【鳴門周年】「大渦大賞2023(鳴門競艇G1)」は区切りの70周年記念!丸野一樹ら近年優勝選手から舟券的中をズバリ狙う!
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【鳴門周年】「大渦大賞2023(鳴門競艇G1)」は区切りの70周年記念!丸野一樹ら近年優勝選手から舟券的中をズバリ狙う!

UPDATE:2024.01.04
ボートレース情報

70周年記念と区切りの開催となるボートレース鳴門の周年競走、「大渦大賞2023(鳴門競艇G1)」。開催期間は2023年11月30日(木)から12月5日(火)までと、月またぎになっています。

波乱傾向にある鳴門水面で、いかなる結末を迎えるか。ここ3ヶ月のイン受難が加速している鳴門水面についても、記事内で数字を交えて解説していきます。舟券予想に役立つ情報でもって大いに楽しみ、年末の大一番へ乗り込みましょう。

この記事でわかること

  • 近年の大渦大賞の優勝戦は1コースが盤石!それぞれ結果を確認します
  • 優勝経験選手が再び躍動!ぜひとも狙いたい優勝候補レーサーをピックアップ
  • 鳴門水面に異変発生!一般戦では荒れまくりのイン受難っぷりを解説

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「大渦大賞2023(鳴門競艇G1)」の詳細情報

開催年 優勝選手 所属支部
2018年 毒島 誠 群馬
2019年 田村 隆信 徳島
2020年 岡崎 恭裕 福岡
2021年 池田 浩二 愛知
2022年 丸野 一樹 滋賀

大渦大賞は、ボートレース鳴門の開設を祝う周年競走です。65周年記念から69周年記念まで、ここ5回の優勝選手は上記の5名。地元徳島の田村隆信選手を始め、東は群馬から西は福岡まで、かなり多彩な顔ぶれとなっています。

ただし、実は共通点があります。これら5回の優勝戦は、いずれも1号艇1コースのイン逃げ決着でした。1コース以外の逆転勝利となると、2014年の61周年記念までさかのぼります。この時は広島の市川哲也選手が4号艇ながら2コースまで前付けを行い、そこから見事にまくりによって1号艇の太田和美選手をくだしました。

<前回優勝戦回顧>「大渦大賞2022(鳴門競艇G1)」の優勝戦は丸野一樹選手の盤石イン逃げ!

艇番 選手名 所属
1 丸野 一樹 滋賀
2 寺田 祥 山口
3 田村 隆信 徳島
4 馬場 貴也 滋賀
5 近江 翔吾 香川
6 上野 真之介 佐賀

2022年5月20日。69周年記念となった「大渦大賞2022(鳴門競艇G1)」の最終日、第12Rに優勝戦が実施されました。気温は22度、ホーム向かい風2m、波高2cmと良いコンディション。天気こそ曇りだったものの、荒れる要素はほとんどなし。

「大渦大賞2022(鳴門競艇G1)」優勝戦/横一線のスタート

そして、その見立てに違わず、優勝戦に進んだ6艇はコンマ07からコンマ12に収まる好スリットでスタートを切りました。こうなると、容易に打ち崩せるものではありません。1号艇1コースの丸野一樹選手のイン逃げによって、この開催は大団円を迎えたのです。

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

区切りとなる70周年記念の大渦大賞。後述する水面状況のため、狙いレースを厳選し、確実に払い戻しを狙うべきか。あるいは、”結果”を求めて穴狙いでビシバシ攻めるか。

いずれにしても、舟券貢献度が高くなるであろう選手に注目することは、優良おすすめサイトの情報を存分に活用するという意味からも重要です。したがって、今回は以下の3名を注目選手としてピックアップしました。

  1. 丸野一樹(4686/滋賀):前節で優出2着の準優勝!F休み前に連覇達成へ
  2. 池田浩二(3941/愛知):グランプリ前に一撃を決める!安定した実力で注目不可避
  3. 田村隆信(4028/徳島):2019年以来2度目の地元周年Vへ!ホーム水面の利を活かして

上記3名、共通点は明白。すなわち先の項目で触れたとおり、66周年記念の覇者である田村隆信選手、68周年記念の覇者である池田浩二選手、そして69周年記念の覇者たる丸野一樹選手という並びです。

「ボートレースグランプリ2023(住之江競艇SG)」、ならびにそのシリーズ戦を目前にしていることもあり、思わぬ台頭もあるかもしれませんが……。シリーズリーダーの期待と応援を込めた3名について、それぞれ見ていきましょう。

シリーズ展開予想①/丸野一樹(4686/滋賀):前節で優出2着の準優勝!F休み前に連覇達成へ

シリーズ展開予想①/丸野一樹(4686/滋賀):前節で優出2着の準優勝!F休み前に連覇達成へ

昨年の大渦大賞を制した滋賀の丸野一樹選手は、3節前の地元周年「びわこ大賞2023(びわこ競艇G1)」でフライングを切ってしまいました。初日に2着2本と好発進だっただけに、期するものもあったでしょう。それが一転して賞典除外。最終日まで走り抜いたとはいえ、悔しい結末に終わってしまいました。

しかも、これによって「ボートレースグランプリシリーズ2023(住之江競艇SG)」への出場権も逃してしまいます。グランプリおよびそのシリーズ戦には特例があり、「フライング休み等の除外対象であっても、賞金ランキングが第21位以内なら出場可能」なのですが、丸野一樹選手は第52位。シリーズ戦出場の権利を有していながら、選出除外対象となるのです。

「F1も抱えた身。今年はおとなしく休みまで走る感じか」

そういった予測も何のそので、丸野一樹選手は持ち前の力強い走りを見せてくれました。前節の「徳山クラウン争奪戦2023(徳山競艇G1)」でのことです。

上記の特集記事において、丸野一樹選手にはまるで触れませんでした。やはり攻めきれないだろうと思ったのですが、甘かった。日の出の勢いの滋賀支部を代表する1人として、見事に優出2着の準優勝を勝ち取ったのです。

1号艇1コースの菊地孝平選手がコンマ04から完璧な逃げを放ったことを思えば、5号艇5コースからコンマ12スタートできっちり2着まで押し上げた事実は最良の結果と言えるでしょう。

さあ、いよいよ軽視できなくなりました。そんな形で迎える、今回の大渦大賞です。「連覇」という甘美な響き。その権利を待つのは丸野選手だけですから、「ファンの心を渦よりもぐるぐると巻き込む走り」を見せてくれることを期待したいものです。

シリーズ展開予想②/池田浩二(3941/愛知):グランプリ前に一撃を決める!安定した実力で注目不可避

シリーズ展開予想②/池田浩二(3941/愛知):グランプリ前に一撃を決める!安定した実力で注目不可避

68周年記念を優勝した愛知の池田浩二選手は、「ボートレースグランプリ2023(住之江競艇SG)」本戦への出場が決定しています。賞金ランキング第8位。惜しくもトップ6のトライアル2ndシード権こそ逃してしまいましたが、すばらしい成績と言う他ありません。

そうしたこともあり、この大渦大賞では「無理をしない」可能性も十分に存在しています。大本番は2023年12月19日(火)から12月24日(日)まで。たとえフライングを切っても特例で出場可能な順位とはいえ、気分良く住之江に乗り込みたいところでしょうから。

ただ、この大渦大賞では68周年記念のみならず、2012年に開催された59周年記念でも優勝しています。つまり、今回は当地周年V3をかけた戦いになるわけで、鳴門水面との相性の良さが光ります。

事実、鳴門では18節走って7回優出、3回優勝。うち2回がG1なのは見てのとおりで、残る1つがこの鳴門で2000年に開催された「第8回徳島県モーターボート競走会会長杯競走(鳴門競艇一般)」でした。これは池田選手のキャリア93回の優勝における、通算3回目のVに数えられています。

近走も予選通過ギリギリで突破を逃す2節がありますが、決して調子が悪いところは見せていません。近3節で6着は1回だけというのが、その証明になるでしょう。間違いない実力者として、目が離せない存在です。

シリーズ展開予想③/田村隆信(4028/徳島):2019年以来2度目の地元周年Vへ!ホーム水面の利を活かして

シリーズ展開予想③/田村隆信(4028/徳島):2019年以来2度目の地元周年Vへ!ホーム水面の利を活かして

地元徳島の田村隆信選手は、2019年に行われた66周年記念で優勝しました。これ以前に地元徳島支部が周年タイトルを勝ち取ったのは、2005年の52周年記念における瀬尾達也選手の優勝までさかのぼらなければなりません。

鳴門は立地的に近畿圏からの遠征勢が多く、なかでも田中信一郎選手や松井繁選手といった”最強”大阪勢の猛威が目立った時期が続きました。

偉大な先輩である瀬尾達也選手は、2020年に還暦を迎えたのを機に現役を引退。逆に言えば、60歳になるまで現役としての体力と技術を維持できていたわけですから、まさしく「名人」と言えるでしょう。抜群のスタートセンスは最晩年まで健在でした。

その技術によってG1競走を11回も制した瀬尾選手でさえも、SG競走には手が届きませんでした。しかしながら、田村隆信選手はSG優勝3回、G1優勝15回と、間違いなく徳島支部の誇る名選手へと成長しました。1978年3月15日生まれで現在満45歳のため、ついにマスターズの資格も取得しています。

2022年は苦しい競走が続き、今年2023年も1月に「徳山モーターボート大賞/誰が勝ってもG2初優勝(徳山競艇G2)」で優勝したものの、重度の腰痛に悩まされました。それでも、今回迎えるは地元周年。ぜひとも勝ち取りたいタイトル、相性抜群のホーム水面で、奮起の時がやってきています。

ボートレース鳴門の水面特徴/2023年秋の鳴門はイン受難極まる!

コース 1着(%) 2着(%) 3着(%) 4着(%) 5着(%) 6着(%)
1 43.7 20.1 12.3 9.4 7.5 6.7
2 15.9 20.4 16.1 18.0 15.2 14.0
3 17.5 18.7 19.9 16.6 14.5 12.5
4 11.6 20.5 19.6 18.2 16.2 13.5
5 8.3 13.7 21.0 18.9 21.7 16.1
6 3.5 7.5 12.0 20.0 24.7 32.0

ボートレース鳴門の水面が、さらに「ヤバい」ことになっています。上記は2023年8月1日から10月31日までの各コース別の着順率ですが、ご覧のとおりに「1コース1着率が43.7%しかない」異常事態です。もはや戸田や平和島といったイン受難水面にすら匹敵しており、今回の大渦大賞でも十分に考慮すべきものとなるでしょう。

もちろん、グレードレースではイン逃げが決まりやすい傾向にあり、よってこの開催で1コースの勝率は回復するものと思われます。それでも、「安易にイン安定とはいかない」点は十分に考えるべきですね。

上記のボートレース鳴門の特集記事とあわせて、この水面の特性を簡単に確認していきます。小鳴門海峡につくられたコースですので、水質は「海水」です。さすがにコース内に「鳴門の渦潮」があるわけではありませんが、それでも潮の流れが早く、その影響が出やすい点にはご注目。

今回の大渦大賞の開催期間中には大潮がないとはいえ、それでも潮汐が水面に及ぼす影響は考慮したいところです。

日付 干潮時刻 満潮時刻
11/30 中潮 13:37 09:12
12/01 中潮 14:07 10:03
12/02 中潮 14:42 11:02
12/03 中潮 15:32 12:12
12/04 小潮 17:10 13:28
12/05 小潮 19:43 14:26

「大渦大賞2023(鳴門競艇G1)」の期間における潮の干満は、上記のようになっています。鳴門においては、「干潮ではまくりなどの外からの仕掛けが決まりやすい」「満潮ではインの逃げがやりやすくなる」という特性がある点もあわせて覚えておくと、より効果的な舟券予想につながるでしょう。

「大渦大賞2023(鳴門競艇G1)」まとめ

「大渦大賞2023(鳴門競艇G1)」まとめ

ボートレース鳴門の開設を祝う周年競走「大渦大賞」。2023年、鳴門競艇場として解説してから開設70周年に当たる記念の開催は、いったいどのようなドラマを生むでしょうか。

記事内でも触れたとおり、前年覇者である滋賀の丸野一樹選手が今回も出場。なおも巨大な存在であり続ける池田浩二選手、地元の星である田村隆信選手といった面々を前にして、連覇を目指す戦いとなります。

さらに、鳴門水面でも「ナンボなんでもインが弱すぎる事態」が起きている点も、ぜひ数字も含めて記事を読み返してみてください。そのうえで、舟券予想に活かす。これに優良おすすめサイトの情報まで合わせれば、より怖いものは無くなるでしょう。

ボートレース鳴門のアクセス

ボートレース鳴門のアクセス

ボートレース鳴門(鳴門競艇場)は、1953年4月24日に徳島県鳴門市撫養町に開場しました。ボートレース丸亀とともに四国2場を構成し、多くの名選手を輩出。2018年からはモーニングレースも開催し、その魅力をますます大きくしています。

住所 徳島県鳴門市撫養町大桑島濘岩浜48-1
電話番号 088-685-8111
最寄り駅 JR鳴門線「芦原温泉駅」
※無料送迎バス 約10分
最寄りIC 神戸淡路鳴門自動車道「鳴門北IC」
※約15分
無料駐車場 有(1,300台)
公式サイト ボートレース鳴門

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