競艇予想初心者必見!!競艇予想で押さえておくべきファクターを一挙解説!
PR

競艇予想初心者必見!!競艇予想で押さえておくべきファクターを一挙解説!

UPDATE:2019.10.02
未分類

競艇は他の公営ギャンブルと比べて予想のファクターが少ない、という話を耳にしたことはありませんか?結論からいうと、これは確かに事実といえると考えられます。一方で、競艇予想の際には他の公営ギャンブルではあまり思いつかないような要素まで考えて予想を組み立てる必要もあります。今回は、競艇予想はファクターが少ないと言われていることの理由について説明するとともに、競艇予想において初心者がまず押さえておくべきファクターについて解説していきます。

競艇予想はファクターが少ない!

まずは、競艇の予想ファクターが少ないといわれることについて、3つのポイントにまとめて解説していきましょう。

競艇のレースはたった6人で行われる

まず、競艇のレースはたった6人で行われます。他の公営ギャンブルと比べると、例えば最もメジャーな競馬の場合、1度のレースでなんと最大18頭の競走馬が出走します。競輪の場合は最大9名、バイクのオートレースは8車と、いずれも競艇よりも多い人数(頭数)でレースが行われるのです。

もちろん、18頭の競走馬が出走する場合には、18頭の競走馬それぞれの状態や特徴が予想ファクターとなりますから、初心者にとっては大変でしょう。一方で競艇であればどんなレースでも予想ファクターとなるボートレーサーは6人に限られますから、そういった点でまず競艇は予想ファクターが少ないといえるのです。

競艇のレースは全てほぼ同じ条件で行われる

次に、競艇のレースは全てほぼ同じ条件で行われる、という特徴があります。日本全国には24か所の競艇場があるのですが、これらの競艇場はすべて1周600メートルのコースになっています。そして競艇のレースは全て、この1周600メートルのコースを3周(合計1,800メートル)する、という形で行われることになっているのです。

例えばこれも競馬で比較してみると、日本各地にある競馬場はそれそれコースの形状が異なります。さらに、同じ競馬場であってもレース毎に距離設定や周回設定が異なります。競馬の予想においては競走馬の状態や特徴に、これら競馬場やレースごとの特性といった予想ファクターも加わる形になるので、予想の組み立てがより複雑になってしまうのです。競艇の場合はそういった予想ファクターは存在しないので、シンプルに「600メートル×3周」で誰が強いのか、ということのみを考えれば良いのです。

競艇のボートとモーターはすべて同じものが使われる

もう一つ、競艇は予想ファクターが少ないといえるポイントを解説しましょう。それは、競艇のボートとモーターはすべて同じものが使われる、ということです。

例えば、ギャンブルではありませんがF1やル・マン24時間レースのようなカーレースを想像してみてください。これらのカーレースでは、出場するレースカーすべて異なる機体であり、当然エンジンも異なるものを積んでいます。そして、これらのファクターが複雑に作用しあうことで様々なレース展開が生まれています。

競艇の場合はボートとモーターはすべて同じものが使われるので、「○○は○○製のボートだから・・・」とか「○○の○○モーターは○○だから・・・」といった予想ファクターは生まれません。この点からも、やはり競艇は予想ファクターの数が少ないといえるのです。ただし、詳しくは後述しますが「モーター」については同じものである一方で「性能差」が表れます。そして、この「モーターの性能差」については重要な予想ファクターになっています。

競艇予想のファクターについて知ろう!①競艇場の特性

競艇予想はファクターが少ないという話について、3つのポイントに分けて解説してきました。続いては、では競艇予想のファクターにはどのようなものがあるのか?ということについて解説していきます。今回は様々あるファクターについて、特に重要な3つの視点からご説明していきます。まずは「競艇場の特性」です。

競艇場の特性その1:水面特性

競艇は水上で行われる競技ですから、水面の特性というのが重要な予想ファクターになります。まず、競艇場は大きく分けて「海に作られたもの」と「川に作られたもの」、「地面を掘り下げて水を溜めて作られたもの」との3つに分けることができます。となると、まず競艇場の水が「海水」か「淡水」か、という違いが出てきます。海水は淡水よりも浮力が強いために、体重が重いボートレーサーに有利に働きます。また、海に作られた競艇場は潮の干満差も生じますが、これも満潮時にはインコースに、干潮時にはアウトコースに有利に働くという予想ファクターになります。

競艇場の特性その2:コース形状

先ほど、競艇場はすべて1周600メートルのコースになっている、という話をしました。確かに1周600メートルという点ではすべての競艇場が同じなのですが、コースの形状については少しずつ異なっており、このコース形状の違いが予想ファクターとなっています。

例えば、コースの幅。コースの幅が広いとそれを使って加速距離をとりやすくなるので、アウトコース勢に有利に働きます。また競艇場によってはターンマーク間の直線がコースの内側に斜行している場合があり、その場合は斜めの航走を強いられるインコース勢が不利になります。

競艇場の特性その3:ナイターレース

競艇では、昼から夜に行われるレース日程のことを「ナイターレース」と呼びます。特に夜間に行われるレースの場合、気温と水温が下がるためにモーターの稼働効率がアップし出足のパワーが増します。すると出足が鈍いインコース勢にとってプラスに働きます。また、ボートレーサーによっては景色がガラリと変わるナイターレースを苦手としていたりするため、昼と夜とでは予想の仕方を修正する必要が出てきます。

現在、ナイターレースが行われているのは「桐生競艇場」「蒲郡競艇場」「住之江競艇場」「丸亀競艇場」「下関競艇場」「若松競艇場」「大村競艇場」の7か所。これらの競艇場での競艇予想は「ナイターレース」というファクターをよく考慮しておく必要があるでしょう。

競艇予想のファクターについて知ろう!②気象条件

続いては、「気象条件」というファクターについて解説していきます。

気象条件の影響その1:風向きと風の強さ

競艇のレース展開に影響を与える気象条件として、まず風向きと風の強さが挙げられます。風向きについては、まず追い風の場合はインコースに有利に働きます。これは、追い風がインコース勢の出足をサポートしてくれるからです。逆に向かい風になると、インコース勢は出足がさらに鈍くなってしまうので、助走距離を十分にとるアウトコース勢に有利に働きます。

なお、現在のモーターは性能がよくなっているため、多少の風ではあまり影響がないという考え方もあります。「風速5メートル」が風による影響が出てくる最低ラインとされているので、風の強さが風速5メートルを超えるような場合には、風というファクターを注視しておきましょう。

気象条件の影響その2:気温・水温

気温と水温もまた、競艇のレースに影響を及ぼすファクターです。なぜならば、気温と水温はモーターの稼働効率に影響を与えるからです。具体的に言うと、気温と水温が下がると、先ほど説明したとおりモーターの出力がアップし出足のパワーが増します。逆に気温と水温が上がるとモーターの出力は下がり出足が鈍ります。1日をとおして競艇予想を楽しむならば、気温と水温の変化にもよく注目しておくべきでしょう。

競艇予想のファクターについて知ろう!③レーサーとモーター

最後に、ボートレーサーとモーターというファクターについて、競艇初心者でも分かりやすい観点から説明しておきましょう。

ボートレーサーはランクと出身地に注目

全てのボートレーサーは、勝率や出走回数などにより、「A1級」「A2級」「B1級」「B2級」の4段階のランクに分けられます。しかし、競艇のレースはランクに関係なく行われるので、競艇予想に際してはボートレーサーのランクも要チェックです。

さらに、ボートレーサーは、全国各地に24か所ある競艇場のうちいずれかの競艇場(支部)に「所属」しており、そこがいわゆる「本拠地(ホーム)」となっています。本拠地となっている競艇場については、コースや気象状況の特性を熟知していますから、ホームの競艇場で開催されるレースでは地元選手が有利になる傾向があります。

モーターに関するデータも要チェック

先ほど軽く触れたとおり、競艇ではボートとモーターはすべて同じものが使われています。しかし、まったく同じ機種のモーターであっても、実は少しずつ「性能差」が表れ、調子が飛び抜けて良いモーター(超抜モーターという)もあれば、逆に調子が悪いハズレのモーターもあったりします。

そのため競艇においては、モーターにはナンバーが割り振られており、各ボートレーサーがどのナンバーのモーターを使用しているのか、そのモーターが過去のレースでどのくらいの成績を挙げているのかが分かるようになっています。こちらも競艇予想の際には必ずチェックしておくべきファクターといえるでしょう。

まとめ

今回は、競艇予想はファクターが少ないと言われていることの理由について説明するとともに、競艇予想において初心者がまず押さえておくべきファクターについて解説してきました。

競艇は確かに他の公営ギャンブルと比べれば、予想のファクターが少ないといえるかもしれません。しかし、競艇予想においては水面特性や気象条件など、ややクセのあるファクターについて考えて予想を組み立てる必要があります。そのため競艇初心者にとってはやや予想のハードルが高いように見えるかもしれませんが、これが競艇という競技の面白さにもなっている、といえるのです。

競艇の予想ファクターは今回ご紹介した以外にも様々な要素があります。競艇予想の経験を積みながら、様々な予想ファクターについて知っていくことで、競艇予想の精度を上げていきましょう。