2004年11月にデビューし、今や佐賀支部の文句なしのトップレーサーとして活躍する峰竜太選手。5回ものSG優勝経験もあり、2021年に行われた第48回笹川賞では、ファン投票1位の選手が優勝したのは史上5人目の快挙となったことも記憶に新しいところです。
また、2018年には賞金王決定戦で優勝し、年間の賞金獲得ランキング第2位となり、約2億円を超える年収を手にしていました。
そんな今もなお活躍する峰竜太選手だからこそ、いったいどのくらいの年収をもらっているのか気になるところでしょう。
この記事では、かつて賞金王にも輝いた経験のある峰竜太選手のプロフィールや過去から現在までの生い立ち、プライベートの様子や年収について迫っていきます。また、峰竜太選手の成績についても紹介しているので、峰竜太選手の実力を知りたい方はぜひご覧ください。
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目次
峰竜太選手はどんな選手?
名前 | 峰竜太 |
---|---|
生年月日 | 1985年3月30日 |
身長 | 173cm |
体重 | 52kg |
登録番号 | 4320 |
登録期 | 95期 |
所属 | 佐賀支部 |
デビュー日 | 2004年11月10日 |
級別 | A1 |
オーシャンカップ、賞金王決定戦、笹川賞など、合計5つのSGを制覇した峰竜太選手は、2004年11月にデビューした95期佐賀支部の選手です。この記録はなんと歴代17位という上位に食い込む強さを誇っており、現在39歳という若さもあり、今後さらに活躍を期待できるでしょう。
SGに限らず、G1・G2など数多くのタイトルを獲得しており、佐賀支部だけでなく、まさにボートレース界のトップレーサーと言っても過言ではない実力を持っています。
また、峰竜太選手は実力の高さだけでなく、悔しいときには泣いたりと、人間らしい一面を見せていることも多くのファンに愛されている理由です。
ヨットの世界から転身!?ボートレーサーを目指したキッカケ
5回のSG優勝を果たし、高い実力を認められている峰竜太選手ですが、実は初めからボートレーサーを目指していたわけではありませんでした。
学生時代は、ヨット部に所属し、ヨットの技術に磨きをかけていました。そのときの成績は、国体のセーリング競技で4位に入賞するなど、プロとして活躍できる実力を持っていました。
そんな、ヨットに身を捧げてきた峰竜太選手でしたが、ボートレースを初めて見た時に、レースの迫力に感動して、ボートレーサーを目指すことを決意し、ボートレーサーとしての道を歩み始めたのです。
強豪揃いの養成所時代
高校卒業後に入所した養成所には、現在大阪支部の岡村仁選手、東京支部の山田哲也選手、広島支部の山口裕太選手など、今のボートレース界の中心とも言える強豪が同期として勢ぞろいしていました。
そのなかで切磋琢磨し技術を磨いてきた峰竜太選手でしたが、養成所時代の卒業記念レースでは、岡村仁選手に届かず、惜しくも2位という結果で養成所チャンプを逃してしまいました。
しかし、それでも峰竜太選手・岡村仁選手・山田哲也選手・山口裕太選手の4選手は、のちに95期四天王と呼ばれ、今後の活躍に期待を持たれていたのです。
デビューから22走目で初勝利
今やボートレース界の中心的存在ともいえる峰竜太選手ですが、実はデビュー当初はなかなか勝利を飾ることができませんでした。
そんな峰竜太選手がデビューしたのは、2004年11月に開催された唐津一般戦です。新人選手ということもあり、当然6コースからの進入になりましたが、初出走は2位というなかなか良い結果となりました。
しかし、デビュー節では勝利を飾ることができず、実際に初勝利を飾ったのは、2004年12月30日の福岡1Rです。豪快なまくりを見せつけ、デビューから22走目にして初勝利を飾りました。
22走目は新人選手としては早いほうですが、95期四天王と呼ばれた、岡村仁選手はデビューから4走目、山田哲也選手はデビューから6走目、山口裕太選手はデビューから2走目と、かなりのスピードで水神祭を迎えています。
異例の早さで初勝利を遂げた同期からは遅れを取る形となりましたが、それでも期待のルーキーとして注目を集めていました。
2017年のオーシャンカップで悲願のSG制覇
今や数々の成績を残してきた峰竜太選手ですが、初のSG制覇となったのは、2017年7月17日に丸亀で開催された、第22回オーシャンカップです。
デビューから13年という長い年月がかかったものの、悲願のSG制覇を成し遂げました。
その優勝をかわぎりに、翌年2018年12月24日第33回賞金王決定戦、2020年7月26日第25回オーシャンカップ、2020年12月20日第35階賞金王決定戦、2021年5月31日第48回笹川賞など、計5回のSG制覇を成し遂げました。
また、2018年の賞金王決定戦では、自身2度目となるSG優勝を果たし、優勝賞金1億円を獲得。その年の獲得賞金が2億円を突破し、賞金王として君臨した実績も持っています。
峰竜太選手の年収はどのくらい?
峰竜太選手は、1億円もの優勝賞金が手に入る賞金王決定戦を2度も制覇した経験があることからも、高額な年収を稼いでいることに間違いありません。
峰竜太選手がどのくらいの年収を稼いでいるのか、調査した結果を紹介します。
年度 | 獲得賞金(年収) |
2022年 | 約3,050万円 |
2021年 | 約1億4,779万円 |
2020年 | 約2億5,000万円 |
2019年 | 約1億1,800万円 |
2018年 | 約2億200万円 |
2017年 | 約1億5,300万円 |
2016年 | 約5,600万円 |
2015年 | 約9,400万円 |
2014年 | 約4,209万円 |
2013年 | 約6,444万円 |
最も年収が高かった年は、2020年の約2億5,000万円、次いで2018年の2億200万円です。この2年はどちらも賞金王決定戦で優勝しており、その優勝が年収を上げた要因になっています。
しかし、過去10年間の年収の平均は1億円を超えています。
2022年からは出場停止期間があったため、年収がガクッと下がってしまってはいますが、それでもA1選手の平均年収といわれている約3,300万円に近い金額を叩き出しています。
また、峰竜太選手の愛車は、ベンツのゲレンデヴァーゲンとポルシェのカイエン。どちらも数千万円の車なので、峰竜太選手の羽振りの良さも見て取れますね。
峰竜太選手の弟子は誰?
峰竜太選手には、以下6名が弟子入りしています。
- 山田康二(A1)
- 上野真之介(A1)
- 高田明(A2)
- 安河内将(A1)
- 安河内健(A1)
- 定松勇樹(A1)
ボートレース界のトップレーサーでもある峰竜太が率いる弟子たちは、『峰グループ』とも呼ばれ、今後の活躍を期待されるルーキーばかりです。上記6名は峰竜太選手が直接面倒を見ている弟子たちですが、山田康二選手は4人の弟子を取っており、総勢10名の師弟関係を結んでいます。
また、正式に発表されたわけではありませんが、女子ボートレーサーの野田なづき選手も昨年2022年8月ごろに『峰グループ』へと弟子入りしたと言われています。峰グループの紅一点となる野田なづき選手の成長にも期待したいところですね。
峰竜太選手のプライベート
高額な年収を稼ぐ峰竜太選手は、どのような生活を送っているのかプライベートの様子が気になるところです。
ここでは、峰竜太選手のプライベートの様子に迫っていきます。
峰竜太選手の別邸がすごい!建築費用はなんと1億円超え!
峰竜太選手は、地元佐賀県に別邸を構えていますが、その自宅の建設費はなんと1億円超えだといわれています。大型プロジェクター・大浴場・パーティールーム・広々とした庭などが備わっており、驚くような広さの大豪邸です。
これだけの別邸を建設できるのは、やはり峰竜太選手はそれだけ年収が高い証拠ともなりますね。
しかし、1億円の大豪邸は別邸です。
実際に峰竜太選手は他の場所に住んでいることが考えられますが、そちらの自宅も別邸を超える大豪邸なのかもしれません。
峰竜太選手に妻(嫁)や息子はいるの?
峰竜太選手には結婚した妻(嫁)がおり、妻(嫁)との間に3人の娘を授かっています。
妻(嫁)は、元保育士の一般女性で明華子(あかね)さんという方です。一般人ということもあり、詳細な情報はありませんが、インスタグラムにアップされた写真を見ると、かなり美人の女性ということが分かります。
また、明華子(あかね)さんとの間に授かった子どもは全員女の子。家族を連れてボートレースを見たりすることもあるようで、峰竜太選手の娘も父の姿に憧れてボートレーサーを目指す日がくるかもしれませんね。
峰竜太選手の成績
ここでは、2023年10月時点の峰竜太選手の成績を紹介します。
グレード別成績
峰竜太選手のグレード別成績は以下の通りです。
グレード | 出場節数 | 出走数 | 1着数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 優出 | 優勝 | 平均ST | 平均ST順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SG | 76 | 608 | 157 | 8.27 | 25.8% | 468.7% | 66.1% | 25 | 5 | 0.13 | 3.2 |
G1 | 186 | 1,504 | 383 | 7.35 | 25.4% | 47.8% | 66.3% | 61 | 17 | 0.17 | 3.1 |
G2 | 20 | 152 | 53 | 8.37 | 34.8% | 61.1% | 77.6% | 13 | 3 | 0.14 | 3.0 |
G3 | 50 | 491 | 199 | 7.39 | 40.5% | 60.4% | 78.6% | 24 | 11 | 0.15 | 2.9 |
一般 | 201 | 1,821 | 871 | 7.74 | 47.8% | 67.8% | 81.0% | 133 | 63 | 0.16 | 2.8 |
グレード別成績を見ると、最も勝率の高いのはG2、次いでSGとなっています。G2の勝率8.37とSGの勝率8.27にはほぼ大差はありません。
また、全グレードの平均3連対率は73.8%となっており、出場するレースの8割近くは舟券に絡んでいることが分かります。
グレード別着順
グレード | 出走数 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 | S0 | S1 | S2 | F | L0 | L1 | K0 | k1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SG | 608 | 157 | 127 | 118 | 81 | 71 | 44 | 3 | 5 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 |
G1 | 1,504 | 383 | 337 | 278 | 214 | 161 | 114 | 8 | 9 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 |
G2 | 152 | 53 | 40 | 25 | 24 | 6 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
G3 | 491 | 199 | 98 | 89 | 54 | 30 | 16 | 2 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
一般 | 1,821 | 871 | 365 | 239 | 150 | 109 | 60 | 11 | 20 | 3 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 |
グレード別着順を見ると、最も1着が多いのが一般戦、次いでG1となっています。
特に一般戦に限っては、出走数1,821に対して1着は871回となっており、約半数が1着という好成績を残しています。
主な獲得タイトル
峰竜太選手の主な獲得タイトルは以下の通りです。なお、獲得したタイトルが多いため、SGのみに絞っています。
- 2017年7月17日 丸亀 第22回オーシャンカップ
- 2018年12月24日 住之江 第33回賞金王決定戦
- 2020年7月26日 鳴門 第25回オーシャンカップ
- 2020年12月20日 平和島 第35回賞金王決定戦
- 2021年5月31日 若松 第48回笹川賞
まとめ
2018年には賞金王に輝き、約2億円超えの年収を手にした峰竜太選手。2022年からは出場停止期間があり、最近の年収は低下傾向にありましたが、それでも平均すると1億円近い年収を稼ぐトップレーサーです。
また、2023年8月からは、ついに峰竜太選手がSG戦復帰となりました。
昨年2022年は、年収が約3,000万円ほどに落ち込んでいましたが、SG戦復帰となれば、来年度以降は、かつて賞金王に輝いた峰竜太選手が再び賞金王として輝く日も見れるかもしれませんね。