【大村71周年】「海の王者決定戦2023(大村競艇G1)」は復活の峰竜太&連覇の毒島誠と超豪華!
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【大村71周年】「海の王者決定戦2023(大村競艇G1)」は復活の峰竜太&連覇の毒島誠と超豪華!

UPDATE:2023.11.09
ボートレース情報

今年3月の70周年記念に続く、71周年記念。ボートレース大村の開設を祝う「海の王者決定戦2023(大村競艇G1)」が始まります。

ただ、今の大村は決して「安心安全のイン1着前提水面」とは”言い切れません”。激アツメンバーがそろうこのシリーズ、ボートレースダービーの勝ちを増やしたい人も、負けのリベンジを果たしたい方も、存分に楽しめる内容となっております。

この記事でわかること

  • 最近の「海の王者決定戦」の結果を確認!前回は「夜王」が圧巻のV!
  • ダービー王となった峰竜太が大村へやってくる!今回の注目選手を紹介
  • イン天国の大村水面に異変!?意外とインが勝てない最近の大村を解説

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「海の王者決定戦2023(大村競艇G1)」の詳細情報

開催年 優勝選手 所属支部
2019年(3月) 白井 英治 山口
2019年(12月) 原田 幸哉 長崎
2020年 井口 佳典 三重
2021年 山田 哲也 東京
2023年(3月) 毒島 誠 群馬

最西端にあるとともに、「競艇発祥の地」でもある大村。「海の王者決定戦」は、そんなボートレース大村(大村競艇場)の開設を祝う周年競走であり、今回は71周年記念となります。

過去5回の優勝選手一覧からも、東西から多彩な顔ぶれが並ぶ独特な傾向が見えてくるでしょう。直近の開催は今年(2023年)3月でしたが、その時とは大村水面の状況がまるで違うのもポイントのひとつ。水面のデータについては後段に譲るとして、次の項目では前回の優勝戦がどういったものだったかを確かめていきます。

<前回優勝戦回顧>「海の王者決定戦2023(大村競艇G1)」は群馬の毒島誠が貫禄!これぞナイターの申し子だ

艇番 選手名 所属
1 毒島 誠 群馬
2 岡崎 恭裕 福岡
3 宮之原 輝紀 東京
4 池田 浩二 愛知
5 桑原 悠 長崎
6 辻 栄蔵 広島

前回の優勝戦が開催されたのは、2023年3月31日。年度末を締めくくる発祥地ナイターの決戦となりました。そして、「ナイターに強い選手」の代名詞として真っ先に名前があがる毒島誠選手が、コンマ07スタートで抜群のイン逃げ圧勝。これ以上ない存在感を示した形となりました。

一方、2着争いは熾烈な展開。一時は2号艇の岡崎恭裕選手が抜け出し、3号艇の宮之原輝紀選手と4号艇の池田浩二選手が3着争いをしながら追いかける形となりながらも、簡単には終わりません。最終周回では2艇ともに差が縮まり、舟券を握っていたファンは最後までドキドキです。

最終的に、2号艇の岡崎恭裕選手が2着、4号艇の池田浩二選手が3着。実績上位、かつ全国勝率上位の2艇が競り勝った形で、3連単1-2-4は1番人気。払い戻しは760円の「大村を信じて良かった決着」に落ち着いたのです。

ただ、今回はそう簡単にいかないかもしれない。当記事はそのことを伝えるために生まれた、と言い切ってしまいましょう。ぜひ最後までご覧になっていってください。

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

東から西まで、好メンバーにあっせんが入った11月開催、71周年記念の「海の王者決定戦2023(大村競艇G1)」。それでも、”最も栄光に近い”という観点から、この3人がシリーズリーダーの候補となりそうです。

  1. 峰竜太(4320/佐賀):祝・通算100V&全場制覇!峰竜太が大村でも王者となるか
  2. 毒島誠(4238/群馬):夜の帝王が再び来臨!発祥地ナイターで周年連覇へ
  3. 新田雄史(4344/三重):大村に強い三重のSGタイトルホルダー!近走も技アリで魅せた

3人あわせて、SG優勝16回。そして、今節楽しみな要素に満ちているトップレーサー3名について、シリーズを牽引する存在として紹介してまいります。

シリーズ展開予想①/峰竜太(4320/佐賀):祝・通算100V&全場制覇!峰竜太が大村でも王者となるか

シリーズ展開予想①/峰竜太(4320/佐賀):祝・通算100V&全場制覇!峰竜太が大村でも王者となるか

佐賀の峰竜太選手は、ついに成し遂げました。前節「ボートレースダービー2023(蒲郡競艇SG)」。予選1位通過。準優勝戦では他の2レースで1号艇が連敗する不穏な雰囲気の中、第12Rのトリでしっかりとイン逃げ1着。そして、優勝戦でも見事に逃げて1着。通算優勝100回目、加えて蒲郡水面での初優勝により、全24場での優勝を達成したのです。

このSG制覇により、峰竜太選手はいったん獲得賞金ランキング第1位にジャンプアップ。その後、滋賀の馬場貴也選手が賞金を積み上げたために、11月8日現在の峰竜太選手は20万円ほどの差で第2位にこそなっているものの、第3位の磯部誠選手に2千万円以上の差をつける高さへ突き抜けました。

本当に、いろんなことがありました。心無い言葉も飛びましたが、「言われても仕方ない」内容のお叱りもあったでしょう。それらを受け止め、峰選手は走り続け、6つ目のSGタイトルへ手が届いたのです。

ですが、もちろんこれが終わりではありません。2021年のボートレースグランプリ。ボートレース史上に残る大アクシデントを起こしてしまった汚名は、やはりグランプリの場でこそ返上するものでしょう。大きな忘れ物を超える、巨大な称号を獲りに行く。3度目の賞金王を目指し、まずは「海の王者」を奪取しにやってきます。

当サイトでは、峰竜太選手を特集した記事もアップしております。ぜひとも、こちらもあわせてご覧ください。

シリーズ展開予想②/毒島誠(4238/群馬):夜の帝王が再び来臨!発祥地ナイターで周年連覇へ

シリーズ展開予想②/毒島誠(4238/群馬):夜の帝王が再び来臨!発祥地ナイターで周年連覇へ

群馬の毒島誠選手こそ、ナイターにて最強。それは重ねて申し上げてきたとおりですが、当然それは総合力があってのものです。今年もすでに7つの開催で優勝し、うち2つは「ウェイキーカップ2023(多摩川競艇G1)」と「海の王者決定戦2023(大村競艇G1)[70周年記念]」の3月連勝。賞金ランキングは第11位と、グランプリ本戦圏内にいます。

ただ、「海の王者決定戦」と同じく連覇を目指した2節前の「ウェイキーカップ」では、準優勝戦にて敗退という結果になってしまいました。やはり優出というのは、それだけでも大変なことなのだと実感します。優勝戦で完走するだけでも大きな賞金がもらえる事実が、「数日間の開催で優秀な成績を収め続け、トップ6に残ることの偉大さ」を示していると言えるでしょう。

では、再び偉大さを示す時です。毒島選手は大村が得意水面と言える好成績。イン好調の水面では基本的に強いですが、大村の通算勝率「7.50」は第6位に位置づけられるほどのハイアベレージです。第5位がホーム水面の桐生(7.60)ですから、実に優秀な数字です。

近走こそ優出を逃していますが、先に書いたとおり、2023年全体で見れば調子は悪くありません。「チャレンジカップ2023(三国競艇SG)」を見据えつつ、ここで大きな積み増しを狙ってくる。得意のナイターで、群馬の英雄が存在感を示します。

シリーズ展開予想③/新田雄史(4344/三重):大村に強い三重のSGタイトルホルダー!近走も技アリで魅せた

シリーズ展開予想③/新田雄史(4344/三重):大村に強い三重のSGタイトルホルダー!近走も技アリで魅せた

三重支部には多数の”個性派”な名選手が所属していますが、新田雄史選手もずいぶんな「キャラクター」を持っています。ただ、それ以上に抜群の腕前もあることこそが、高い注目度の土台となっているでしょう。

前節の「徳山クラウン争奪戦2023(徳山競艇G1)」では準優勝戦4着敗退だったものの、予選の内容が実に”すごい”ものでした。何しろ初日2走がいずれも5着、2日目のドリーム戦で6着と「これは出番なしだな」と誰もが思うところ、3日目から4日目までピンピンピンの3連勝。グイッと得点率をあげて予選突破を果たしてしまったのです。

準優勝戦はホーム向かい風9m、波高9cmというえげつないコンディションもあって、1号艇の菊地孝平選手のスタートセンスが目立つものとなってしまいましたが……。

しかし、4日目の第10Rで3号艇3コースから放った強烈なまくり差しは、偉大なベテランである1号艇の今垣光太郎選手さえも打ち負かす結果をもたらします。

参考資料:【ボートレース】新田雄史の技とパワーにSG9冠のベテラン今垣光太郎も思わず脱帽/徳山 – 日刊スポーツ

あまりのすばらしい一撃に、今垣選手は「ズコッ~て音がした。すごかった。僕が落とし過ぎたんですかね…」とコメント。日刊スポーツの方も、「独特の表現で完敗を認めていた」と形容する”クセスゴ”な談話ではありましたが、それを引き出すに十分な新田選手のパフォーマンスでした。

この新田雄史選手が、大村での勝率が良好なのは注目点です。ホーム浜名湖の通算勝率が7.26なのに対し、大村では15節で7.23。優出3回、優勝1回ではあるものの、この優勝は「モーターボート誕生祭2013(大村競艇G2)」ですから、一撃があってもおかしくありません。舟券の回収率的にも、注目したい存在です。

【2023年大村水面に異変】ボートレース大村の水面特徴

コース 1着(%) 2着(%) 3着(%) 4着(%) 5着(%) 6着(%)
1 58.5 18.4 6.9 7.6 4.7 3.6
2 12.2 25.9 19.9 15.9 13.5 12.2
3 12.0 25.2 19.6 18.7 13.6 10.6
4 9.7 14.9 21.7 19.7 19.3 14.4
5 6.6 13.4 18.1 22.5 22.4 16.8
6 1.7 3.1 14.9 15.8 26.1 38.0

2023年11月の大村71周年、「海の王者決定戦」。大村といえば競艇発祥の地であるとともに、「イン天国の代名詞」であり続けてきました。

しかし、今年。その大村水面にて異様な数字が計上されました。上記は2023年8月1日から10月31日までのコース別着順率ですが、なんと1コースの1着率が58.5%しかありません。これでも全国平均よりは良いとはいえ、「とりあえずインは信頼したい大村」の数字らしからぬ並びです。

一方、6コースなどは相変わらず2連対率が図抜けて低いのですが、3着率は意外と高い点が捨て置けないですね。インが強い水面では、舟券予想においても外の意識が希薄になるため、1コースの”異変”も含めて広い視野を持って対応すべきでしょう。

2023年大村水面の最新特徴/大村で1コース1着率が60.0%を切る日の到来

過去1年データ 2022年秋(%) 2022年冬(%) 2023年春(%) 2023年夏(%)
1コース1着率 62.2 66.7 63.8 55.9

あわせて、ここ1年の四季別による1コース1着率を見てみましょう。「夏はインが弱め、冬はインが強め」は競艇時代から変わらぬボートレースのセオリーであり、大村も例年その傾向どおりではありましたが、2023年夏は極端にインの1着率が落ちる結果となっています。

原因として考えられているのが、「モーターの低出力化」と「ミッドナイトボートレースの開催」です。しかし、減音出力制限モーターの導入は今に始まったわけではありませんし、ミッドナイト開催も1節だけ。

晩秋になって大きな揺り戻しがあるかという点に注目ですが、「大村だからといってインを重視しすぎる必要はない」と意識しておいたほうがいいのかもしれません。

「海の王者決定戦2023(大村競艇G1)」まとめ

「海の王者決定戦2023(大村競艇G1)」まとめ

再びやってくる、発祥地ナイターの大村周年。前年度末を飾る同競走、70周年記念を制したのは毒島誠選手。「ナイター最強」を証明する圧巻の優勝でした。毒島選手は今回も出場を予定していますが、それでも今回最大の注目選手は他にいます。

通算100V達成。全24場達成。復帰SGで見事な優勝。佐賀の峰竜太選手が、ついに最大の栄光を掴み取るまでに戻ってきました。一気にランキング最上段まで駆け上がった峰選手は、果たして今回の「海の王者決定戦」でどのような走りを見せてくれるでしょうか。

この戦いを彩る大村水面が、最近イン天国の傾向を弱めている点には、くれぐれもご注意ください。インは相変わらず強い、しかしかつてほど絶対的ではない。この事実だけでも、舟券予想の思考も冴えてくる部分があるでしょうから。

ボートレース大村のアクセス

ボートレース大村のアクセス

大村競艇場は、1952年4月に全国で最も早く正式な競艇競走を開始しました。このことをもって、「競艇発祥の地」の栄誉に浴したわけですが、運輸省の事業認可は三重の津競艇場のほうが早期であり、開催までには様々な思惑が絡み合うこととなりました。

もとより、日本列島の本土においても最西端と呼べるくらいの立地であり、あくまで全国24場の記念すべき競艇場だったわけですが、インターネット販売の隆盛期を迎えると状況が一変します。

ボートレース大村は非常に柔軟なPR戦略でもって、既存の競艇ファンのみならず、新規のボートレースファンを多数獲得。2020年、コロナ禍によって公営競技の在宅視聴や舟券購入が増えると、大村はついに住之江を抜いて全国トップの年度売上を達成することとなりました。

今回の「海の王者決定戦2023(大村競艇G1)[71周年記念]」も名作漫画『天才バカボン』とコラボしており、「バカボンのパパ」のコミカルな存在感が光るシリーズとなっています。

住所 長崎県大村市玖島1丁目15-1
電話番号 0957-54-4111
最寄り駅 JR大村線「大村駅」
※無料タクシー 約7分
JR・島原鉄道「諫早駅」
※無料タクシー 約20分
最寄りIC 長崎自動車道「大村IC」約15分
長崎自動車道「木場スマートIC」約10分
無料駐車場 有(1,500台)
公式サイト ボートレース大村