました。好事魔多しというべきでしょうか。その影響が気がかりではあります。

ともあれ、ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)には予定どおりに出走予定です。大事をとって早めに帰郷して休んだことで、良いコンディションで臨めると期待しましょう。

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の坂口周が地元周年の優勝という宿願に邁進

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の坂口周が地元周年の優勝という宿願に邁進

坂口周選手の2020年は、決して良い年ではありませんでした。優勝は12月の第23回日本財団会長杯3支部ガチ対決シリーズ(桐生競艇一般)のみで、3号艇3コースから技巧を生かした差しレースでした。

2019年は5つもの競走で優勝していたのに比べれば、実に悔しい結果といえるでしょう。過去の成績を見ても、優勝1回に終わったのは2013年までさかのぼらなければなりません。

そんな坂口周選手も、地元津の周年ともなれば気概が違うでしょう。全国24場別の成績で見ても、ホーム水面である津の出走数は図抜けていますし、優出回数55回、優勝回数15回も大いに目立っています。

気がかりなのは3節前の第15回競艇タイムス杯(桐生競艇一般)で、Fを背負ってしまった点です。2節前の愛知バス杯争奪ABCツアーカップ(蒲郡競艇一般)こそオール3連対の準優勝戦進出で戦えたものの、前節の第16回澤乃井カップ(多摩川競艇一般)では初日2日目と大きい着を叩き、途中欠場となりました。

今回はぜひとも好成績を残したい開催です。F2覚悟でスタートを決められるかどうか、そこが運命の分かれ道になるでしょう。

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の松尾拓はもはや若手の次元を超えている

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)の松尾拓はもはや若手の次元を超えている

松尾拓選手は、1988年9月生まれの32歳です。熟練の技術が要求されるボートレースにおいては、なおも若手に類する年齢層でしょう。ここからさらに経験を積んで、ベテランへの道を歩んでいこうとしている段階です。

しかし、もはや一流選手への道を堂々と歩み始めたといっても良いのかもしれません。東海地区選手権2021(津競艇G1)の予選2位通過からの優勝戦イン逃げは、それくらい鮮烈な戦いぶりでした。

東海地区選手権2021(津競艇G1)の予選トップ3は、愛知の池田浩二選手が1位、松尾拓選手が2位、同じ三重の新田雄史選手が3位でした。SG9勝とSG2勝に割って入ったこの事実は実に見事。確かにエースモーターである17号機を手にしてはいましたが、それを生かして6コース2着なども決めたのは、間違いなく松尾拓選手の技術によるものです。

しかし、そんな松尾拓選手も、前節のボートレースクラシック2021(福岡競艇SG)では、超一流の壁を思い知らされる結末でした。6着4回と精細を欠き、転覆も一度経験してしまいます。実は、これが初めての福岡水面へのあっせんだったため、当地特有のうねりと超強力なライバルたちに打ちのめされたといえるでしょう。

今回はホーム水面の津の周年です。前節で人気を落とすのであれば、再び松尾拓選手が好配当の使者になるかもしれません。

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)のまとめ

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)のまとめ

ツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)は、近年多くのスターが出てきている三重支部のお膝元、ボートレース津の水面で開催されます。地元勢vs遠征勢という構図もさることながら、進境著しい若手の台頭の可能性まで考えられ、見どころの多い周年競走になるでしょう。

4月の津は「走りやすい環境」という点からも、ボートレースが世間で思われているほどスタートで決まらず、道中での逆転も往々にして起こるダイナミックな競技だと認識できるレベルで、激しい順位争いが期待できます。

ボートレースの精髄を楽しめるであろうツッキー王座決定戦2021(津競艇G1)は、それゆえに舟券予想も愉快で、ひいては最後までドキドキしながら見届けられるレース展開が待っているでしょう。その開催までをあれこれと予想し、考えを巡らせるのもまた、ボートレースの楽しみのひとつといえます。