【VS第18戦】「是政プリンセスカップ2024(多摩川競艇一般)」がクイーンズクライマックスに続いて熱戦の予感!
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【VS第18戦】「是政プリンセスカップ2024(多摩川競艇一般)」がクイーンズクライマックスに続いて熱戦の予感!

UPDATE:2024.01.25
ボートレース情報

2024年のヴィーナスシリーズ開幕戦は、2023年度の終盤戦を告げる戦いでもあります。「是政プリンセスカップ2024(多摩川競艇一般)」。なんと「クイーンズクライマックス2023(多摩川競艇PG1)」の熱狂冷めやらぬ「みんな大好き『是政』」の水面にて、再び女子レーサーたちが集うのです。

しかも、すぐ後の項目をご覧ください。この「是政プリンセスカップ」を制した選手は、次々に「さらなる出世」を手にしているのです。

今回は開催時期がクイーンズクライマックスの直後ながら、それでも有力メンバーがそろいました。若手の台頭のきっかけとなるか、ベテランがさらなる栄光を掴む澪標となるか。「是政」の華麗な戦いが、2024年も始まります。

この記事でわかること

  • 優勝選手が次々に出世!是政プリンセスカップとはどういうレースかを知る
  • 守屋美穂は今年こその思い!注目選手が目白押しの面々が集結
  • 気になるのはやっぱり「あの」モーター!女王を生んだモーターを分析する

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「ヴィーナスシリーズ第18戦/是政プリンセスカップ2024(多摩川競艇一般)」の詳細情報

開催年 優勝選手 所属支部
2016年 平山 智加 香川
2018年 水野 望美 愛知
2020年 竹井 奈美 福岡
2021年 遠藤 エミ 滋賀
2022年 浜田 亜理沙 埼玉

「是政プリンセスカップ」は、ボートレース多摩川のヴィーナスシリーズの名称です。ヴィーナスシリーズの仕様自体が途中で変わったので、少し変則的な開催間隔になっていますね。今回は2023年度のシリーズながら、あくまで「年度」なので2024年1月に開催の運びとなりました。

ボートレース多摩川、そして至近にある東京競馬場も含めて「是政」の地名には特別なものがあります。

その名を冠した麗しき戦いは、2回前の優勝者の遠藤エミ選手が「女子選手初のSG競走制覇」を成し遂げ、前回の優勝者の浜田亜理沙選手が「クイーンズクライマックス2023(多摩川競艇PG1)」を初出場で制するなど、「ゲンのいいレース」かつ「実力なくして勝ち抜けないレース」とも表現できそうです。

<前回優勝戦回顧>「ヴィーナスシリーズ第5戦/是政プリンセスカップ2022(多摩川競艇一般)」は浜田亜理沙が圧勝

艇番 選手名 所属
1 浜田 亜理沙 埼玉
2 富樫 麗加 東京
3 喜井 つかさ 岡山
4 三浦 永理 静岡
5 廣中 智紗衣 東京
6 藤原 菜希 東京

オール3連対、それも2着と3着が1回ずつで、あとはすべて1着での圧勝。埼玉の浜田亜理沙選手が、2022年6月の段階で「いつかはタイトルを」という輝きに満ちた勝利を見せてくれました。

2号艇の富樫麗加選手が不完走失格、3号艇の喜井つかさ選手が転覆失格というアクシデントがあったのは残念ながら、浜田選手と同じコンマ11のトップスタートタイだった6号艇の藤原菜希選手が2着までやってきたのも「さすが」と言えるでしょう。

最終的には4号艇の三浦永理選手が3着で、1-6-4の組み合わせは3連単で24番人気、7,970円の好配当でした。やはり枠なり進入の6号艇が2着まで来ると、配当は大きく跳ねますね。それだけデータ上からは出にくい目ではありますし、実際、今回はアクシデント絡みでもありましたが。

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想&注目選手

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想&注目選手

今回の是政プリンセスカップ、クイーンズクライマックス直後ではありますが、好メンバーがそろいました。山川美由紀選手や寺田千恵選手、廣中智紗衣選手に長嶋万記選手。関東圏ならやはり怖い藤原菜希選手も気になるところで、シリーズ全体の移ろいを読みぬくのはかなり困難な事業になりそうです。

  1. 守屋美穂(4482/岡山)
  2. 田口節子(4050/岡山)
  3. 高田ひかる(4804/福岡)

ならば、当地多摩川との相性と「再びビッグタイトルへ」という情念の強い3選手。彼女たちが2024年の「是政プリンセスカップ」の主役たりえるということで、ピックアップしました。

シリーズ注目選手①/守屋美穂(4482/岡山)

シリーズ注目選手①/守屋美穂(4482/岡山)

「今度こそ――」

その願いが何度叫ばれたことか。ファンは当然ながら、本人が最も忸怩たる思いを抱いているのではないでしょうか。岡山の守屋美穂選手は、「クイーンズクライマックス2023(多摩川競艇PG1)」で「10度目のG1競走優出」を果たしながらも、再び栄光を手にすることはできませんでした。

悔やまれるのはトライアル競走での5着でしょうか。最終決戦で見事に1号艇からイン逃げを決めた浜田亜理沙が、このレースでは3号艇3コースから見事な差しを決めました。

4号艇だった守屋美穂選手は5着。奇数艇決着に抗し得なかった形です。この結果はすなわち最終決戦へと響きました。ほかのトライアル競走はいずれも1着だっただけに、悔しさもひとしおでしょう。

女子選手ながらその力量によって、「ボートレースグランプリシリーズ2023(住之江競艇SG)」にも出場し、あと少しで予選突破のところまでいきました。今年こそは強く望んだ”頂点”に立つため、「G2競走3Vを含む通算31V」の名選手が優勝候補として出陣します。

シリーズ注目選手②/田口節子(4050/岡山)

シリーズ注目選手②/田口節子(4050/岡山)

前節のクイーンズクライマックスは、3連覇のかかる戦いだった岡山の田口節子選手。前項で紹介した同じ岡山の守屋美穂選手ともども、その本懐を遂げることはできませんでした。それでも、田口選手は2023年もすばらしい活躍をしたことは、疑いようもありません。

例えば、当サイトでも特集した「三国レディースカップ2023(三国競艇G3)」。遠藤エミ選手と長嶋万記選手の調子が良いということで、注目選手から外してしまったのですが、これが大誤算でした。

豪華メンバーでのオール3連対での優勝ともなれば、もはや脱帽するしかありません。クイーンズクライマックスで最終決戦に勝ち残れなかったのが、逆に不思議なくらいです。

前節の「第31回4Kソリューションカップ(常滑競艇一般)」でもA1級選手として見事な優出を遂げており、しかも、これは「2連対率17.65%」という低率モーターである常滑29号機を相棒として達成したものでした。

実力はもはや疑いようもなし。今節も優勝候補の1人として目さないわけにはいきません。

シリーズ注目選手③/高田ひかる(4804/福岡)

シリーズ注目選手③/高田ひかる(4804/福岡)

すっかり知名度が定着した感のある、「まくり姫」こと福岡の高田ひかる選手。それでも、2023年は「舟券的な波乱」と「本人の波乱」が重なった年でもあったでしょう。とりわけ、「北陸艇王決戦2023(三国競艇G1)」でフライングを切り、90日間休みのF2になってしまったのは大きな失敗でした。

何しろ全速戦と恐れ知らずのスタートが持ち味なだけに、こういうこともあるでしょう。ただ、フライングはフライングですし、「スタート事故」と呼ばれるだけあって、レースそのものがハチャメチャになってしまう行為でもあります。

そんな3ヶ月の休み明けぶっつけ本番で挑んだ「クイーンズクライマックス2023(多摩川競艇PG1)」は、まさに先の項目、守屋美穂選手が5着になったレースの1号艇で、浜田亜理沙選手の差しに屈する2着となっていました。コンマ20スタートは最も遅く、攻めきれない一面があったでしょうか。

その後の2走も6着続き。まだ最強クラスの面々には及ばないのか……と不安も抱いてしまいます。前節の「日本財団会長杯争奪戦(蒲郡競艇一般)」でも節間1着なしと元気のない結果。コンディションが残ります。

しかしながら、多摩川水面への臨戦こそ少ないものの、成績が良いのが高田ひかる選手の特徴でもあります。もしかすると、多摩川での「復活走」もあるかもしれない。そんな期待も含めての注目選手として、ピックアップしました。舟券での扱いはモーターや直前の気配などで、熟慮が重要になりそうですね。

ボートレース多摩川の「2024年最新版賞金女王モーター」と「真のエースモーター」

ボートレース多摩川の「2024年最新版賞金女王モーター」と「真のエースモーター」

既報どおり、「クイーンズクライマックス2023(多摩川競艇PG1)」を制したのは、埼玉支部の浜田亜理沙選手です。グランプリ同様、本戦出場選手には好2連対率モーターが振り分けられるわけですが、相棒となった多摩川55号機とともに、栄光へと駆け抜けていきました。

そんな多摩川55号機。2023年5月20日が使用開始なので、2024年1月中旬現在から見れば、あと4ヶ月ほどは「賞金女王が整えたモーター」として、間違いない輝きを放つでしょう。ただ、相性が案外出てしまうからか、成績が良かったり悪かったりと極端です。

「2連対率40.85%」「優出5回」「優勝1回」と、クイーンズクライマックスが唯一の優勝歴。平均展示タイムや最高航走タイムも飛び抜けて良いわけではないため、浜田亜理沙選手の渾身の力走が、相性バッチリだったということになるのかもしれません。

その意味では、端的に「今の多摩川のエースモーター」と形容できる、「多摩川74号機」のほうが楽しみかもしれません。「2連対率48.63%」「優出6回」「優勝2回」と文句なしの成績。2連対率2位の多摩川21号機が2連対率44.93%なので、かなり差がついています。

そして、クイーンズクライマックスでも福岡の川野芽唯選手とともに「賞金女王決定戦」に臨みましたから、その機力は間違いないでしょう。

「ヴィーナスシリーズ第18戦/是政プリンセスカップ2024(多摩川競艇一般)」まとめ

「ヴィーナスシリーズ第18戦/是政プリンセスカップ2024(多摩川競艇一般)」まとめ

強いから優勝する。優勝できるから、さらに活躍する。そして、やがて高みへと至る。

それは理想的な「出世街道」ですが、望んで歩めるものではありません。にもかかわらず、この「是政プリンセスカップ」には、「歴史に名を残すレベルの選手」が優勝者として名を連ねています。

「是政を制するものは、競艇(ボートレース)を制す」と相成りますかどうか。年明けのヴィーナスシリーズは、「クライマックス」に対する「ブランニュー」な雰囲気さえ漂わせています。

ボートレース多摩川のアクセス

ボートレース多摩川のアクセス

ボートレース多摩川は東京都府中市に立地し、好アクセスのボートレース場です。「クイーンズクライマックス2023(多摩川競艇PG1)」の記事でも触れたとおり、「是政」の雰囲気は他とはまた違った格別さがあるでしょう。

住所 東京都府中市是政4-11
電話番号 042-369-1811
最寄り駅 西武多摩川線「競艇場前駅」
※徒歩 約3分
京王線「多磨霊園駅」
※無料送迎バス 約10分
JR南武線・武蔵野線「府中本町駅」
※無料送迎バス 約15分
最寄りIC 中央自動車道「稲城IC」
中央自動車道「府中スマートIC」
※約15分
無料駐車場 有(380台)
公式サイト ボートレース多摩川