レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)の予想！地元の大山千広が再びのビッグタイトルへ！

ファンの人気投票によって選抜されたメンバー、ならびに委員会から推薦を受けたメンバー52名で、レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)が開幕します。

華やかなる女子選手たちの祭典は、今年は福岡県のボートレース芦屋(芦屋競艇場)が舞台に設定されました。

数字上ではインが強い芦屋の水面ですが、それではレディースオールスター2021(芦屋競艇G2)もイン逃げ天国になったものなのか。本記事は、その推論にはノーを突きつけます。この芦屋、実は全速旋回しやすいがゆえに、レベルが高いほど荒れる性質を持っているためです。

レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)が女子限定戦という部分を突き詰めると、さらに魅力的な舟券戦略が立てられるでしょう。ぜひとも高配当ゲットの秘策として、本記事の情報をお使いください。

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レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)の詳細情報

レディースオールスター2020(鳴門競艇G2)の優勝戦は、まさかの展開でした。優勝戦の1号艇1コースを勝ち取ったのは、1度の3着を含むオール3連対で勝ち上がってきた福岡の小野生奈選手。勝率も優勝戦の6名では抜けており、絶対的な1番人気に支持されていました。

迎えたスタートのとき。小野生奈選手は期待に応えるコンマ09のトップスタート。1号艇として最高の出足を見せます。

しかし、3号艇の長嶋万記選手のまくりを受け止めたところを、2号艇の岩崎芳美選手が抜群の差し。岩崎芳美選手は地元徳島支部の意地、ボートレース鳴門(徳島競艇場)を知り尽くしているからこその劇的な一撃でした。

話は終わりません。差しによって痛恨の遅れを喫した小野生奈選手は、挽回をかけて1周目2マークで思い切りハンドルを握ります。ですが、それが仇となってバランスを崩して大きく後退。2番手には同じ徳島支部の5号艇、喜多須杏奈選手が浮上しました。

結果的に、上位2艇はそのまま決着し、3着には3号艇の長嶋万記選手が入り、3連単2-5-3は49番人気で21,150円の2万舟の波乱の結果。競艇(ボートレース)は決して優勝戦といえどもわからない、という事実をまざまざと示した内容だったといえるでしょう。

優勝した岩崎芳美選手は、なんとJAL女子王座決定戦2002(徳山競艇G1)以来のビッグタイトル獲得です。実況からも「日韓ワールドカップの年以来18年ぶり」と声が飛ぶ会心の走りが地元水面で生まれたことは、何よりの誉れでした。

レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)の開催期間

2021年2月23日(火・祝)～2月28日(日)

レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)の出場選手

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レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)に出場する選手の一覧です。今回が第5回となるレディースオールスターは、今年もすばらしいメンバーが集まりました。優勝賞金450万円を争い、美しき女子レーサーたちが激しいバトルを繰り広げます。

女子選手限定ということもあって、B1級の選手も多くあっせんされているのが特徴でしょう。

しかし、彼女たちは決して技量で上位選手に見劣りするとは限りません。中には目の覚めるようなスタートテクニックや全速旋回を得意とする選手もいるため、級別だけで判断すると天を仰ぐ結果になるでしょう。

レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)のアクセスと新型コロナウイルス対策

レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)は、福岡県遠賀郡芦屋町にあるボートレース芦屋(芦屋競艇場)で開催されます。次の項目で詳しく説明しますが、本開催は有観客開催ながら、事前申し込みによる抽選に当選した人だけが入場できます。

よって、当選しなかった人や当選の証明ができない人は、競艇場内に入ることができません。もし当選して当地に向かう方がいらっしゃいましたら、必要な物品を持って向かうように気をつけましょう。

また、新型コロナウイルス対策に伴う緊急事態宣言が、ボートレース芦屋(芦屋競艇場)のある福岡県にも発出されています。これに伴い、競艇場の内外での対策が強化されている点に留意しましょう。

参考記事1：ボートレース芦屋新着情報

参考記事2：GⅡ第5回レディースオールスター期間中の選手横断幕掲出について – ボートレース芦屋

[要確認]レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)の入場は事前申し込み制です

参考記事：GⅡレディースオールスター 入場事前申込について（申込は終了しています） – ボートレース芦屋

上記の参考記事にもあるとおり、レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)の開催期間中は、ボートレース芦屋(芦屋競艇場)への入場が事前申込制となっています。

また、2021年2月17日現在、この事前申し込み期間はすでに終了し、当選者には当選はがきが到着しました。非応募者、非当選者は現地に赴いても入場出来ませんので、ご注意ください。

加えて、下記にボートレース芦屋(芦屋競艇場)の問い合わせ先情報を掲載していますが、この入場事前申し込みの抽選に関する問い合わせは答えられないと明記されているため、質問は控えましょう。

ボートレース芦屋(芦屋競艇場)の住所・電話番号・問い合わせフォーム

ボートレース芦屋(芦屋競艇場)への電車＆無料バス＆無料タクシーでのアクセス

ボートレース芦屋(芦屋競艇場)は、最寄り駅はJR鹿児島本線の遠賀川駅です。しかし、JR遠賀川駅のほかにも、多くの駅から無料バスと無料タクシーが出ており、とてもアクセスに便利なボートレース場といえるでしょう。

ただ、今回のレディースオールスター2021(芦屋競艇G2)においては、緊急事態宣言が出ていること、および事前申込制によって入場者数を制限していることから、無料バスと無料タクシーが減便および時間を変更しての運行となります。

また、無料バスは以下に最も便数の多いJR遠賀川駅との往復便のみを掲載しました。ほかにもJR戸畑駅、直方バスセンター、古賀バス停の3ヶ所を支店および終点とする便が少ないながらも存在しています。

参考記事：GⅡ第5回レディースオールスター開催中の交通機関について – ボートレース芦屋

ボートレース芦屋(芦屋競艇場)への自動車でのアクセス

ボートレース芦屋(芦屋競艇場)には、約5,000台強を収容できる駐車場があります。自動車でのアクセスも充分に検討できるでしょう。

若戸大橋方面から来る場合、若戸大橋口交差点を国道199号線に沿って直進した後、鴨生田交差点を県道26号線に沿って進み、芦屋浜口南交差点を左折して直進です。

国道3号線経由の場合、遠賀大橋を渡り、遠賀市街方面へと直進しましょう。約1.2kmほど先に遠賀町役場前交差点があるため、そこを右折します。

九州自動車道は古賀ICが最寄りです。古賀ICで下りたら、国道3号線を北九州方面へ進みましょう。今古賀交差点へのスロープを下りて、芦屋方面へと左折します。

レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)の予想に役立つレース展望

レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)のレース展望が、公式の特設サイトにアップロードされていました。今節の概要を把握するのにとても役立つ情報ですので、引用して確かめてみましょう。

女子トップスターたちの競演だ。ボートレース芦屋で2月23日から「G2第5回レディースオールスター」が開催される。ファン投票と委員会推薦で選ばれた52選手が芦屋に集結。熾烈かつ華やかなバトルを繰り広げる。

V争いの最注目選手はもちろん地元の大山千広（福岡）だろう。ファン投票で2万8049票を集めて断トツの1位。これで3年連続のトップ当選となった。ただレディースオールスターはなぜか相性いまひとつで、過去4回出場してまだ優出ゼロ。17年宮島大会は予選52位の惨敗、18年びわこ大会では準優でフライング、19年児島大会は準優5着で敗退、20年鳴門大会では予選2位通過も準優1号艇で4着と悔しい思いを重ねてきた。今年こそ優勝戦へ勝ち上がってファンの期待に応えたいところだ。芦屋は通算7優出の実績がある好相性水面。17～18年には芦屋フレッシュルーキーも務めていた大山が、ここでビッグタイトルを手にするのか。

地元の福岡支部からはその他にも藤崎小百合、川野芽唯、深川麻奈美、小野生奈、竹井奈美、中川りなが参戦。支部別最多の7人が登場する。

雪辱を期すのは小野だ。昨年の鳴門大会では予選をトップ通過するなどV争いを引っ張ったが、優勝戦1号艇で無念のイン戦5着。目の前にあったタイトルをつかみそこなった。今年こそ頂点に立ちたいところ。芦屋は17年レディースチャンピオンで優勝、18年レディースチャレンジカップで優出2着と大舞台で結果を残してきた水面だけに楽しみだ。

竹井も見逃せない。昨年の鳴門大会はF休みで出場権を棒に振っており2年ぶりのレディースオールスター出場になる。今期9節走って5優出と近況リズムは上々。芦屋はV歴こそないものの優出5回と相性良好なだけにチャンスは十分だろう。悲願の女子ビッグレース初Vへ期待は高まる。

遠征勢で芦屋巧者といえば守屋美穂（岡山）だろう。芦屋では17年ヴィーナスシリーズ、18年レディースチャレンジカップ、19年モーターボート大賞と3回のV歴。2つのG2タイトルを手にしているドル箱水面だ。守屋もレディースオールスターは相性いまひとつで、過去4回出場して準優1回、優出ゼロとなぜか苦戦している。今年こそ大会初優出を果たしたいところ。まずはファン投票2位で手にしたドリーム戦2号艇で好スタートを切りたい。

また岡山支部勢は守屋以外にも芦屋巧者がそろう。寺田千恵は15年に芦屋レディースチャレンジカップで優勝するなど当地通算26優出7Vの実績。芦屋は古巣の水面でもあり相性は申し分ない。19年児島大会に続く2回目のレディースオールスター制覇へ意欲十分だろう。田口節子も芦屋は通算9優出5Vと好相性。05～09年にかけて芦屋4節連続Vを飾った経験もあるだけに楽しみな存在になりそうだ。

その他では昨年の鳴門大会に続く連覇を目指す岩崎芳美（徳島）をはじめ、昨年のレディースチャンピオン覇者でファン投票3位の平山智加（香川）、昨年のクイーンズクライマックス覇者でファン投票5位の平高奈菜（香川）、ファン投票6位で3年ぶりのドリーム戦出場となる松本晶恵（群馬）、昨年3月に芦屋一般戦で優勝するなど当地2節連続V中の香川素子（滋賀）、17年宮島大会を制したレディースオールスター初代覇者の山川美由紀（香川）、優勝した18年びわこ大会以来3年ぶり2回目のレディースオールスター出場となる中村桃佳（香川）、今年すでに2Vと近況絶好調の鎌倉涼（大阪）、レディースオールスター過去4大会で予選トップ通過が2回ある遠藤エミ（滋賀）、レディースオールスター優出2回の実績を持つ細川裕子（愛知）と長嶋万記（静岡）、昨年12月にデビュー初Vを飾るなど近況躍進光る出口舞有子（愛知）、昨年の鳴門大会で優出2着に入った喜多須杏奈（徳島）らに注目したいところ。また、レディースオールスター初出場は前述の中川りな、出口舞有子をはじめ、小芦るり華（佐賀）、来田衣織（兵庫）、柴田百恵（静岡）、上田紗奈（大阪）、山崎小葉音（群馬）、山川波乙（三重）。

（データはすべて2月5日現在）

出典：レース展望 – レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)特設サイト

上記のとおり、やはり福岡支部が送り込んできた才媛たちが、今回の開催の主役になるでしょう。特に、人気投票上位でドリーム戦のメンバーに抜擢された2名は、優勝候補というべき人気と実力を兼備しています。詳しくは後段で解説しましょう。

興味深いのは、レディースオールスターとの相性も語られている点です。すごい選手でもなぜか相性が悪い競走というのはあるもの。予想の要素として採用しても面白いかもしれませんが、レディースオールスターはまだ第5回と若い大会である点には注意が必要です。

レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)が行われるボートレース芦屋の特徴

ボートレース芦屋(芦屋競艇場)は、淡水が水質のプール水面です。かつてはセンター勢からのまくり一発が頻繁に見られましたが、モーニング開催であるサンライズレースが始まったこともあり、近年は1コースからのイン逃げが安定感を増してきています。

それでも、広い水面は決して波乱を受け入れないわけではなく、豪快な全速ターンを受け入れる度量を有しています。

芦屋の1マークとスタンドの距離は53メートル。これは全24場で最も広く、回りしろを大きく取れる環境が整っています。対岸もコンクリートの護岸ではなく自生する葦であり、返ってくる波がかなり弱いのも特徴でしょう。

スピード自慢の選手にとって、これ以上ない最高の舞台です。全速でのまくり、および全速でのまくり差しを主体とする選手が出場してきたら、ぜひとも狙いたい水面です。選手の特性を把握していると大きな舟券を当てやすい利点があるでしょう。

こうした特性に加えて、冬場は風向きが安定せず、大波乱も期待できる環境です。冬シーズンの4コースの勝率が11.4%と、3コースの勝率9.2%と逆転現象を起こしている事実が、冬の気候と風向きがダッシュ勢からのカドまくりに利するケースの存在を示唆しています。

本サイトでは、ボートレース芦屋(芦屋競艇場)の詳細をまとめた記事を公開しています。ぜひとも本記事とあわせてご覧いただき、レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)の舟券予想を勝利で彩る強力な武器としてください。

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レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)のドリーム戦に出場する人気と実力を兼ね備えた6人

レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)では、開催初日の2021年2月23日(火・祝)にドリーム戦が組まれました。

選考基準はファン投票の上位6名で、内枠から人気上位が機械的に当てはめられています。人気投票の上位ではありますが、実力も実績も一級品の女子選手ばかりであり、見応えあるレースが展開されるでしょう。なお、人気投票の第7位(富樫麗加)と第8位(深川麻奈美)が補欠選手として発表されています。

レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)の注目は地元福岡の大山千広と小野生奈

女子選手だけでなく、男子選手をあわせても、彼女ほどのスタートセンスの持ち主はそういないでしょう。福岡の大山千広選手がファン投票で第1位になったのは、当然というべき結果です。

確かに、大山千広選手は最近やや厳しい戦いを強いられています。算定期間内の勝率が6.69というのは一流の数字なれども、大山千広選手の卓抜した才能があれば、もっと高みにいていいのは間違いありません。

今回、隣に入るであろう2号艇には、勝率7.27点の守屋美穂選手が控えています。大山千広選手は、図抜けたセンスでもってこのドリーム戦を制し、地元開催で好発進を遂げられるか。そして、レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)という大きなタイトルを勝ち取れるか。

大山千広選手が盤石でないからこそ、その仕上がりに注目が集まります。前検日のモーター抽選も含めて必見です。

同じ福岡の期待の星、それが小野生奈選手です。2020年のレディースオールスター、勝ち取った1号艇1コースからの抜群のスタートは、しかし、やすやすとイン逃げを許さない展開の前に夢と散りました。

小野生奈選手は、また、レディースチャンピオン2017(芦屋競艇G1)というビッグタイトル覇者でもあります。女子選手の中ではトップクラスの実績に加え、芦屋という縁の深い地元水面で、再びのビッグタイトルのチャンスが巡ってきました。

2020年は、三国プリンセスカップ(三国競艇一般)の優勝1つのみに終わりました。これは優勝なしだった2014年以来の不調です。

しかし、前節は九州地区選手権2021(大村競艇G1)で男子選手も含めてのハイレベルな争いで果敢に挑み、2節前は女子限定戦である酒処京都新京極スタンド杯(びわこ競艇一般)で準優勝戦まで進出しました。

女子選手ならばトップクラス。男子選手をかわす実力もあり。その事実を再び示すため、レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)のドリーム戦は4号艇からの挑戦が待っています。

レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)のまとめ

レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)は、ボートレース芦屋(芦屋競艇場)で行われるというアドバンテージについて、地元の福岡支部の選手たちが活用できるかどうかが重要なレースでしょう。

大山千広選手、小野生奈選手といった看板選手たちを始めとし、52名中7名もの選手が福岡所属です。冬の芦屋という癖が出やすい水面を勝負の利とする選手がA2級やB1級から現れても、不思議ではありません。

また、大レースでスマートな動きができる女子選手を発掘する意味でも、レディースオールスター2021(芦屋競艇G2)は得難い機会です。女子戦が苦手という方にこそ、ぜひとも予想にチャレンジしてほしいレースといえるでしょう。