江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の予想!石渡鉄兵が波を制するか!?

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の予想!石渡鉄兵が波を制するか!?

UPDATE:2021.01.12
競艇レース記事

西の尼崎で2021年の周年競走が幕を開けるように、東の江戸川でも江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)がやってきます。日本で最も攻略するのは難しい水面として知られる江戸川に、波乗り巧者たちが集まりました。

今年の冬はとりわけ寒く、北風が強いコンディションです。当日の水面も、風向きや波の高さによって、様々な顔を見せるでしょう。

そうした特殊な状況について知っているかどうかで、舟券戦略の正確性は大きく変わってきます。本記事では、江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の攻略に欠かせない情報を網羅しました。ぜひとも最後までお読みになっていってください。

目次

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の詳細情報

江戸川大賞2019秋(江戸川競艇G1)は、1号艇の枝尾賢選手のイン逃げ決着で終わりました。開設63周年記念は2019年1月、開設64周年記念が2019年9月に実施される変則日程で、秋開催は江戸川らしくない穏やかな水面が続きました。

とはいえ、1月に実施された江戸川大賞2019新春(江戸川競艇G1)も、1号艇の若林将選手のイン逃げ決着でした。優勝戦まで研ぎ澄まされたメンバーともなると、やはりインが強いことを証明しています。

ただ、江戸川がそんなに生易しい水面ではないことは、開設62周年記念にあたる江戸川大賞2017(江戸川競艇G1)が証明しています。この開催は本来の6月開催でしたが、風速8mで波高10cmという環境で、非常にタフなコンディションでした。

結果、1号艇の平尾崇典選手がコンマ30とスタートで後手を踏み、コンマ12スタートを決めた2号艇の土屋智則選手のまくりに屈しています。3着には次の開催で優勝する6号艇の若林将選手が入り、3連単は23,880円の2万舟決着でした。

2021年の新春は強烈な寒波が日本列島を襲い、各地で強風が荒れ狂っています。ボートレース江戸川もまた、やんちゃな風が吹き荒れることでしょう。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の開催期間

2021年1月16日(土)~1月21日(木)

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の出場選手

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の出場選手

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)に出場を予定している選手の一覧です。東日本の支部の選手を中心に、多くの波乗り巧者が集まりました。

江戸川は、特に適性が重要な水面です。全国勝率は多くの場面で選手の力量を保証しますが、決して今節の有利不利を証明するものではありません。当地勝率やコース別2連対率など、スポットの数字も見ながら舟券予想を実施しましょう。

西の尼崎で2021年の周年競走が幕を開けるように、東の江戸川でも江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)がやってきます。日本で最も攻略するのは難しい水面として知られる江戸川に、波乗り巧者たちが集まりました。

今年の冬はとりわけ寒く、北風が強いコンディションです。当日の水面も、風向きや波の高さによって、様々な顔を見せるでしょう。

そうした特殊な状況について知っているかどうかで、舟券戦略の正確性は大きく変わってきます。本記事では、江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の攻略に欠かせない情報を網羅しました。ぜひとも最後までお読みになっていってください。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の詳細情報

江戸川大賞2019秋(江戸川競艇G1)は、1号艇の枝尾賢選手のイン逃げ決着で終わりました。開設63周年記念は2019年1月、開設64周年記念が2019年9月に実施される変則日程で、秋開催は江戸川らしくない穏やかな水面が続きました。

とはいえ、1月に実施された江戸川大賞2019新春(江戸川競艇G1)も、1号艇の若林将選手のイン逃げ決着でした。優勝戦まで研ぎ澄まされたメンバーともなると、やはりインが強いことを証明しています。

ただ、江戸川がそんなに生易しい水面ではないことは、開設62周年記念にあたる江戸川大賞2017(江戸川競艇G1)が証明しています。この開催は本来の6月開催でしたが、風速8mで波高10cmという環境で、非常にタフなコンディションでした。

結果、1号艇の平尾崇典選手がコンマ30とスタートで後手を踏み、コンマ12スタートを決めた2号艇の土屋智則選手のまくりに屈しています。3着には次の開催で優勝する6号艇の若林将選手が入り、3連単は23,880円の2万舟決着でした。

2021年の新春は強烈な寒波が日本列島を襲い、各地で強風が荒れ狂っています。ボートレース江戸川もまた、やんちゃな風が吹き荒れることでしょう。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の開催期間

2021年1月16日(土)~1月21日(木)

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の出場選手

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の出場選手

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)に出場を予定している選手の一覧です。東日本の支部の選手を中心に、多くの波乗り巧者が集まりました。

江戸川は、特に適性が重要な水面です。全国勝率は多くの場面で選手の力量を保証しますが、決して今節の有利不利を証明するものではありません。当地勝率やコース別2連対率など、スポットの数字も見ながら舟券予想を実施しましょう。

級別 登録番号 選手名
A1 3024 西島 義則
A1 3256 三角 哲男
A1 3436 柏野 幸二
A1 3590 濱野谷 憲吾
A1 3685 荒井 輝年
A1 3716 石渡 鉄兵
A1 3783 瓜生 正義
A1 3813 佐藤 大介
A1 3822 平尾 崇典
A1 3959 坪井 康晴
A1 3983 須藤 博倫
A1 3996 秋山 直之
A1 4024 井口 佳典
A1 4028 田村 隆信
A1 4044 湯川 浩司
A1 4049 荒川 健太
A1 4061 萩原 秀人
A1 4067 永井 源
A1 4074 柳沢 一
A1 4084 杉山 正樹
A1 4137 君島 秀三
A1 4148 枝尾 賢
A1 4193 郷原 章平
A1 4216 星 栄爾
A1 4297 山田 哲也
A1 4311 岡村 仁
A1 4335 若林 将
A1 4337 平本 真之
A1 4342 谷野 錬志
A1 4351 里岡 右貴
級別 登録番号 選手名
A1 3024 西島 義則
A1 3256 三角 哲男
A1 3436 柏野 幸二
A1 3590 濱野谷 憲吾
A1 3685 荒井 輝年
A1 3716 石渡 鉄兵
A1 3783 瓜生 正義
A1 3813 佐藤 大介
A1 3822 平尾 崇典
A1 3959 坪井 康晴
A1 3983 須藤 博倫
A1 3996 秋山 直之
A1 4024 井口 佳典
A1 4028 田村 隆信
A1 4044 湯川 浩司
A1 4049 荒川 健太
A1 4061 萩原 秀人
A1 4067 永井 源
A1 4074 柳沢 一
A1 4084 杉山 正樹
A1 4137 君島 秀三
A1 4148 枝尾 賢
A1 4193 郷原 章平
A1 4216 星 栄爾
A1 4297 山田 哲也
A1 4311 岡村 仁
A1 4335 若林 将
A1 4337 平本 真之
A1 4342 谷野 錬志
A1 4351 里岡 右貴
A1 4364 池永 太
A1 4366 前沢 丈史
A1 4371 西山 貴浩
A1 4384 鶴本 崇文
A1 4388 是澤 孝宏
A1 4391 松田 祐季
A1 4398 船岡 洋一郎
A1 4430 永田 秀二
A1 4459 片岡 雅裕
A1 4468 大池 佑来
A1 4488 小山 勉
A1 4578 藤山 雅弘
A1 4682 大上 卓人
A1 4685 島村 隆幸
A1 4688 永井 彪也
A1 4754 松尾 充
A1 4772 石丸 海渡
A1 4786 佐藤 博亮
A1 4851 関 浩哉
A1 4907 小池 修平
A1 4908 上田 龍星
A1 4939 宮之原 輝紀

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のアクセスおよび緊急事態宣言下における注意点

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のアクセスおよび緊急事態宣言下における注意点

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)は、東京都江戸川区にあるボートレース江戸川で開催されます。

しかし、東京都を始めとした首都圏の1都3県に対し、政府から緊急事態宣言が発出されました。新型コロナウイルスの感染拡大による対応のためであり、東京都内の施設であるボートレース江戸川も対象の施設となります。

結論として、江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)は有観客開催です。ただ、こうした非常事態の中であることから、様々な面での制約があることを把握しておきましょう。

参考記事:「緊急事態宣言」発令中の営業について – ボートレース江戸川

一般席エリアのレストランおよび売店 すべて休業。
指定席エリアのレストランおよび売店 営業。ただし、アルコール類の販売はすべて休止。
場内への飲食物の持ち込み すべて禁止。
場内閉鎖時刻 払い戻しは19時40分まで。20時00分に完全閉鎖となる。
感染防止施策の続行 マスク着用の義務、入場時検温、ソーシャルディスタンスの確保、手指消毒、定期的な換気の実施は今後も継続。

住所・電話番号

住所 東京都江戸川区東小松川3-1-1
電話番号 03-3250-3500

電車&無料送迎バスでのアクセス

江戸川競艇場への電車&無料送迎バスでのアクセス

  • JR総武線「平井」駅・送迎バスで約15分
  • 地下鉄東西線「西葛西」駅・送迎バスで約10分
  • 都営新宿線「船堀」駅・送迎バスで約5分

上記の3つが最寄り駅であり、無料送迎バスの発着所となります。また、ボートレース江戸川から各駅に向かうバス乗り場は2つあり、「平井駅行き乗り場」と「船堀・西葛西行き乗り場」に分かれているので、注意してください。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のレース展望

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のレース展望

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のレース展望を見ていきましょう。今回は、ボートレース江戸川の公式が、非常に気合の入ったレース展望を用意してくれました。お気に入りの選手だけ読むくらいでないと、分厚くて疲れてしまうかもしれません。ご注意ください。

江戸川2強の濱野谷&石渡が揃い踏みの65周年記念!

井口・瓜生に当地G1戦V3の湯川ら、銘柄級も多数参戦!

名立たる江戸川巧者と、銘柄級の強豪が集結する「G1江戸川大賞・開設65周年記念」が、新春「2節目」となる2021年1月16日(土)に開幕を迎える。

ちなみに、江戸川で1月に「周年記念」が実施されるのは、地元の若林将が「G1初制覇」を達成した2019年の「63周年記念」以来2年ぶり2回目。日によっては北風(向かい風)が吹き荒れる時期だが、潮回りは順目の「下げ」基調のため、水面が大荒れになる可能性は低い。よって、風が弱ければ「イン有利」の条件と言える一方で、真向かいの風が強く吹き抜けると、「ダッシュ水域」にも出番が回ってくるコンディションとなるシリーズだ。

さて、今回の周年も通例どおり、初日と2日目の12Rに「Wドリーム戦」が行われるが、東京支部からは濱野谷憲吾&石渡鉄兵の「地元2トップ」がそのドリーム戦に選出されている。まず、長きに渡り「東都のエース」に君臨している濱野谷は、華麗なターンテクニックで魅せる「ファンタジスタ」。一線級での戦いでは「機出し」の面で劣勢を強いられるシーンが目立っても、「旋回力」は錆び付いていない。

その濱野谷は、2020年5月のGWシリーズ(ゴールデンカップ)で、強烈な南風(追い風)が吹く条件下において、3コースからの「全速ツケマイ」を炸裂させて「当地16V」を飾った。ちなみに、江戸川で行われるG2以上の特別タイトル(周年・634杯・関東地区選)を総なめにしている「グランドスラマー」は濱野谷のみ。当節も颯爽と制して、2021年を最高の形で滑り出したい!

対する石渡は、当地で通算「20V」+「300勝」という、前人未到の記録を達成している正真正銘の「江戸川キング」。近況の当地戦も、「準V」だった2019年9月の「64周年記念」から「4連続優出中」で、一般戦に限定すると7節走って「6優出&2V」と、その安定感は群を抜いている!

なお、石渡は当地の周年記念を「2度」制しているが、2回目の2012年7月の「57周年」を勝って以来、すでに8年半が経過。江戸川の「大看板」としては、そろそろ3つ目の周年タイトルを獲りたいところだ。良機を引ければ、まさに「鬼に金棒」だが、中堅クラスのモーターでも丹念に仕上げてくるだけに、大技と小技をミックスした隙のない走りでシリーズリーダーの座を競うはずだ。

東京支部からは、その他に三角哲男・山田哲也・若林将・前沢丈史・永田秀二・大池佑来・永井彪也・宮之原輝紀が参戦予定だが、まず、当地「63周年記念」で初の特別タイトルを獲得した若林はそれ以降、江戸川では計3本の「F」を切るなど乱調で、一度も6強入りを果たせていない…。

その若林は、明らかに「下位ランク」に分類されるモーターを引いてしまうことも多く、未だに「負のスパイラル」から抜け出せていないが、それでも常に腐ることなく黙々と整備・調整作業に励んでいる。そろそろ良機をバシッと引き当てて鬱憤を晴らしたいところで、日頃の熱意が報われても良い頃だ。

そして、2019年はプレミアムG1の「三国ヤングダービー」を制した他、暮れの「SGグランプリシリーズ」でも「準V」とブレイクした永井だが、真価が問われた2020年は、特別戦での「優出ゼロ」と壁にぶち当たった格好。よって、年明けの地元周年は気持ちを新たに臨む一戦。当地は1年3か月ぶりと少々間隔は開いたが、水準レベル以上の機力が伴えば好勝負は可能だ。

さらに、2020年(※12月16日現在)は「5V」と優勝回数を積み重ねた山田と、当地の「安定株」として舟券への貢献度が非常に高い大池・前沢にも注目したいところ。「スタート王」の山田にとって、2020年は「F0」で乗り切れたことが好結果を産んだ。強さと脆さが同居しているタイプだが、「伸び系統」が仕上がった時は実に強く、レベルの高い記念レースでも機力次第では「大駆け」に期待できる!

また、最近は堅実派で「優出名人」とも言える安定感を誇る前沢に対して、1Mにおける「決め手」は、ダイナミックな攻めを繰り出す大池が勝っている。ちなみに、前沢は直近の当地9節で「8優出&1V」と今や完全に当地を「ドル箱」にしているし、大池も江戸川の走り方は「天才的」に巧い。いずれも、良機の援護を得ると「大仕事」の可能性もあるが果たして…!?

遠征勢では、まず、2020年「平和島グランプリ」出場の瓜生正義・井口佳典・平本真之・西山貴浩の4人が注目株。「SG10冠」の瓜生は、偉大過ぎる「九州の至宝」。極限に高いレベルで「巧さ」と「強さ」を兼ね備えたタイプでレースは奥が深く、他の選手にとって「生きた教材」と言えるほど。さらに、デビュー以来未だに不良航法を「3回」しか犯していないのは奇跡的で、クリーンなレーススタイルを証明している。

その瓜生、直近の当地2節は「F」&「負傷帰郷」と散々だが、それ以前はG1戦で「2連続優出」と、江戸川の水面も無難に乗りこなせる。2年ぶりの当地参戦とあって調整面は手探りになりそうだが、無事故で走ることができれば、予選突破は堅そうだ。

井口にとって、2020年は難儀な1年だった。6月に「大村68周年記念」を勝ったものの、SG戦では事故に泣かされ、2度も「負傷帰郷」に見舞われた。それでいて、G1戦で着実に優出を重ねた結果、粘り抜いてのグランプリ出場だった。常に「攻めの姿勢」を崩さず、それでいて柔軟性も兼備した三重のエース。当地もコンスタントに参戦しており、前回の「64周年記念」ではベスト6入り。荒水面も苦にせぬだけに、当節も額面通りに力を発揮してくれることだろう。

平本は11月以降、地元・東海エリアのG1戦で「2連続準V」。さらにSG「蒲郡チャレンジカップ」でもベスト6入りを果たしてのグランプリ出場と、上昇気流に乗っている。なお、艇間を鮮やかに切り裂く「捲り差しの名手」である平本は、ダッシュ水域からのスタートも実に鋭い。銘柄級では井口とともに当地参戦の機会は多く、波が出ても旋回の切れ味が鈍ることはない。ここも順当にV戦線へ食い込んでくるはずだ。

そして、薄氷ものの「賞金ランク18位」で初のグランプリ出場を決めた西山は、9月の「徳山ダイヤモンドカップ」で、念願の「G1初タイトル」を獲得。なお、西山はボート界の「広告塔」とも言えるエンターテイナーだが、水面上では「差し」が巧く、道中の接戦で食らい付く「粘り強さ」が真骨頂。江戸川では「低調モーター」を引き続けて苦戦した時期もあったが、水面自体は無難に乗りこなせるタイプで、「実戦型」の良機を引けると期待は膨らむ!

さらに、グランプリ出場は逃したものの、遠征組において、江戸川の周年記念で「◎印」が付くのは湯川浩司を置いて他にいない。ちなみに、東京支部以外で「江戸川G1V3」を達成しているのは歴代でも湯川ただ一人。特に「持ちペラ制」の時代は向かうところ敵なしの強さを誇ったが、現行の制度に移り変わってからも好走率は高い。当地における調整の「ツボ」を心得ている湯川は「伸び足重視」のスタイルで挑み、少なくとも6強圏内には食い込んでくるはずだ!

その他、遠征組を地区別で見て行くと、東京支部以外の関東勢では、秋山直之&須藤博倫の「83期コンビ」が揃ってドリーム戦にエントリー。2人の比較では、2017年7月にG2戦の「江戸川634杯」を制した須藤の方が当地戦績は安定しているが、秋山は全国きっての「波乗りキング」。近況の当地戦では抽選運に恵まれず、前回戦(10月のデイリースポーツ杯)で「F」を切ったのは懸念材料だが、足元さえ整えば別格の「乗りっぷり」と「スピードターン」でシリーズを席巻する可能性を秘めている。

東海地区からは、先に触れた井口以外に、坪井康晴&柳沢一の両実力者がエントリー。この2人はともに江戸川の「G1タイトル」を獲得しているが、近況のリズムは坪井の方が良い。なお、機の特性に合わせて柔軟な調整ができる坪井だが、「伸び型」がツボに嵌った時の破壊力は強烈。伸びが生きる「向かい風」基調の冬場の開催とあって、その動向に注目したい。

坪井に対して、柳沢の近況は一息。特に、気温が低下し始めた11月以降は、かなり勝率を落としている。よって、年末年始の戦いで軌道修正を図りたいところだが、江戸川においては前回戦(2020年9月の報知新聞社杯)で優勝。さらに、近3年における当地勝率は「7.85」と高く、当シリーズは実績水面でリズムアップを果たして、2021年の飛躍に繋げたい。

そして、湯川に次ぐ近畿勢では、58周年記念覇者の岡村仁を筆頭に、G2「江戸川634杯」を勝っている鶴本崇文。さらに、「2代目江戸川番長」の小池修平に、旋回速度で押す藤山雅弘という活きのいい顔ぶれが揃った。なお、地元選手並に江戸川の水面を熟知する岡村の活躍は必至だが、「一発大駆け」の魅力があるのは小池だ。強気一辺倒で、肝っ玉が据わっている小池には大物感が漂う。師匠・湯川との同時参戦というのも心強いはずだ!

さらに、近畿エリアの範疇では福井支部の萩原秀人も忘れてはならぬ存在で、濱野谷・平本などと同様に、彼も類稀なる「旋回力」で魅せることができる一人。ちなみに、常々「波が出たらダメ…」と言う萩原だが、潮回りが良い当シリーズは、余程の強風が吹かぬ限り力を発揮できるだろう。

中四国地区では、実力一番の田村隆信と、全国的にも名の知れた「江戸川巧者」である平尾崇典が2枚看板。なお、機出しレベルは「エンジンなり」といったところの田村だが、モーターが噴けば鬼の強さを発揮。かつて、G1タイトルも獲っている当地との相性は今現在も悪くなく、良機の援護を得ると一躍「V候補」に躍り出る。

一方、江戸川の「調整」と「走り方」を知り尽くしている平尾は、レースの方も硬軟自在だが、最も真価を発揮するのはダッシュ戦の時。パンチのある「伸び型」に仕上げての「豪快捲り」は強烈で、グイグイと内の艇を飲み込んでいく。なお、平尾にとって、地元の児島に準ずるほど思い入れが深い江戸川での「周年V」は悲願で、気合十分で乗り込んで来ることだろう。

最後に、瓜生・西山に続く九州勢では、当地周年の「ディフェンディングチャンピオン」の枝尾賢と、G2「江戸川634杯」のタイトルを持つ池永太が参戦。特に、周年Vを足掛かりに数枚のSG切符を手にした枝尾は、優勝までは届いていないが、SG戦で2優出(鳴門オーシャンカップ&大村ボートレースダービー)と全国区の強豪へと飛躍を遂げた。思い切りのいいレースが魅力だけに、当節も熱のこもった走りで「周年連覇」を目指す!

出典:総展望 – 江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)特設サイト

とんでもなく力の入ったレース展望で、すべての選手を紹介する勢いの文面でした。とはいえ、何しろここは江戸川です。

江戸川の水面といえば、誰が勝ってもおかしくないようなコンディションで、文字どおりの波乱を巻き起こす傾向がある点を考えねばなりません。

まして、1月の開催ともなれば、北風で波が荒れるのも想定したほうがいいでしょう。誰が一番うまく波を制するのか。ほかの水面では味わえない曲芸じみた技術が、これでもかとばかりに披露され、ファンを魅了してくれます。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)が行われるボートレース江戸川の特徴

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)が行われるボートレース江戸川の特徴

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)が実施されるボートレース江戸川は、全24場で唯一の河川コースです。このため、淡水と海水が入り交じる汽水という独特の存在であり、潮の満ち引きがダイレクトに影響を与える水面としても知られています。

水面の端的な特徴は、とにかく「やばい」の一言につきます。ほかの競艇場に慣れた人が見ると、ボートレースという競技が違うものに変貌したかのような感想さえ抱くでしょう。

とにかく、ボートがぴょんぴょん跳ねます。よくまともに回れるなという感想を抱くのは当然なくらい、ターンのときに舟が持っていかれます。なんとなれば、最終周回の2マークで転覆や逸走をする選手も見ることになるでしょう。

運営側も、ある程度は開催中止の判断をしてくれますが、とかくいつも荒れた水面であり、ファンもそこから生まれる波乗りや大逆転を楽しみにしているため、えげつないコンディションで決行されるパターンが散見されます。

例えば、王者こと松井繁選手は、江戸川にだけは来ないことで知られていて、前にあっせんが入ったときには即日拒否していました。江戸川はあまりにも特殊すぎるため、乗り慣れていない選手にとってはリスクが大きすぎる水面です。

逆に言えば、「競艇はスタートと1周目1マークで決まるじゃん」という定説が、まるで通じないコースでもあります。ゴールするまでハラハラできる競艇場として、これ以上優秀な場所もありません。

本サイトでは、この特殊なボートレース江戸川の水面について、さらに別の側面から解説した記事も載せています。ぜひとも合わせてお読みいただき、江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の予想の参考にしてください。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のドリーム戦有力選手

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のドリーム戦有力選手

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)において、開催をリードするであろう4名の選手を紹介します。ドリーム戦は2日間に分かれているため、1日目のドリームレーサー賞と2日目のゴールデンレーサー賞から、期待値の高い1号艇と2号艇をピックアップしました。

ドリームレーサー賞の1号艇(井口佳典)と2号艇(坪井康晴)

ドリームレーサー賞の1号艇(井口佳典)

レーサーとしてもすごいなら、弟子を育てる力もすごい、それが三重支部のトップレーサーこと井口佳典選手です。SG優勝は賞金王決定戦2008(住之江競艇SG)を含め、6回を数えるすばらしい戦績で、よくぞサラリーマンから競艇選手になってくれたという経歴です。

もともとは競輪選手を目指していたものの、落車によって腰骨を骨折して断念したという経緯もあり、人生の波乱万丈を感じさせるレーサーともいえるでしょう。

井口佳典選手の特徴は、内枠での抜群の強さです。1号艇での1着率が飛び抜けているほか、ボートレースクラシック2018(浜名湖競艇SG)においては、2号艇で迎えた優勝戦において、1号艇1コースの白井英治選手を2コースからの直まくりで波に沈めました。

井口選手が1号艇、2号艇、3号艇でそのままのコースを取れそうな場合、いつも以上に注目しなければなりません。まして今回は1号艇で、おそらく1コースです。舟券の断然人気になるのは間違いないでしょう。

ドリームレーサー賞の2号艇(坪井康晴)

ドリームレーサー賞の2号艇は、静岡の坪井康晴選手です。SG制覇3回を数える名選手であるとともに、江戸川大賞2014(江戸川競艇G1)の覇者でもあります。

特に、江戸川大賞2014(江戸川競艇G1)の勝ち方は鮮烈で、優勝戦は3号艇ながらもまくり差しを決めての勝利でした。1号艇の中田竜太選手はコンマ01スタートだったので、いかに坪井康晴選手がコンマ06スタートを決めていたとはいえ、飛び抜けた技量といえます。

基本的には西日本でのあっせんが多く、大レースの優勝歴も西に寄っていますが、例外的に平和島と江戸川では好成績を残しています。そうした観点からも、江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)では注目しなければなりません。

ゴールデンレーサー賞の1号艇(石渡鉄兵)と2号艇(田村隆信)

ゴールデンレーサー賞の1号艇(石渡鉄兵)

2日目の最終レースとして催されるのが、2つ目のドリーム戦であるゴールデンレーサー賞です。その1号艇に選ばれたのが、江戸川巧者と呼ぶにふさわしい存在である石渡鉄兵選手でした。

地元東京支部に所属する石渡鉄兵選手は、江戸川大賞2010(江戸川競艇G1)と江戸川大賞2012(江戸川競艇G1)、あわせて2回の制覇歴があります。初日のドリームレーサー賞の3号艇で登場する濱野谷憲吾選手とともに、江戸川適性がずば抜けて高い選手といえるでしょう。

現在の年齢は46歳ですが、円熟味を増してきた競走が持ち味です。G1タイトルから7年遠ざかっているだけに、ドリーム戦で1号艇を与えられたアドバンテージは活かしたいところでしょう。

2021年1月2日から1月8日にかけてボートレース江戸川で開催された一般競走、「第39回新春金盃だるま家カップスタ展10時10分!」にも出場し、見事に優出を決めました。しかし、3号艇で迎えた優勝戦では無念の転覆失格です。気がかりなのは、その影響でしょう。

それでも、屈指の波乗り巧者であるのは間違いありません。転覆によって怪我などをしていなければ、江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)でもオール3連対さえ狙えます。

ゴールデンレーサー賞の2号艇(田村隆信)

実力的には3号艇の瓜生正義選手のほうが怖いかも知れませんが、ポテンシャルという部分では、2号艇の田村隆信選手も無視できない存在です。徳島支部の所属で、強気な競走スタイルをモットーにしています。

銀河系世代と呼ばれるスター選手がひしめく85期において、やまと競艇学校のトップ成績を叩き出したのが、この田村隆信選手でした。2位が井口佳典選手ですから、どれだけ輝く存在がいるかといったところでしょう。

田村隆信選手自身も、3つのSGタイトルと11個のG1タイトルを獲得しています。飛び抜けて強いのは地元のボートレース鳴門、および準地元のボートレース丸亀ですが、ボートレース江戸川でも2011年のダイヤモンドカップを制しました。

裏を返せば、満を持して遠征してきたときほど用心しなければならない存在です。1号艇から4号艇までで高い数値を残しているため、ゴールデンレーサー賞においても、石渡鉄兵選手がスキを見せれば一気に先頭をもぎ取りにかかるでしょう。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の予想のコツ

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の予想のコツ

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)は、モーターの数字を過信しすぎないことが重要です。もちろん、ボートレースにおいてモーターの性能は生命線ですから、良い性能を保持しているに越したことはありません。

しかし、周年競走の常として、誰もが高い整備力を保持しています。よほど死に筋のモーターでない限り、一流の伸びと回り脚を獲得すると考えたほうがいいでしょう。

ましてや、大波小波の難水面で知られる江戸川の水面です。モーターを江戸川仕様に合わせるのはもとより、特殊な水面を攻略するテクニックがなければ、上位進出は臨めません。

よって、当地勝率、当地2連対率、当地3連対率といったデータにはよくよく注目していきましょう。ほかの水面においても穴目を引き出すのに役立つ情報ですが、江戸川においては重要性が増す項目です。

また、可能であれば、展示航走で波に押し負けていないかを見ておきましょう。波の高さや強さがある水面ということは、調整に失敗していた場合、目も当てられない失速が観測できます。

たとえトップでスタートしても、ゴールするころには舟券外という極端な結果も見られるでしょう。何より、通常そうした有様が見られない周年メンバー、A1級のレーサーですら起こります。

江戸川競艇場は魔境である、という事実を認識する。それこそ、江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)を予想するにあたって最大のコツかもしれません。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のまとめ

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のまとめ

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)は、新型コロナウイルスの感染拡大によって、緊急事態宣言が発出された中での開催になりました。

2021年1月11日現在では、幸い有観客での挙行が予定されていますが、今後はどうなるかわかりません。来場する場合は、くれぐれも係員の方々の指示に従い、感染対策に全面的に協力していきましょう。

選手、関係者、ファン、これらが一体となってこそ、ボートレースは無事に開催を続けられます。また、そうした安心安全があってこそ、レースの熱気は最大限に高まっていくでしょう。

また、舟券戦略もご慎重に。ここは江戸川です。ほかの水面の常識が通用しない場所だと認識し、波乗り巧者を的確に選び出しましょう。たとえ数字が良くても、モーターとボートが好相性でなければ、上位に来られないパターンも出てきます。

東の周年競走は、ここから始まります。ぜひとも良い回収率を叩き出して、最高の2021年のボートレースライフのスタートダッシュにしましょう。熱くなってFを計上するような舟券の買い方を避けていれば、きっとチャンスは巡ってきます。
A1 4364 池永 太 A1 4366 前沢 丈史 A1 4371 西山 貴浩 A1 4384 鶴本 崇文 A1 4388 是澤 孝宏 A1 4391 松田 祐季 A1 4398 船岡 洋一郎 A1 4430 永田 秀二 A1 4459 片岡 雅裕 A1 4468 大池 佑来 A1 4488 小山 勉 A1 4578 藤山 雅弘 A1 4682 大上 卓人 A1 4685 島村 隆幸 A1 4688 永井 彪也 A1 4754 松尾 充 A1 4772 石丸 海渡 A1 4786 佐藤 博亮 A1 4851 関 浩哉 A1 4907 小池 修平 A1 4908 上田 龍星 A1 4939 宮之原 輝紀

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のアクセスおよび緊急事態宣言下における注意点

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のアクセスおよび緊急事態宣言下における注意点

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)は、東京都江戸川区にあるボートレース江戸川で開催されます。

しかし、東京都を始めとした首都圏の1都3県に対し、政府から緊急事態宣言が発出されました。新型コロナウイルスの感染拡大による対応のためであり、東京都内の施設であるボートレース江戸川も対象の施設となります。

結論として、江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)は有観客開催です。ただ、こうした非常事態の中であることから、様々な面での制約があることを把握しておきましょう。

参考記事:「緊急事態宣言」発令中の営業について – ボートレース江戸川

一般席エリアのレストランおよび売店 すべて休業。
指定席エリアのレストランおよび売店 営業。ただし、アルコール類の販売はすべて休止。
場内への飲食物の持ち込み すべて禁止。
場内閉鎖時刻 払い戻しは19時40分まで。20時00分に完全閉鎖となる。
感染防止施策の続行 マスク着用の義務、入場時検温、ソーシャルディスタンスの確保、手指消毒、定期的な換気の実施は今後も継続。

住所・電話番号

住所 東京都江戸川区東小松川3-1-1
電話番号 03-3250-3500

電車&無料送迎バスでのアクセス

江戸川競艇場への電車&無料送迎バスでのアクセス

  • JR総武線「平井」駅・送迎バスで約15分
  • 地下鉄東西線「西葛西」駅・送迎バスで約10分
  • 都営新宿線「船堀」駅・送迎バスで約5分

上記の3つが最寄り駅であり、無料送迎バスの発着所となります。また、ボートレース江戸川から各駅に向かうバス乗り場は2つあり、「平井駅行き乗り場」と「船堀・西葛西行き乗り場」に分かれているので、注意してください。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のレース展望

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のレース展望

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のレース展望を見ていきましょう。今回は、ボートレース江戸川の公式が、非常に気合の入ったレース展望を用意してくれました。お気に入りの選手だけ読むくらいでないと、分厚くて疲れてしまうかもしれません。ご注意ください。

江戸川2強の濱野谷&石渡が揃い踏みの65周年記念!

井口・瓜生に当地G1戦V3の湯川ら、銘柄級も多数参戦!

名立たる江戸川巧者と、銘柄級の強豪が集結する「G1江戸川大賞・開設65周年記念」が、新春「2節目」となる2021年1月16日(土)に開幕を迎える。

ちなみに、江戸川で1月に「周年記念」が実施されるのは、地元の若林将が「G1初制覇」を達成した2019年の「63周年記念」以来2年ぶり2回目。日によっては北風(向かい風)が吹き荒れる時期だが、潮回りは順目の「下げ」基調のため、水面が大荒れになる可能性は低い。よって、風が弱ければ「イン有利」の条件と言える一方で、真向かいの風が強く吹き抜けると、「ダッシュ水域」にも出番が回ってくるコンディションとなるシリーズだ。

さて、今回の周年も通例どおり、初日と2日目の12Rに「Wドリーム戦」が行われるが、東京支部からは濱野谷憲吾&石渡鉄兵の「地元2トップ」がそのドリーム戦に選出されている。まず、長きに渡り「東都のエース」に君臨している濱野谷は、華麗なターンテクニックで魅せる「ファンタジスタ」。一線級での戦いでは「機出し」の面で劣勢を強いられるシーンが目立っても、「旋回力」は錆び付いていない。

その濱野谷は、2020年5月のGWシリーズ(ゴールデンカップ)で、強烈な南風(追い風)が吹く条件下において、3コースからの「全速ツケマイ」を炸裂させて「当地16V」を飾った。ちなみに、江戸川で行われるG2以上の特別タイトル(周年・634杯・関東地区選)を総なめにしている「グランドスラマー」は濱野谷のみ。当節も颯爽と制して、2021年を最高の形で滑り出したい!

対する石渡は、当地で通算「20V」+「300勝」という、前人未到の記録を達成している正真正銘の「江戸川キング」。近況の当地戦も、「準V」だった2019年9月の「64周年記念」から「4連続優出中」で、一般戦に限定すると7節走って「6優出&2V」と、その安定感は群を抜いている!

なお、石渡は当地の周年記念を「2度」制しているが、2回目の2012年7月の「57周年」を勝って以来、すでに8年半が経過。江戸川の「大看板」としては、そろそろ3つ目の周年タイトルを獲りたいところだ。良機を引ければ、まさに「鬼に金棒」だが、中堅クラスのモーターでも丹念に仕上げてくるだけに、大技と小技をミックスした隙のない走りでシリーズリーダーの座を競うはずだ。

東京支部からは、その他に三角哲男・山田哲也・若林将・前沢丈史・永田秀二・大池佑来・永井彪也・宮之原輝紀が参戦予定だが、まず、当地「63周年記念」で初の特別タイトルを獲得した若林はそれ以降、江戸川では計3本の「F」を切るなど乱調で、一度も6強入りを果たせていない…。

その若林は、明らかに「下位ランク」に分類されるモーターを引いてしまうことも多く、未だに「負のスパイラル」から抜け出せていないが、それでも常に腐ることなく黙々と整備・調整作業に励んでいる。そろそろ良機をバシッと引き当てて鬱憤を晴らしたいところで、日頃の熱意が報われても良い頃だ。

そして、2019年はプレミアムG1の「三国ヤングダービー」を制した他、暮れの「SGグランプリシリーズ」でも「準V」とブレイクした永井だが、真価が問われた2020年は、特別戦での「優出ゼロ」と壁にぶち当たった格好。よって、年明けの地元周年は気持ちを新たに臨む一戦。当地は1年3か月ぶりと少々間隔は開いたが、水準レベル以上の機力が伴えば好勝負は可能だ。

さらに、2020年(※12月16日現在)は「5V」と優勝回数を積み重ねた山田と、当地の「安定株」として舟券への貢献度が非常に高い大池・前沢にも注目したいところ。「スタート王」の山田にとって、2020年は「F0」で乗り切れたことが好結果を産んだ。強さと脆さが同居しているタイプだが、「伸び系統」が仕上がった時は実に強く、レベルの高い記念レースでも機力次第では「大駆け」に期待できる!

また、最近は堅実派で「優出名人」とも言える安定感を誇る前沢に対して、1Mにおける「決め手」は、ダイナミックな攻めを繰り出す大池が勝っている。ちなみに、前沢は直近の当地9節で「8優出&1V」と今や完全に当地を「ドル箱」にしているし、大池も江戸川の走り方は「天才的」に巧い。いずれも、良機の援護を得ると「大仕事」の可能性もあるが果たして…!?

遠征勢では、まず、2020年「平和島グランプリ」出場の瓜生正義・井口佳典・平本真之・西山貴浩の4人が注目株。「SG10冠」の瓜生は、偉大過ぎる「九州の至宝」。極限に高いレベルで「巧さ」と「強さ」を兼ね備えたタイプでレースは奥が深く、他の選手にとって「生きた教材」と言えるほど。さらに、デビュー以来未だに不良航法を「3回」しか犯していないのは奇跡的で、クリーンなレーススタイルを証明している。

その瓜生、直近の当地2節は「F」&「負傷帰郷」と散々だが、それ以前はG1戦で「2連続優出」と、江戸川の水面も無難に乗りこなせる。2年ぶりの当地参戦とあって調整面は手探りになりそうだが、無事故で走ることができれば、予選突破は堅そうだ。

井口にとって、2020年は難儀な1年だった。6月に「大村68周年記念」を勝ったものの、SG戦では事故に泣かされ、2度も「負傷帰郷」に見舞われた。それでいて、G1戦で着実に優出を重ねた結果、粘り抜いてのグランプリ出場だった。常に「攻めの姿勢」を崩さず、それでいて柔軟性も兼備した三重のエース。当地もコンスタントに参戦しており、前回の「64周年記念」ではベスト6入り。荒水面も苦にせぬだけに、当節も額面通りに力を発揮してくれることだろう。

平本は11月以降、地元・東海エリアのG1戦で「2連続準V」。さらにSG「蒲郡チャレンジカップ」でもベスト6入りを果たしてのグランプリ出場と、上昇気流に乗っている。なお、艇間を鮮やかに切り裂く「捲り差しの名手」である平本は、ダッシュ水域からのスタートも実に鋭い。銘柄級では井口とともに当地参戦の機会は多く、波が出ても旋回の切れ味が鈍ることはない。ここも順当にV戦線へ食い込んでくるはずだ。

そして、薄氷ものの「賞金ランク18位」で初のグランプリ出場を決めた西山は、9月の「徳山ダイヤモンドカップ」で、念願の「G1初タイトル」を獲得。なお、西山はボート界の「広告塔」とも言えるエンターテイナーだが、水面上では「差し」が巧く、道中の接戦で食らい付く「粘り強さ」が真骨頂。江戸川では「低調モーター」を引き続けて苦戦した時期もあったが、水面自体は無難に乗りこなせるタイプで、「実戦型」の良機を引けると期待は膨らむ!

さらに、グランプリ出場は逃したものの、遠征組において、江戸川の周年記念で「◎印」が付くのは湯川浩司を置いて他にいない。ちなみに、東京支部以外で「江戸川G1V3」を達成しているのは歴代でも湯川ただ一人。特に「持ちペラ制」の時代は向かうところ敵なしの強さを誇ったが、現行の制度に移り変わってからも好走率は高い。当地における調整の「ツボ」を心得ている湯川は「伸び足重視」のスタイルで挑み、少なくとも6強圏内には食い込んでくるはずだ!

その他、遠征組を地区別で見て行くと、東京支部以外の関東勢では、秋山直之&須藤博倫の「83期コンビ」が揃ってドリーム戦にエントリー。2人の比較では、2017年7月にG2戦の「江戸川634杯」を制した須藤の方が当地戦績は安定しているが、秋山は全国きっての「波乗りキング」。近況の当地戦では抽選運に恵まれず、前回戦(10月のデイリースポーツ杯)で「F」を切ったのは懸念材料だが、足元さえ整えば別格の「乗りっぷり」と「スピードターン」でシリーズを席巻する可能性を秘めている。

東海地区からは、先に触れた井口以外に、坪井康晴&柳沢一の両実力者がエントリー。この2人はともに江戸川の「G1タイトル」を獲得しているが、近況のリズムは坪井の方が良い。なお、機の特性に合わせて柔軟な調整ができる坪井だが、「伸び型」がツボに嵌った時の破壊力は強烈。伸びが生きる「向かい風」基調の冬場の開催とあって、その動向に注目したい。

坪井に対して、柳沢の近況は一息。特に、気温が低下し始めた11月以降は、かなり勝率を落としている。よって、年末年始の戦いで軌道修正を図りたいところだが、江戸川においては前回戦(2020年9月の報知新聞社杯)で優勝。さらに、近3年における当地勝率は「7.85」と高く、当シリーズは実績水面でリズムアップを果たして、2021年の飛躍に繋げたい。

そして、湯川に次ぐ近畿勢では、58周年記念覇者の岡村仁を筆頭に、G2「江戸川634杯」を勝っている鶴本崇文。さらに、「2代目江戸川番長」の小池修平に、旋回速度で押す藤山雅弘という活きのいい顔ぶれが揃った。なお、地元選手並に江戸川の水面を熟知する岡村の活躍は必至だが、「一発大駆け」の魅力があるのは小池だ。強気一辺倒で、肝っ玉が据わっている小池には大物感が漂う。師匠・湯川との同時参戦というのも心強いはずだ!

さらに、近畿エリアの範疇では福井支部の萩原秀人も忘れてはならぬ存在で、濱野谷・平本などと同様に、彼も類稀なる「旋回力」で魅せることができる一人。ちなみに、常々「波が出たらダメ…」と言う萩原だが、潮回りが良い当シリーズは、余程の強風が吹かぬ限り力を発揮できるだろう。

中四国地区では、実力一番の田村隆信と、全国的にも名の知れた「江戸川巧者」である平尾崇典が2枚看板。なお、機出しレベルは「エンジンなり」といったところの田村だが、モーターが噴けば鬼の強さを発揮。かつて、G1タイトルも獲っている当地との相性は今現在も悪くなく、良機の援護を得ると一躍「V候補」に躍り出る。

一方、江戸川の「調整」と「走り方」を知り尽くしている平尾は、レースの方も硬軟自在だが、最も真価を発揮するのはダッシュ戦の時。パンチのある「伸び型」に仕上げての「豪快捲り」は強烈で、グイグイと内の艇を飲み込んでいく。なお、平尾にとって、地元の児島に準ずるほど思い入れが深い江戸川での「周年V」は悲願で、気合十分で乗り込んで来ることだろう。

最後に、瓜生・西山に続く九州勢では、当地周年の「ディフェンディングチャンピオン」の枝尾賢と、G2「江戸川634杯」のタイトルを持つ池永太が参戦。特に、周年Vを足掛かりに数枚のSG切符を手にした枝尾は、優勝までは届いていないが、SG戦で2優出(鳴門オーシャンカップ&大村ボートレースダービー)と全国区の強豪へと飛躍を遂げた。思い切りのいいレースが魅力だけに、当節も熱のこもった走りで「周年連覇」を目指す!

出典:総展望 – 江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)特設サイト

とんでもなく力の入ったレース展望で、すべての選手を紹介する勢いの文面でした。とはいえ、何しろここは江戸川です。

江戸川の水面といえば、誰が勝ってもおかしくないようなコンディションで、文字どおりの波乱を巻き起こす傾向がある点を考えねばなりません。

まして、1月の開催ともなれば、北風で波が荒れるのも想定したほうがいいでしょう。誰が一番うまく波を制するのか。ほかの水面では味わえない曲芸じみた技術が、これでもかとばかりに披露され、ファンを魅了してくれます。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)が行われるボートレース江戸川の特徴

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)が行われるボートレース江戸川の特徴

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)が実施されるボートレース江戸川は、全24場で唯一の河川コースです。このため、淡水と海水が入り交じる汽水という独特の存在であり、潮の満ち引きがダイレクトに影響を与える水面としても知られています。

水面の端的な特徴は、とにかく「やばい」の一言につきます。ほかの競艇場に慣れた人が見ると、ボートレースという競技が違うものに変貌したかのような感想さえ抱くでしょう。

とにかく、ボートがぴょんぴょん跳ねます。よくまともに回れるなという感想を抱くのは当然なくらい、ターンのときに舟が持っていかれます。なんとなれば、最終周回の2マークで転覆や逸走をする選手も見ることになるでしょう。

運営側も、ある程度は開催中止の判断をしてくれますが、とかくいつも荒れた水面であり、ファンもそこから生まれる波乗りや大逆転を楽しみにしているため、えげつないコンディションで決行されるパターンが散見されます。

例えば、王者こと松井繁選手は、江戸川にだけは来ないことで知られていて、前にあっせんが入ったときには即日拒否していました。江戸川はあまりにも特殊すぎるため、乗り慣れていない選手にとってはリスクが大きすぎる水面です。

逆に言えば、「競艇はスタートと1周目1マークで決まるじゃん」という定説が、まるで通じないコースでもあります。ゴールするまでハラハラできる競艇場として、これ以上優秀な場所もありません。

本サイトでは、この特殊なボートレース江戸川の水面について、さらに別の側面から解説した記事も載せています。ぜひとも合わせてお読みいただき、江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の予想の参考にしてください。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のドリーム戦有力選手

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のドリーム戦有力選手

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)において、開催をリードするであろう4名の選手を紹介します。ドリーム戦は2日間に分かれているため、1日目のドリームレーサー賞と2日目のゴールデンレーサー賞から、期待値の高い1号艇と2号艇をピックアップしました。

ドリームレーサー賞の1号艇(井口佳典)と2号艇(坪井康晴)

ドリームレーサー賞の1号艇(井口佳典)

レーサーとしてもすごいなら、弟子を育てる力もすごい、それが三重支部のトップレーサーこと井口佳典選手です。SG優勝は賞金王決定戦2008(住之江競艇SG)を含め、6回を数えるすばらしい戦績で、よくぞサラリーマンから競艇選手になってくれたという経歴です。

もともとは競輪選手を目指していたものの、落車によって腰骨を骨折して断念したという経緯もあり、人生の波乱万丈を感じさせるレーサーともいえるでしょう。

井口佳典選手の特徴は、内枠での抜群の強さです。1号艇での1着率が飛び抜けているほか、ボートレースクラシック2018(浜名湖競艇SG)においては、2号艇で迎えた優勝戦において、1号艇1コースの白井英治選手を2コースからの直まくりで波に沈めました。

井口選手が1号艇、2号艇、3号艇でそのままのコースを取れそうな場合、いつも以上に注目しなければなりません。まして今回は1号艇で、おそらく1コースです。舟券の断然人気になるのは間違いないでしょう。

ドリームレーサー賞の2号艇(坪井康晴)

ドリームレーサー賞の2号艇は、静岡の坪井康晴選手です。SG制覇3回を数える名選手であるとともに、江戸川大賞2014(江戸川競艇G1)の覇者でもあります。

特に、江戸川大賞2014(江戸川競艇G1)の勝ち方は鮮烈で、優勝戦は3号艇ながらもまくり差しを決めての勝利でした。1号艇の中田竜太選手はコンマ01スタートだったので、いかに坪井康晴選手がコンマ06スタートを決めていたとはいえ、飛び抜けた技量といえます。

基本的には西日本でのあっせんが多く、大レースの優勝歴も西に寄っていますが、例外的に平和島と江戸川では好成績を残しています。そうした観点からも、江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)では注目しなければなりません。

ゴールデンレーサー賞の1号艇(石渡鉄兵)と2号艇(田村隆信)

ゴールデンレーサー賞の1号艇(石渡鉄兵)

2日目の最終レースとして催されるのが、2つ目のドリーム戦であるゴールデンレーサー賞です。その1号艇に選ばれたのが、江戸川巧者と呼ぶにふさわしい存在である石渡鉄兵選手でした。

地元東京支部に所属する石渡鉄兵選手は、江戸川大賞2010(江戸川競艇G1)と江戸川大賞2012(江戸川競艇G1)、あわせて2回の制覇歴があります。初日のドリームレーサー賞の3号艇で登場する濱野谷憲吾選手とともに、江戸川適性がずば抜けて高い選手といえるでしょう。

現在の年齢は46歳ですが、円熟味を増してきた競走が持ち味です。G1タイトルから7年遠ざかっているだけに、ドリーム戦で1号艇を与えられたアドバンテージは活かしたいところでしょう。

2021年1月2日から1月8日にかけてボートレース江戸川で開催された一般競走、「第39回新春金盃だるま家カップスタ展10時10分!」にも出場し、見事に優出を決めました。しかし、3号艇で迎えた優勝戦では無念の転覆失格です。気がかりなのは、その影響でしょう。

それでも、屈指の波乗り巧者であるのは間違いありません。転覆によって怪我などをしていなければ、江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)でもオール3連対さえ狙えます。

ゴールデンレーサー賞の2号艇(田村隆信)

実力的には3号艇の瓜生正義選手のほうが怖いかも知れませんが、ポテンシャルという部分では、2号艇の田村隆信選手も無視できない存在です。徳島支部の所属で、強気な競走スタイルをモットーにしています。

銀河系世代と呼ばれるスター選手がひしめく85期において、やまと競艇学校のトップ成績を叩き出したのが、この田村隆信選手でした。2位が井口佳典選手ですから、どれだけ輝く存在がいるかといったところでしょう。

田村隆信選手自身も、3つのSGタイトルと11個のG1タイトルを獲得しています。飛び抜けて強いのは地元のボートレース鳴門、および準地元のボートレース丸亀ですが、ボートレース江戸川でも2011年のダイヤモンドカップを制しました。

裏を返せば、満を持して遠征してきたときほど用心しなければならない存在です。1号艇から4号艇までで高い数値を残しているため、ゴールデンレーサー賞においても、石渡鉄兵選手がスキを見せれば一気に先頭をもぎ取りにかかるでしょう。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の予想のコツ

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)の予想のコツ

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)は、モーターの数字を過信しすぎないことが重要です。もちろん、ボートレースにおいてモーターの性能は生命線ですから、良い性能を保持しているに越したことはありません。

しかし、周年競走の常として、誰もが高い整備力を保持しています。よほど死に筋のモーターでない限り、一流の伸びと回り脚を獲得すると考えたほうがいいでしょう。

ましてや、大波小波の難水面で知られる江戸川の水面です。モーターを江戸川仕様に合わせるのはもとより、特殊な水面を攻略するテクニックがなければ、上位進出は臨めません。

よって、当地勝率、当地2連対率、当地3連対率といったデータにはよくよく注目していきましょう。ほかの水面においても穴目を引き出すのに役立つ情報ですが、江戸川においては重要性が増す項目です。

また、可能であれば、展示航走で波に押し負けていないかを見ておきましょう。波の高さや強さがある水面ということは、調整に失敗していた場合、目も当てられない失速が観測できます。

たとえトップでスタートしても、ゴールするころには舟券外という極端な結果も見られるでしょう。何より、通常そうした有様が見られない周年メンバー、A1級のレーサーですら起こります。

江戸川競艇場は魔境である、という事実を認識する。それこそ、江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)を予想するにあたって最大のコツかもしれません。

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のまとめ

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)のまとめ

江戸川大賞2021(江戸川競艇G1)は、新型コロナウイルスの感染拡大によって、緊急事態宣言が発出された中での開催になりました。

2021年1月11日現在では、幸い有観客での挙行が予定されていますが、今後はどうなるかわかりません。来場する場合は、くれぐれも係員の方々の指示に従い、感染対策に全面的に協力していきましょう。

選手、関係者、ファン、これらが一体となってこそ、ボートレースは無事に開催を続けられます。また、そうした安心安全があってこそ、レースの熱気は最大限に高まっていくでしょう。

また、舟券戦略もご慎重に。ここは江戸川です。ほかの水面の常識が通用しない場所だと認識し、波乗り巧者を的確に選び出しましょう。たとえ数字が良くても、モーターとボートが好相性でなければ、上位に来られないパターンも出てきます。

東の周年競走は、ここから始まります。ぜひとも良い回収率を叩き出して、最高の2021年のボートレースライフのスタートダッシュにしましょう。熱くなってFを計上するような舟券の買い方を避けていれば、きっとチャンスは巡ってきます。