昨年2022年は山口の白井英治選手が優勝し、すでに引退して解説者として現地に来ていた師匠の今村豊さんと抱き合い、感動のフィナーレを迎えたレースがあります、これこそボートレースの1年の集大成にして最終局面たる「賞金王決定戦」、すなわち「ボートレースグランプリ」です。
今年は2023年12月19日(火)に始まり、12月24日(日)のクリスマスイブに2つのファイナルがやってきます。すなわち、「ボートレースグランプリシリーズ2023(住之江競艇SG)」の優勝戦と、「ボートレースグランプリ2023(住之江競艇SG)」のグランプリ優勝戦です。
2023年、”聖地住之江”の夜に最高の結末を勝ち取るのは誰か。当記事はグランプリが始まり、そして終わった後も楽しめる内容として仕上げました。楽しみましょう、歴史の生まれる瞬間を。
- 近年のボートレースグランプリを振り返る!昨年は史上初めての大村開催
- 2023年のボートレースグランプリ出場選手を網羅!すべて見せます
- イベントも充実!現地のさらなる楽しみが戻ってきた2023年
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目次
「ボートレースグランプリ2023(住之江競艇SG)」の詳細情報
開催年(開催地) | 優勝選手 | 所属支部 |
2018年(住之江) | 峰 竜太 | 佐賀 |
2019年(住之江) | 石野 貴之 | 大阪 |
2020年(平和島) | 峰 竜太 | 佐賀 |
2021年(住之江) | 瓜生 正義 | 福岡 |
2022年(大村) | 白井 英治 | 山口 |
ボートレースグランプリ。一目でわかる「決戦」は「賞金王決定戦」の正式名称を持ち、2013年以前はこの名称のみで争われていました。
優勝賞金1億円。明確に「頂点を極めし者」に与えられる、至高の栄誉です。
当年1月1日からSG競走「チャレンジカップ」終了時点までの獲得賞金ランキングで出場の可否が決定。上位18名(第1位-第18位)がグランプリ本戦出場を、上位60名(第1位-第60位)がもうひとつのSG競走であるグランプリシリーズ(シリーズ戦)出場を認められます。
2つの競走の順位が重複しているのは、グランプリ優勝戦出場選手を決める「トライアル」で敗北した選手がシリーズ戦に合流するからです。正確には本戦へ出場するため、公式サイトなどでは「グランプリ出場選手を除く」とされていますが、出場権利とその使用可能性はあるためにわかりやすく表現しました。
開催年(開催地) | 優勝選手 | 所属支部 |
2018年(住之江) | 平尾 崇典 | 岡山 |
2019年(住之江) | 馬場 貴也 | 滋賀 |
2020年(平和島) | 深川 真二 | 佐賀 |
2021年(住之江) | 新田 雄史 | 三重 |
2022年(大村) | 宮地 元輝 | 佐賀 |
シリーズ戦の過去5年の優勝選手は、上記のとおりとなっています。2020年は本戦を峰竜太選手、シリーズ戦を深川真二選手が制し、佐賀勢が総取りという結果になりました。
しかし、翌2021年はシリーズ優勝戦で福岡支部の西山貴浩選手が妨害失格、グランプリ優勝戦で峰竜太選手が史上最大となる約41億円の返還につながる妨害失格を導いてしまい、一世一代の大勝負の場だからこその怖さを知らしめました。
とはいえ、3コースから見事な一撃を見せた瓜生正義選手のすごさが損なわれるものでないことも、改めて書き添えておきましょう。当然、シリーズ戦で優勝した新田雄史選手にしても同様です。
<前回優勝戦回顧>「ボートレースグランプリ2022(大村競艇SG)」は白井英治が悲願の戴冠!師匠に捧げる黄金のヘルメット
艇番 | 選手名 | 所属 |
1 | 白井 英治 | 山口 |
2 | 原田 幸哉 | 長崎 |
3 | 深谷 知博 | 静岡 |
4 | 磯部 誠 | 愛知 |
5 | 片岡 雅裕 | 香川 |
6 | 馬場 貴也 | 滋賀 |
かくて迎えた、2022年のボートレースグランプリ。このレースは、「新たな歴史」を刻む戦いでした。競艇発祥の地でありながら、決して交通の利便性の高い立地ではなかったボートレース大村に、初めてボートレースグランプリ開催の栄誉が巡ってきたのです。
これもまた「インターネット投票」ならびに「インターネットライブ配信」が可能な環境が整い、ボートレース人気がさまざまな理由から向上した恩恵と言えるでしょう。
そんな史上初の「発祥地グランプリ」は、山口の白井英治選手が堂々たるイン逃げを敢行。1周目1マークを完璧に回り、「関門のホワイトシャーク」が師匠たる今村豊さんも達成できなかった悲願を掴み取りました。
焦点は2着争いと3着争い。こちらは白熱のバトルの末に、6号艇6コースの馬場貴也選手が2着、4号艇4コースの磯部誠選手が3着。1-6-4は3連単で21番人気、6,530円という高めの払い戻しを計上したのです。究極の戦いともなれば、もはや大外の不利なども問題とならない。
無数の読みと駆け引き、そしてゴールまでの激戦が、ファンの心に強く深く刻まれていきました。
狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想/「ボートレースグランプリ2023(住之江競艇SG)」特別版
いつもならば、各開催の主役となりうる選手を分析するのが、レース特集記事での基本でした。しかし、ボートレースグランプリという最強決定戦では「誰もが主役にして優勝候補」です。
これは「水面特性」や「狙い目モーター」についても同様で、誰もが住之江という絶対的な存在であるこのコースを知っているうえ、「グランプリでは好成績のモーターが選抜」されます。
- トライアル1st出場選手/初日第11R
- トライアル1st出場選手/初日第12R
- トライアル2nd出場選手/3日目第11R
- トライアル2nd出場選手/3日目第12R
したがって、今回は特別編として、グランプリ本戦に出場する全18選手に関し、出走表が発表されている各初戦をベースとして俯瞰していきます。そのうえで、各レースの注目選手をピックアップし、今年の活躍を振り返りましょう。
これらの戦いがどのように始まり、どのような結果として残るのか。開催前はもちろん、開催後に何度でも味わえる内容となるでしょう。
トライアル1st出場選手/初日第11R
初日の第11Rから、グランプリ本戦のトライアル1stが始まります。獲得賞金ランキング第7位から第18位までの選手による、トライアル2ndへ進むための激戦が幕を開けるのです。
艇番 | 選手名 | 所属 |
1 | 濱野谷 憲吾 | 東京 |
2 | 羽野 直也 | 福岡 |
3 | 土屋 智則 | 群馬 |
4 | 毒島 誠 | 群馬 |
5 | 中島 孝平 | 福井 |
6 | 今垣 光太郎 | 福井 |
11Rの出場選手は上記のとおり。注目は、なんといっても「東都のエース」たる濱野谷憲吾選手でしょう。1号艇としてきっちりと逃げて、2日目の好成績を積み重ね、トライアル2nd進出と好枠ゲットを果たしたいところです。
優勝戦日付 | 開催名称 | 開催地 | 格付け |
1月8日 | 第61回サンケイスポーツ杯争奪/第52回東京ダービー | 平和島 | 一般 |
2月9日 | 関東支部集結バトル!夕刊フジ杯 | 多摩川 | 一般 |
8月18日 | 第63回デイリースポーツサマーカップ | 平和島 | 一般 |
9月5日 | トコタンキング決定戦 | 常滑 | G1 |
9月30日 | 全日本王者決定戦 | 唐津 | G1 |
濱野谷選手は、2023年に5つの優勝を重ねました。なお衰えぬ東京支部の大エースが、伝説となるための戦いに戻ってきたのです。
「トコタンキング決定戦2023(常滑競艇G1)」に「全日本王者決定戦2023(唐津競艇G1)」と周年競走を同月に2つ制し、その他のビッグレースでも大いに活躍したことで、2年ぶり14回目のグランプリ出場を勝ち取りました。
濱野谷憲吾選手が漫画『モンキーターン』の主人公、波多野憲二のモデルになってから四半世紀以上。まさしく「競艇」、ひいては「ボートレース」の地位を高めた立役者が、賞金王決定戦の輝きをより明瞭なものにしてくれるでしょう。
トライアル1st出場選手/初日第12R
トライアル1stの2つ目は、続く初日第12Rに設定されています。誰もが注目選手であるのは間違いありませんが、それでも1号艇の桐生順平選手が堂々たるイン逃げを見せてくれるのではないか。そのように考えました。出走表は以下のとおりです。
艇番 | 選手名 | 所属 |
1 | 桐生 順平 | 埼玉 |
2 | 片岡 雅裕 | 香川 |
3 | 山口 剛 | 広島 |
4 | 深谷 知博 | 静岡 |
5 | 平本 真之 | 愛知 |
6 | 菊地 孝平 | 静岡 |
なんといっても、”桐生順平選手はこの住之江水面との相性が良い”というデータがあります。そもそも「ボートレースグランプリ2017(住之江競艇SG)」が住之江初優勝というところから、「持ってる」ことは明らかかもしれません。また、周年競走の「太閤賞2019(住之江競艇G1)」も制しています。
優勝戦日付 | 開催名称 | 開催地 | 格付け |
1月26日 | 全日本覇者決定戦 | 若松 | G1 |
6月10日 | 戸田プリムローズ | 戸田 | G1 |
桐生順平選手の2023年の優勝は2つ。ただし、いずれもG1競走です。1つは1月の若松70周年、年明け最初のG1であった「全日本覇者決定戦2023(若松競艇G1)」でした。そして、もう1つは地元タイトルである「戸田プリムローズ2023(戸田競艇G1)」です。
2節前の「チャレンジカップ2023(三国競艇SG)」でも堅調さをアピール。SG競走でオール3連対の予選4位通過。これ以上の安定感はないわけですが、準優勝戦は惜しくも3着で優出を逃しました。それでも、最終日は3着1着の良い締めですから、「2度目の賞金王」への野心に満ちているでしょう。
なんといっても、31歳にして「埼玉支部で初めての賞金王レーサー」という”金字塔”になった桐生順平選手です。6年前の歴史に、さらなる偉業を書き加える。それは十分に成し遂げられる未来であろうと考えられます。
トライアル2nd出場選手/3日目第11R
トライアル1stは2日目まで実施され、その勝敗が決定します。1stに参加する12名のうち、通過できるのは半分の6名のみ。もう半分は敗退となってシリーズ戦へ転戦し、最後までその敢闘精神を発揮していきます。
艇番 | 選手名 | 所属 |
1 | 馬場 貴也 | 滋賀 |
2 | 茅原 悠紀 | 岡山 |
3 | 池田 浩二 | 愛知 |
4 | 1st第1位 | – |
5 | 1st第4位 | – |
6 | 1st第5位 | – |
出走表は上記のように発表されており、4号艇から6号艇まではトライアル1stの順位に応じて配置されます。他方、次の12Rともどもイン3艇を占めるのが、当年の獲得賞金ベスト6の面々であり、住之江の良モーターを優先的に手にする権利を得ているのです。
そうした前提を踏まえて、このトライアル2nd初戦で期待したいのは、愛知の池田浩二選手でしょう。
優勝戦日付 | 開催名称 | 開催地 | 格付け |
1月4日 | 中日スポーツ金杯争奪2023新春特別競走 | 常滑 | 一般 |
6月15日 | にっぽん未来プロジェクト競走inまるがめ | 丸亀 | 一般 |
8月9日 | 創刊75周年記念/第68回スポニチゴールデンカップ | 平和島 | 一般 |
10月2日 | 第5回日本一しょうゆ杯 | 桐生 | 一般 |
今年の優勝は4回。いずれも一般戦ではありますが、しっかり格の違いを見せつけてきました。とりわけ4つ目の「第5回日本一しょうゆ杯(桐生競艇一般)」に至っては、2着が1回きりあるだけで、残りはすべて1着でした。いわゆる準完全Vを成し遂げています。
昨年、”SGの中のSG”とも呼ばれる「グランドチャンピオン2022(唐津競艇SG)」にて、約9年ぶりのSG制覇を成し遂げた池田浩二選手。なお深掘りすれば、この唐津グラチャン以前に勝った最後のSGこそ、「賞金王決定戦2013(住之江競艇SG)」でした。
池田浩二選手はとかく住之江水面で大業を成しており、「賞金王決定戦シリーズ(住之江競艇SG)」「賞金王決定戦2011(住之江競艇SG)」「デイリースポーツ杯2012サザンカップ(住之江競艇一般)」「賞金王決定戦2013(住之江競艇SG)」と、住之江で優勝した4回のうち3回がSG競走となっています。
もちろん、それだけ住之江競艇場が絶対的な存在であり、ここに遠征して勝ち切ることはすなわちビッグタイトルである確率が高いというのもあるでしょう。それでも、当該水面での実績を考えるならば、初戦3号艇であっても一撃の楽しみが秘められています。
トライアル2nd出場選手/3日目第12R
かくて迎える、2023年のボートレースグランプリの3日目第12R。この日のトリを飾るのは、11Rともどもこのレース単体ですら魅力に満ちたメンツのトライアル2ndです。
艇番 | 選手名 | 所属 |
1 | 峰 竜太 | 佐賀 |
2 | 石野 貴之 | 大阪 |
3 | 磯部 誠 | 愛知 |
4 | 1st第2位 | – |
5 | 1st第3位 | – |
6 | 1st第6位 | – |
すさまじいきらめきを持った3名が並びます。通算SG制覇10回。「ボートレースグランプリ2019(住之江競艇SG)」優勝者にして、”最強”大阪支部が送り込むタイトルホルダー。絢爛なる勝利の歴史に彩られてきた地元大阪の石野貴之選手ならば、住之江20回目の優勝を、2回目の賞金王戴冠という形で掲げるかもしれません。
さらに、愛知の磯部誠選手です。昨年のグランプリ優勝戦で3着したのみならず、今年6月には直上で紹介した石野貴之選手の猛追を振り切り、「グランドチャンピオン2023(徳山競艇SG)」でSG初優勝を達成。そこには、「平成生まれのボートレーサーとして初めてのSG優勝」という偉大な記録さえもついてきました。
ただ、たとえこれらの輝きがあろうとも、佐賀の峰竜太選手に最大の注目印を打たないわけにはいきません。「令和ボートレースを代表する1人」にして、「あらゆる批判や非難を甘受し、卓抜した結果によってその輝きを取り戻した」と表現してもいい峰選手。やってしまった失敗は消えませんが、同時に今後は成功だけを積み重ねることも可能なのです。
優勝戦日付 | 開催名称 | 開催地 | 格付け |
1月3日 | 第63回佐賀県選手権 | 唐津 | 一般 |
4月14日 | ツッキー王座決定戦 | 津 | G1 |
4月26日 | 日本財団会長杯/ゴールデンウイーク唐津特選 | 唐津 | 一般 |
5月28日 | 創刊75周年記念/スポーツニッポン杯 | 唐津 | 一般 |
6月21日 | BTS嘉麻開設11周年記念 | 芦屋 | 一般 |
7月30日 | MB大賞/天下無双!群雄割拠浜名湖の陣/地区対抗戦 | 浜名湖 | G2 |
8月24日 | さがけいば杯 | びわこ | 一般 |
9月8日 | 高松宮記念 | 住之江 | G1 |
10月29日 | ボートレースダービー | 蒲郡 | SG |
2023年4月までのG1競走あっせん制限期間、さらに長い2023年10月までのSG競走あっせん制限期間もあったため、2023年の峰竜太選手は一般戦に多く出場していました。結果、2023年は9つの開催でV。なおすばらしいことに、G1復帰戦となった「ツッキー王座決定戦2023(津競艇G1)」ですぐに優勝し、同じくSG復帰戦となった「ボートレースダービー2023(蒲郡競艇SG)」でまたも即優勝したのです。
さらに驚くべきことには、全24場制覇マジックが残り2だった峰選手は、ツッキー王座決定戦(71周年記念)で津初制覇を勝ち取ってマジック1に。そして、唯一残っていた蒲郡もボートレースダービーで劇的勝利。全24場制覇と通算100Vを同時に成し遂げました。
ボートレースが好きで、誰かとの交流も好き。2021年の大クラッシュと史上最大の返還の数ヶ月後に起きた、「ファンサービスのなかで”良からぬ人物”とやり取りしてしまったことによるペナルティ」。ですが、峰選手はそれでも水面という戦場に帰ってきて、この記録を打ち立てました。
2年前の忘れ物が、住之江にはあります。聖地住之江。それは「ボートレースグランプリ2018(住之江競艇SG)」で歓喜を味わい、3年後に絶望を与えられた場所となりました。2023年はすべてを至上の幸福で満たすことができるか。三国チャレンジカップ終了時点での獲得賞金ランキング第1位。18名の精鋭の筆頭として、決戦の時を迎えます。
「ボートレースグランプリ2023(住之江競艇SG)」イベント情報
さすがに住之江グランプリ。2023年、多くの現地イベントが解禁されたこともあり、豪華ゲストが大阪へとやってきます。レジェンド選手から人気の芸能人まで。これらを楽しみに現地へ足を運ぶのも、一興ではないでしょうか。
日付 | 場所 | 内容 | 備考 |
12月19日 | 中央ホール | トークショー | 梅沢富美男 |
12月19日 | 中央ホール | トークショー | 山崎智也 |
12月19日 | 中央ホール | オープニングセレモニー | トライアル1st出場選手インタビュー併催 |
12月20日 | 中央ホール | トークショー | たむらけんじ |
12月21日 | 中央ホール | トークショー | 今村豊 |
12月21日 | 中央ホール | トークショー | 藤森慎吾 |
12月21日 | 中央ホール | インタビュー | トライアル2nd出場選手 |
12月22日 | 中央ホール | トークショー | 田中圭 |
12月23日 | 中央ホール | トークショー | 森唯斗 |
12月23日 | 中央ホール | トークショー | 坂上忍 |
12月24日 | 中央ホール | トークショー | 神尾楓珠 |
12月24日 | 中央ホール | インタビュー | シリーズ優勝戦andグランプリ優勝戦出場選手 |
12月24日 | 中央ホール | セレモニー | シリーズ戦優勝選手 |
12月24日 | 中央ホール | セレモニー | グランプリ優勝選手 |
「ボートレースグランプリ2023(住之江競艇SG)」まとめ
2023年のボートレース界の「最終決戦のひとつ」。同時に、これで終わりでないのは、他場でも開催していることも当然ながら、年末に「クイーンズクライマックス2023(多摩川競艇PG1)」が開催されることからも明白です。
とはいえ、賞金王決定戦たるボートレースグランプリが最大の山場であるというのは、決して揺るがぬ事実でしょう。
グランプリの栄光、優勝賞金1億円のビッグチャンス、そして世代を超えた夢の舞台。2021年は大変な結末を迎えたボートレース住之江での決戦でしたが、2023年はどういった形で展開し、感動のラストを迎えるのでしょうか。
それを見届けることは、何にも勝る喜びになるでしょう。もちろん、舟券の的中があれば、喜びは人生を支える背骨にすらなりえます。当記事、当サイト、そして優良おすすめサイトの情報を駆使し、最高のクリスマスイブを迎えようではありませんか。
ボートレース住之江のアクセス
ボートレース住之江(住之江競艇場)は、かなり深い歴史を辿ってきたボートレース場です。開場の年月日が1956年6月19日と、他場や他公営競技と比べても遅い事実が、その特異性を示していると言えるでしょう。
というのも、もとは前身として南河内郡狭山町(現・大阪狭山市)の狭山池に「狭山競走場」があり、その後を受けて住吉区(分離して現在の住之江区)に住之江競艇場ができたという運びになっています。
大阪市にあるボートレース場ですが、現在は大阪市が主催に参加しておらず、堺市や岸和田市といった16の自治体で構成される「大阪府都市ボートレース企業団」、ならびに「箕面市」が交互に主催を行っています。
ちなみに、未曾有の41億円もの返還となった「ボートレースグランプリ2021(住之江競艇SG)」の時の主催は箕面市でした。担当の方々はきっと泡を吹いたことでしょう……。
住所 | 大阪府大阪市住之江区泉1丁目1-71 |
電話番号 | 06-6685-5112 |
最寄り駅 | 大阪メトロ四つ橋線・南港ポートタウン線「住之江公園駅」 ※徒歩 約3分(北改札2号出口) |
最寄りIC | 阪神高速15号堺線「玉出出入口」 阪神高速道路4号湾岸線「南港中出入口」 ※約10分 |
無料駐車場 | 無 |
公式サイト | ボートレース住之江 |