九州地区選手権2022(福岡競艇G1)を鋭く予想!
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九州地区選手権2022(福岡競艇G1)を鋭く予想!

UPDATE:2022.01.24
ボートレース情報

九州地区選手権2022(福岡競艇G1)が、2022年2月6日(日)から2月11日(金・祝)までボートレース福岡で開催されます。多くのボートレース場を擁する九州なだけあり、地区限定でもSGタイトルホルダーがずらりとそろいました。

勝つのは峰竜太選手か、原田幸哉選手か、それとも地区選らしく新星が燦然と輝くことになるのか。

あらゆる面から今年の九州地区選手権を楽しむとともに、舟券の的中につながるお役立ち情報をたっぷりとお届けします。

この記事でわかること

  • 今年の九州地区選手権の見どころがわかる
  • 九州地区選手権がどの選手を中心に回るか把握できる
  • 冬の福岡水面について複数の要素で理解できる
  • 新型コロナウイルス対策や入場規制の有無を確かめられる

▼三連単や転がしが当たる優良競艇予想サイト

九州地区選手権2022(福岡競艇G1)の詳細情報

九州地区選手権2022(福岡競艇G1)の詳細情報

九州地区選手権は、まさに戦国時代のような趣です。ここで名をあげようとする選手から、年末のグランプリへ向けて好発進を切りたい選手、さらに今年最初のSGであるボートレースクラシック2022(大村競艇SG)への切符を掴み取りたいという多くの願い。様々な想いが交錯し、激しい火花となってファンの前に現れます。

昨年、2021年の九州地区選手権は、佐賀の峰竜太選手の圧巻のパフォーマンスが光りました。しかし、現代ボートレースにおける絶対的な存在である峰選手でさえ、昨年の12年ぶりの優勝で、ようやく地区選V2なのです。

近年は特に複数回優勝が難しい、九州地区選手権。新星台頭も含めて、柔軟な舟券予想が幸運の鍵になるでしょう。

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

九州地区選手権は、6つある地区選の中で最も「激戦区」ではないかと考えられます。それほどにトップレーサーがひしめき合うとともに、グレードレース初制覇を狙うフレッシュなタレントが多く在籍しています。

  1. 峰竜太の汚名返上!
  2. 桑原悠こそ地区選マイスター
  3. 勝利の女神モーター21号機

悩みが尽きないくらい、数多ある注目ポイント。当記事では、「実績選手とパワフルなモーター」にフォーカスを絞り、シリーズを勝ち抜く情報としてお伝えします。

シリーズ展開予想①/峰竜太の汚名返上!

ボートレースグランプリの誉れあるグランプリ優勝戦。2021年最大の決戦での峰竜太選手の「やらかし」による妨害失格と巨額の返還事案は、「41億円事件」などと揶揄されることになりました。

しかし、それで心が折れるようであれば、7年連続最高勝率という大記録は打ち立てられません。峰竜太選手は戦いの水面に戻ってきました。

そして、九州地区選手権2022(福岡競艇G1)は、「禊の場」とするにはふさわしいステージといえるでしょう。

シリーズ展開予想②/桑原悠こそ地区選マイスター

ただ、九州地区選手権であれば、「この男を忘れるな」という傑出したレーサーがいます。それが長崎の桑原悠選手です。

2019年、2020年と、芦屋および唐津で九州地区選手権の2連覇を達成しました。これは2004年と2005年を連覇した上瀧和則選手以来の快挙です。

その上瀧和則選手は2008年と2010年にも優勝の誉れを勝ち取り、地区選V4を達成しました。2022年現在もボートレース選手会会長の職務をこなしながら、会長兼任での現役復帰を果たし、幅広い年代のファンを沸かせています。

桑原悠選手も、そのような「大出世」が望まれる逸材です。G1の優勝はまさしくこの九州地区選手権の2回だけ。しかし、それを3回へと積み上げ、次の華々しいキャリアへの礎にする。そうした未来もまた、十分に考えられるものです。

シリーズ展開予想③/勝利の女神モーター21号機

一流のレーサーはどのようなモーターでも戦えますが、調整能力さえ超えた「神の仕上がり」の超抜モーターは、使えば使うほどに1場にひとつは生まれてくるものです。

2022年1月現在のボートレース福岡においては、21号機がそれに該当します。勝率6.19、2連対率45.92%、優出6回に優勝1回。これぞ「高みへ連れて行ってくれるパワフルモーター」と断言できるでしょう。

抜群のスピードで言えば25号機も捨てがたいのですが、総合力では21号機が安定しています。このモーターが誰の手に渡るのか、そこから確認していいレベルの存在です。

ボートレース福岡の水面の特徴

ボートレース福岡の水面の特徴

当サイトでは、各ボートレース場の特集記事を公開しています。そこでも触れている通り、ボートレース福岡はかなり特殊な水面となっています。

加えて、昨年末のクイーンズクライマックス2021(福岡競艇PG1)など、レース特集記事においてもその特異性を複数の視点から見てきました。

それでもなお語り尽くせぬ「不可思議」が隠れているのが、福岡水面の恐ろしいところです。今回は福岡の水面が何ゆえにそこまで言わせるのか……基本的な部分に触れつつ、2月という寒さ際立つこの時期に特化した情報をお届けします。

  1. 水質は「汽水」
  2. 博多港の船舶という不確定要素
  3. 冬のホーム追い風に「罠」あり

これらのポイントが、難題を解き明かす鍵になるでしょう。また、事前の心構えとして、福岡の舟券予想およびレース観戦は我慢や堪忍が重要です。どんな一流選手でももてあそばれる「魔の水面」、それが福岡の恐ろしさなのです。

特徴①/水質は「汽水」

ボートレース福岡は、博多湾の海水と那珂川の淡水が入り交じる「汽水」の水質を持っています。傾向としては海水のほうが強いとも言われますが、立地的に特殊という面では変わりありません。

汽水は海水とも淡水とも違った性質を持ちつつ、双方の難しさを兼ね備えた存在です。しかも、「満潮だろうが干潮だろうが乗りづらい」「干満で乗りづらさの質が変わる」という、えげつない水面でもあります。

さらに、「ピットがバック側にある」「2マーク側が狭い」「必然的にスタート時の助走距離も取りづらい」と、競走も予想も困難にする要素が目白押しです。

特徴②/博多港の船舶という不確定要素

驚くべきことに、1つ目の特徴で挙げた内容は、わかっている分だけマシといえます。何しろ、福岡水面において最大の難物は、近隣の博多港に船舶が出入りすることで生じる「うねり」にあるからです。

港湾との位置的な関係上、このうねりは1マーク側で頻発します。また、玄界灘から吹きつける風によってもうねりが生じる点は、常に心に刻んでおきたいものです。

現在、関係各所との調整や防風ネットの設置により、昔に比べれば大きく改善されました。それでも、全24場でもトップクラスの難水面という評判に変わりはありません。

特徴③/冬のホーム追い風に「罠」あり

ボートレース福岡は、冬にホーム追い風がよく吹く傾向にあります。福岡の追い風はボートレースのセオリー通り、イン艇にとってはプラス、アウト艇にとってはマイナスです。

ただ、気にしたいのが3コース進入が想定されるボートの強さです。艇番通りなら3号艇が入るこのコース、実は福岡では異様な強さを誇ります。そして、ホーム追い風は3コースにとっても恵みの風となり、豪快なまくり一発を決めることがあるのです。過去1年の季節ごとのコース別1着率を以下に示しましょう。

1コース 52.0% 53.1% 54.5% 54.3%
2コース 19.9% 18.4% 15.7% 15.6%
3コース 13.6% 14.2% 15.8% 16.9%
4コース 10.9% 10.4% 9.1% 8.2%
5コース 2.8% 3.6% 3.6% 5.1%
6コース 1.4% 0.9% 1.7% 0.5%

このとおり、春夏は2コースと4コースが強いのに対し、秋冬は3コースと5コースがより強くなります。特に、冬の福岡水面における3コースの強さは全国屈指であり、全速戦に強いレーサーが入った場合は必ず警戒しなければなりません。

なお、助走距離の短さもあって、ほとんど勝てない6コース。冬にはいよいよ絶望的な数字が待っています。

広いコースなら5コースのボートがインに仕掛けた展開待ちもできるのですが、福岡ではそれも望み薄です。

1着率 2着率 3着率 4着以下率
0.5% 4.1% 8.8% 86.6%

冬の6コースを抜き出すと、いよいよ厳しい現実が浮かんできます。よほど展開が向くか、超抜モーターに仕上げでもしない限り、6コース進入の選手は2着3着でも舟券対象に選びづらいといえるでしょう。

九州地区選手権の歴代優勝者の分析

開催年 優勝選手
2011年 瓜生 正義
2013年 今井 貴士
2014年 瓜生 正義
2015年 川上 剛
2016年 今村 暢孝
2017年 田頭 実
2018年 仲谷 颯仁
2019年 桑原 悠
2020年 桑原 悠
2021年 峰 竜太

九州を制する者は、全国を制す。そう言ってしまえるくらい、歴代優勝者には絢爛な名前がそろいます。

これよりさらに昔にも、上瀧和則選手や植木通彦選手など、競艇の歴史とともに歩んできたレジェンドが九州地区選手権を制してきました。

今年は誰が「超一流への登竜門」の頂点に立つのか。福岡の難水面が、その審判をくだします。

九州地区選手権の中心となる2人の選手

九州地区選手権の中心となる2人の選手

多士済々の極みたる九州地区選手権。2022年の開催も、その例から外れることはないようです。

では、その中でも特に注目すべきボートレーサーは誰か。これに対する答えは、先のシリーズ展望の項目において挙げた2人、すなわち峰竜太選手と桑原悠選手で鉄板です。

ならば、この2人は実際にシリーズリーダーになりうるのか。ここでは最近の調子、および福岡水面との相性という観点から、実現性を検証していきましょう。

開催の中心となる選手①/峰竜太

開催の中心となる選手①/峰竜太

峰竜太選手の最近の調子も何も、という話ではあります。3節前のボートレースグランプリ2021(住之江競艇SG)での、歴史に残る大失敗。今年どころか、峰選手が現役のあいだはまず忘れられることはないでしょう。

しかも、年またぎ開催となった「第62回佐賀県選手権(唐津競艇一般)」では、3日目にまさかの転覆で賞典除外。4日目まで走って帰郷となりました。ぶっちぎりの成績だったのですが、これでは致し方ありません。

それでも、前節、海の王者決定戦2022(大村競艇G1)では、ようやく「らしさ」が戻ってきました。予選で危うさはあったものの、きっちり優出するあたり、トップオブトップの威厳を感じます。

かくて迎える福岡の陣。当地には18節参戦し、9回の優出と1回の優勝。7.80の勝率を計上しています。この1回の優勝は2008年の一般戦のものですが、果たしてグレードレースで2つ目の優勝を飾り、「やはり峰はすごい」と強く印象づけられるかどうか。3月のボートレースクラシックを見据える意味でも、重要なシリーズになります。

開催の中心となる選手②/桑原悠

開催の中心となる選手②/桑原悠

2019年、2020年と九州地区選手権を2連覇。昨年の2021年開催でも3連覇こそ逃したものの、しっかり優勝戦まで駒を進めた「地区選で絶対に外してはいけない男」、それが桑原悠選手です。

結果としては、芦屋に唐津とアウェイで連続優勝し、ホームの大村で負けたわけですから、相当に悔しかったことでしょう。であれば、再び「遠征してかっさらう」から始める栄光の日々があっても良いはずです。

前節の地元周年、海の王者決定戦2022(大村競艇G1)では予選5位通過も、優勝戦には進めませんでした。それでも、G1争覇圏内の力があることを示した開催だったと評価できるでしょう。

2022年1月下旬現在は、戸田プリムローズ2022(戸田競艇G1)へ向けて準備中。それからボートレース福岡へとやってくることになります。

この調子の良さであれば、峰竜太選手より先に地区選V3となるのも不可能ではありません。1987年5月27日生まれの34歳。長崎生まれの長崎育ち、生粋の長崎っ子にして長崎支部の新たなSGホルダーを期待される逸材が、玄界灘の難水面へと走り出します。

九州地区選手権2022(福岡競艇G1)のまとめ

九州地区選手権2022(福岡競艇G1)のまとめ

九州地区選手権2022(福岡競艇G1)は、例年通りに激烈な戦いが予想されます。その上、今年は福岡開催。一筋縄ではいかないバトル、そしてフィナーレが、あらゆる人々を待ち構えているでしょう。

それはわずかの不安と、猛烈な興奮を届けてくれることは間違いありません。博多決戦へ向けて、九州の英雄たちが集います。

[※現地観戦希望者向け]ボートレース福岡(福岡競艇場)のアクセス

[※現地観戦希望者向け]ボートレース福岡(福岡競艇場)のアクセス

ボートレース福岡(福岡競艇場)は、西日本有数の都市型競艇場です。九州屈指の繁華街である天神エリアに位置し、福岡都市高速道路からもその全体像が見える場所に位置しています。

気軽に訪れやすいアミューズメントスポットでもありますが、2022年1月下旬現在、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行が続いており、日本国内においてもついに第6波が発生し、新規感染者数が猛烈な勢いで伸びています。

2022年1月下旬段階では、今回の九州地区選手権は有観客開催の予定です。しかし、福岡県は「まん延防止等重点措置」の発出を国に要請するとともに、「福岡コロナ警報」を発動し、警戒態勢に入りました。

これを受け、ボートレース福岡もいっそうの感染拡大防止策の実施を発表しています。状況は刻一刻と変わるため、現地での観戦を希望される方は、以下の項目で注意事項を確認するのに加え、最新情報の取得に努めることを推奨します。

[重要]入場規制その他について

  • 入場から本場内までマスク着用は義務
  • 入場時の検温で37.5度以上の場合は入場不可
  • 場内の混雑に応じて入場規制を実施
  • 選手関連イベントは引き続き中止
  • 選手の入り待ち出待ちプレゼントの受け渡しは禁止
  • 酒類は本場東スタンド3階レストランでのみ提供

参考記事1:新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのお願い – ボートレース福岡
参考記事2:選手の入待ち・出待ち・プレゼントはご遠慮願います。 – ボートレース福岡
参考記事3:新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴うイベントの中止について – ボートレース福岡
参考記事4:福岡コロナ警報の発動に伴うアルコール販売の一部停止について – ボートレース福岡

新型コロナウイルス(COVID-19)の新規感染者数が大きく減っていた2021年末に比べ、2022年明けから陽性者数が一気に増えました。

このため、ボートレース福岡は再開を計画していたイベント等の施策について、再び安全重視のための中止を発表しています。主催者にとってもファンにとっても残念なことですが、何よりクラスター感染などを防止するのが先決です。

上記には要点をピックアップしましたが、ほかの事項にもしっかり目を通し、本場では係員の方の指示に従うようにしましょう。

住所・電話番号

住所 福岡県福岡市中央区那の津1-7-5
電話番号 092-771-6061

電車・地下鉄・バスでのアクセス

電車・地下鉄・バスでのアクセス

ボートレース福岡には、公共交通機関でのアクセスが便利です。最もポピュラーなのは西鉄バスであり、「那の津口」または「市民会館前」にて下車することで、あとは徒歩3分ほどで到着できます。

また、福岡市営地下鉄空港線「天神駅」からは徒歩10分、西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)駅」からは徒歩15分の距離であるほか、いずれも天神中心部から各方面へ向かう西鉄バスで、先述のバス停まで移動できます。

自動車でのアクセス

自動車でのアクセス

繁華街にあるボートレース福岡には無料駐車場がなく、有料駐車場が付近にあるのみとなっています。

最寄りインターチェンジは、福岡都市高速道路「天神北ランプ」であり、下りてすぐに本場です。


▼三連単や転がしが当たる優良競艇予想サイト