ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)の予想!峰竜太と上野真之介の師弟対決に注目!
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ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)の予想!峰竜太と上野真之介の師弟対決に注目!

UPDATE:2021.10.22
ボートレース情報

ボートレースダービー。ボートレースにおける「ダービー王」を決める戦いの季節が、今年もまた訪れました。一気に夏の気配が去り、秋、そして冬の足音さえも感じる冷え込みを迎えた日本列島。今年の決戦の地はボートレース平和島です。


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ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)の詳細情報

2021年のボートレースダービーは、ボートレース平和島での開催です。前回の平和島でのボートレースダービーは2017年のこと。今回は4年ぶりの開催となりました。

2017年の優勝戦もまた、トップクラスの「技」と「闘志」がぶつかりあう熱戦となりました。6号艇の深川真二選手による渾身の前付けは、1号艇の魚谷智之選手とバチバチに火花を散らし合いながら2コースへ。こうなると、外の選手が助走距離のぶんだけ有利になりますが、このレースでは違いました。

コンマ14のトップスタートは、前付けをした6号艇2コースの深川真二選手。そして、コンマ15の2番手スタートは1号艇1コースの魚谷智之選手。100mライン近くからの起こしとは思えないドンピシャのスタートからの加速、そして1周目1マークのターンで、ほかの4選手を置き去りにしての2人の戦いが始まります。

深川真二選手の差しが決まりながらも、2周目1マークで差し返す魚谷智之選手。すさまじい戦いを制したのは深川選手でした。43歳にして悲願のSG制覇。インコースが有利なボートレースとはいえ、前付けをしたら単純に有利というわけでもないのがボートレースの面白いところ。

まして、前付けのような事態でも「攻略」の仕方を知っているトップレーサーが、最高の調整を施したエンジンで挑むのが優勝戦です。そうした状況下で6号艇という不利を跳ね返した競走は、熟練の技の成せるものでした。3連単6-1-2は80番人気で27,170円。ファンの驚きが反映された数字です。

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)の開催期間

2021年10月26日(火)~10月31日(日)

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)の出場選手

級別 登録番号 選手名
A1 3159 江口 晃生
A1 3415 松井 繁
A1 3557 太田 和美
A1 3573 前本 泰和
A1 3590 濱野谷 憲吾
A1 3623 深川 真二
A1 3716 石渡 鉄兵
A1 3719 辻 栄蔵
A1 3743 林 美憲
A1 3779 原田 幸哉
A1 3783 瓜生 正義
A1 3822 平尾 崇典
A1 3897 白井 英治
A1 3941 池田 浩二
A1 3942 寺田 祥
A1 3946 赤岩 善生
A1 3959 坪井 康晴
A1 4013 中島 孝平
A1 4044 湯川 浩司
A1 4050 田口 節子
A1 4052 興津 藍
A1 4061 萩原 秀人
A1 4188 久田 敏之
A1 4205 山口 剛
A1 4238 毒島 誠
A1 4256 渡辺 浩司
A1 4262 馬場 貴也
A1 4290 稲田 浩二
A1 4320 峰 竜太
A1 4337 平本 真之
A1 4344 新田 雄史
A1 4357 田中 和也
A1 4371 西山 貴浩
A1 4397 西村 拓也
A1 4418 茅原 悠紀
A1 4427 秦 英悟
A1 4444 桐生 順平
A1 4477 篠崎 仁志
A1 4497 桑原 悠
A1 4502 遠藤 エミ
A1 4503 上野 真之介
A1 4522 古澤 光紀
A1 4524 深谷 知博
A1 4530 小野 生奈
A1 4544 松田 大志郎
A1 4545 岡村 慶太
A1 4586 磯部 誠
A1 4604 岩瀬 裕亮
A1 4682 大上 卓人
A1 4686 丸野 一樹
A1 4719 上條 暢嵩
A1 4760 山崎 郡

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のアクセスと新型コロナウイルス対策

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のアクセスと新型コロナウイルス対策

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)は、東京都大田区にあるボートレース平和島(平和島競艇場)で開催されます。ボートレース全24場でも屈指の好立地であり、公共交通機関でのアクセスが非常に容易な都市型競艇場のひとつに数えられます。

今回のボートレースダービー開催にあたっては、新型コロナウイルス対策の一環として、非常に重要な決定がアナウンスされています。これは9月30日に終了した緊急事態宣言の後を受け、10月1日から発令されているリバウンド防止措置にもかかわる内容といえるでしょう。詳細は以下の項目をご覧ください。

[重要]ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)の入場は完全事前申し込み制です

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)の入場は、事前の申し込みおよび抽選によって当選した方のみに限られています。この応募は東京都民のみが可能であるとともに、すでに申し込み期間は終了し、当選者には入場許可証が発送されました。

よって、今からボートレースダービー2021(平和島競艇SG)の現地観戦を希望しても、ボートレース平和島の本場内へ入ることはできません。今なお新型コロナウイルス(COVID-19)の流行が続き、冬に向けて第6波の到来が来ると予想されているゆえ、必要な措置となっています。

ただし、申し込みによって当選した方は、同伴者を連れて入場することが可能です。この制度の認める範囲であれば、本場での観戦も可能になるでしょう。

それでも、当日は万全の備えをするとともに、入場許可証の持参を忘れないようにしつつ、入場時から場内にいたるまで、係員の指示に従うことが求められます。これもダービーという夢舞台が流行り病で中止にならないため、大切な協力事項です。無事に開催が終わるよう、ファンの立場からも協力していきましょう。

参考資料:ボートレースダービー限定入場事前抽選!! – ボートレース平和島

ボートレース平和島(平和島競艇場)の住所・電話番号

住所 東京都大田区平和島1-1-1
電話番号 03-3768-9200

ボートレース平和島(平和島競艇場)への電車&無料バスorワンコインバスでのアクセス

ボートレース平和島(平和島競艇場)への電車&無料バスorワンコインバスでのアクセス

ボートレース平和島(平和島競艇場)へのアクセスで最もポピュラーな手段は、電車およびバスになるでしょう。最寄り駅は京浜急行の「大森海岸駅」または「平和島駅」です。両駅とも本場までは徒歩10分ほどの距離ですが、無料バスまたは有料ながら格安(100円)で乗れるワンコインバスを利用することで、スムーズな移動が可能です。

アクセスできるルートはほかにもあり、JRの「大森駅」からは京浜急行大森海岸駅を経由する無料バスまたはワンコインバスが出ています。このため、大森駅のほうが利便性が高い方は、こちらからバスに乗るのが便利でしょう。

また、JRや私鉄各線が乗り入れる「大井町駅」からは、京浜急行バスでボートレース平和島に向かうことも可能です。ただし、これは通常の路線バスのため、料金も設定された金額が掛かります。

ボートレース平和島(平和島競艇場)への自動車でのアクセス

ボートレース平和島(平和島競艇場)への自動車でのアクセス

ボートレース平和島(平和島競艇場)には、無料駐車場がありません。付近には立体駐車場と平置駐車場が用意されており、約1,000台を収容する能力がありますが、いずれも有料です。

平和島本場の最寄りインターチェンジは、首都高速羽田線(1号線)の鈴ヶ森出口です。国道15号線(第1京浜)から都道316号線(海岸通り)を経由して向かいましょう。一般道を利用する場合は、国道15号線(第1京浜)から同じく都道316号線(海岸通り)を使うのがポピュラーな選択です。

首都高速羽田線(1号線)の平和島出口も利用可能です。この場合は、都道316号線(海岸通り)のみを走行することになります。また、首都高速湾岸線を使う場合、大井南出口で降りましょう。そこから国道15号線(第1京浜)および都道316号線(海岸通り)を使います。

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のレース展望

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のレース展望

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のレース展望について、公式が設置した特設サイトに掲載された内容を引用し、「公式はどのように今回の戦いを見ているか?」を確かめていきましょう。舟券戦略の重要な材料が隠れているかもしれません。

峰が平和島SG連覇へ照準を合わす

峰竜太(佐賀)の平和島SG連覇に注目だ。昨年末の当地グランプリは狭い水面、深い進入、向かい風と決して楽ではない絶好枠から、コンマ01のスタートで押し切った。今年の若松SGオールスターではファン投票1位の人気に応え優勝と、ボート界最強の座は揺るがない。今大会も選考勝率1位から頂点に立ち、新たな称号を自身の経歴に加えるだろうか。

打倒・峰の一番手は白井英治(山口)だ。当地通算勝率8.39は現役1位と、好相性の水面で逆転を狙う。水面相性なら池田浩二(愛知)も負けていない。当地は2002年のダービーでSG初優出し、その後に2度のSGを制覇しておりドル箱水面だと言えるだろう。

上野真之介(佐賀)は自身初のSGドリーム戦出場に気合い十分。大舞台でも外から1着が獲れる攻撃力は狭い平和島水面で威力倍増か。SG戦線で欠かすことのできない桐生順平(埼玉)はスピードターンで迫る。

初日ドリーム戦6号艇の濱野谷憲吾(東京)には地元ファンの期待が集まる。芦屋オーシャンカップで約14年ぶりのSG制覇と、完全復活した東都のエースが再び平和島SG獲りとなるか。

レーサー人生2度目のF2で休みを控える松井繁(大阪)は、強い想いを持つSGグランプリへラスト勝負をかける。ダービー史上最多4Vを目指す瓜生正義(福岡)に、ダービー連覇に挑む深谷知博(静岡)にも注目が集まるだろう。

この時期の水面は向かい風が中心で、ダッシュ勢のカドが好気配なら積極的に狙いたい。

また、今年のSGはマスターズ世代にも注目したい。児島のグランドチャンピオンで前本泰和(広島)が約8年ぶり、蒲郡メモリアルで原田幸哉(長崎)が約12年ぶり、そして前出の濱野谷とこの世代の面々が久々にSGを制している。9月に住之江GⅠ高松宮記念で優勝し、好リズムの太田和美(大阪)は、勝てば約7年ぶりのSG優勝となる。

さらに今年のSGで注目したいのが、予選を18位で通過した選手の準優での好走だ。クラシックでは稲田浩二(兵庫)、グラチャンでは湯川浩司(大阪)が準優1着、メモリアルの丸野一樹(滋賀)は準優2着で舟券に貢献している。5月の当地GⅠ67周年も深谷が予選18位から優出しており、準優の大外枠に注目してみても面白いだろう。

出典:レース展望 – ボートレースダービー2021特設サイト

やはり、最初に名前が挙がったのは峰竜太選手でした。そのうえで、SGタイトル奪取に燃える面々がずらりと顔をそろえ、虎視眈々とダービー王の称号を狙っています。インが決して強いとはいえない平和島の水面だからこそ、混沌とした戦いは初日から最終日まで続くことでしょう。

また、このレース展望の白眉な面として、マスターズ世代にも注目していることが挙げられます。前本泰和選手、原田幸哉選手、濱野谷憲吾選手と、マスターズ勢が次々にSGタイトルを獲得していることから、ボートレースダービーにおいてもその勢いが続く可能性は考えられます。

興味深い内容としては、「予選18位の逆襲」ですね。予選18位通過となれば、当然、準優勝戦は大外の6号艇に配置されます。そこから優出ラインである2連対を果たすとなれば、舟券の波乱は約束されたようなもの。開催5日目は予選18位の選手に保険をかけてもいいかもしれません。

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)が行われるボートレース平和島の特徴

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)が行われるボートレース平和島の特徴

ボートレース平和島(平和島競艇場)の水面は、端的に言ってしまえば「どのコースからでも勝負になる水面」と表現できるでしょう。それは裏を返せば、「1コースが全面的に信頼できるわけではない水面」とも言えます。

コースは運河にあり、水質は海水。場所が場所のため、潮の干満はそこまで大きく影響を与えません。波も基本的に穏やかながら、一般船舶が付近を通ることもあり、その際に発生したうねりが障害になるケースがあります。

さらに、都市型競艇場の代表格でもあるため、周囲はマンションなどの高層建築物に囲まれており、ビル風が発生しやすい環境です。このため、にわかに強風が吹いて水面に力を加え、あらゆるレーサーたちを苦しめる要因になっています。1コースの1着率が50%を超えていないのは、このような理由が主な原因として挙げられるでしょう。

平和島が技術の冴えるボートレース場である理由は、道中での逆転の多さにも求められます。ホーム側とバック側で非対称の形になっており、インから経済コースを立ち回るパターンでも、アウトから豪快に全速戦を挑むパターンでも、ほかの艇へのアタックを仕掛けやすい環境が整っています。そうしたことから、平和島公式が「『抜き』が非常に多い」と認めているほどです。

6コースの1着率も3%前後あり、他場が1%付近をボリュームゾーンとしているのに比べれば、非常に高い数字になっています。まさしく「どこからでも勝利に近づける競艇場」というわけです。

2014年のボートレースグランプリの優勝戦において、6号艇の茅原悠紀選手が見事に差しを決めて大逆転の1億円ゲットを果たした事実が、何よりも雄弁に「6コースでも怖い」という原則を証明しているといえるでしょう。

当サイトでは、ボートレース平和島(平和島競艇場)について総合的に分析、および解説した記事を公開しています。ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)をさらに楽しむのみならず、的確な予想につなげるための材料として、有効にご活用できる内容になっております。ぜひともあわせてご覧ください。

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)を過去10年の結果から分析する

開催年 優勝選手
2011年 池田 浩二
2012年 丸岡 正典
2013年 瓜生 正義
2014年 仲口 博崇
2015年 守田 俊介
2016年 瓜生 正義
2017年 深川 真二
2018年 守田 俊介
2019年 毒島 誠
2020年 深谷 知博

ボートレースダービーの過去10年の優勝選手は、上記のような面々です。瓜生正義選手と守田俊介選手の短期間でのV2が目立ちます。また、守田俊介選手はここでの優勝賞金を東日本大震災からの復興支援へ全額寄付したことで、大いに話題になりました。

あらゆる人の思いが交錯する全日本選手権競走、ボートレースダービー。その頂点たる「ダービー王」の栄冠を掴めるのは、まさしく最強のボートレーサーだけといえるでしょう。

参考記事:優勝賞金3500万円全額寄付した守田俊介の「金銭哲学」と「ボート愛」 – 東京スポーツ

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)はドリーム戦からご注目あれ

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ボートレースの開催における注目点はさまざまですが、ビギナーからベテランまで、等しく注目したいポイントがあります。それが、当該シリーズにおいて人気も実力も確かな選手で構成されたドリーム戦です。

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)においても、この原則は例外ではありません。2021年10月26日(火)の第12R。開催初日のトリを飾るこの番組こそ、今年のダービーにおける「顔」ともいえる6名の選手たちによる夢のバトルとして設定されました。

DR戦艇番 登録番号 所属支部 選手氏名
1号艇 4320 佐賀 峰 竜太
2号艇 3897 山口 白井 英治
3号艇 3941 愛知 池田 浩二
4号艇 4503 佐賀 上野 真之介
5号艇 4444 埼玉 桐生 順平
6号艇 3590 東京 濱野谷 憲吾

今回のドリーム戦のメンバーは上記のとおりであるとともに、SGタイトルホルダーから気鋭の若手選手まで、幅広い年代で構成された興味深い番組となりました。

当記事では、特にその戦いぶりを注目したいレーサーについて、6名のなかからさらに3名厳選しました。それぞれどのような背景とともに、今回のボートレースダービーへ挑むのか。今回の開催地である平和島水面との相性なども交えながら見ていきましょう。

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のドリーム戦注目選手①/峰竜太

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のドリーム戦注目選手①/峰竜太

たとえどのような競走であっても、現代ボートレースにおいて、峰竜太選手なしで大レースを展望するのは不可能といっていいでしょう。峰選手がいる限り、優勝争いという大注目点からは、必ず彼が離れることはないからです。

2021年10月中旬現在において、峰竜太選手は堂々の賞金ランキング第1位を走っています。すでに今年の獲得賞金は1億2,000万円を超え、トップオブトップの称号にふさわしい活躍ぶりです。

なおすばらしいことには、ボートレース平和島の水面は、峰竜太選手が得意とするところでもあり、またビッグレースを制した思い出の地でもあります。

2020年のボートレースグランプリがどこで開催されたのか、思い起こしてみましょう。数多く開催している聖地住之江ではありません。数年に1度の「東の祭り」。平和島でのボートレースグランプリでした。そこでイン逃げを決め、2020年の締めくくりを飾ったのが、ほかならぬ峰竜太選手です。

東日本の各水面において、平和島より好成績なのはボートレース桐生しかありません。桐生、平和島、いずれも勝率8点前後の驚異的な数字を残しており、今回もそのデータに裏打ちされたすばらしい走りが期待できるでしょう。

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のドリーム戦注目選手②/上野真之介

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のドリーム戦注目選手②/上野真之介

峰竜太選手の「王朝」に待ったをかける選手は誰か?

令和のボートレースにおける、ひとつの大きな問いかけです。ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)においては、佐賀の上野真之介選手がその役割を担うことで、非常に面白い展開になるかもしれません。

上野選手は、まだSGはおろかG1で優勝したこともありません。しかし、その成績はすでにトップクラスであり、ビッグタイトルを勝ち取るのも時間の問題と言われてきました。彼の師匠は、まさしく峰竜太選手その人です。

ボートレーサーならば誰もがあこがれる、最高峰の戦いであるSG開催。その舞台の選抜された6名によるドリーム戦で、弟子たる上野選手は師匠たる峰選手に「恩返し」の機会を得た形になります。

データや実績の面では、上野真之介選手は峰竜太選手に及ばないのは事実です。それでも、伸びしろにおいて劣るものではないことを、上野選手が示せるかどうか。未来へとつながる大きな一戦になるでしょう。

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のドリーム戦注目選手③/濱野谷憲吾

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のドリーム戦注目選手③/濱野谷憲吾

東都のエース。そう言われてから長いときを経て、元祖イケメンレーサーにして漫画『モンキーターン』の主人公のモデル、そして東京支部の大黒柱こと濱野谷憲吾選手は再び全盛期を迎えました。

オーシャンカップ2021(芦屋競艇SG)での見事な優勝。それは14年ぶりのSG戴冠という、誰もが待ち望んだ文言とともに大いに祝福されました。「恵まれ」で手にした2007年の総理大臣杯から14年。戦い続けていれば、再び勝ち取れる栄冠はある。濱野谷選手は、その事実を証明してくれたといえるでしょう。

かくて迎えた、今回のボートレースダービー。地元勢としての誇りを背負い、6号艇からの一撃の魅力をたずさえた戦いに挑みます。

ドリーム戦における勝算は限りなく低いでしょう。それでも、その熟達した技術とほんの少しの運があれば、開けてくる未来はある。それを示したことは、先に示したとおりです。ドリーム戦での濱野谷憲吾選手は、競走そのものが夢の一戦である以上に、ファンの夢を乗せて航走することになるでしょう。

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のまとめ

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)のまとめ

ボートレースダービー2021(平和島競艇SG)の開幕は、2021年のボートレースもラストスパートに入りつつあることを予感させます。「ダービー王」を目指す戦いは、そのまま年末のボートレースグランプリにつながる道にもなるからえす。

今なお新型コロナウイルス(COVID-19)の脅威が続く世相です。本場での観戦に当選された方も、万全の感染予防、および感染拡大防止の手立てをうち、良好な開催の継続に協力しましょう。

そうして作り上げられた最高のダービーは、きっと記録にも記憶にも残る戦いになるはずです。