競帝王決定戦2022(下関競艇G1)を完全予想!
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競帝王決定戦2022(下関競艇G1)を完全予想!

UPDATE:2022.03.23
ボートレース情報

ボートレース下関の開設を祝う周年競走、競帝王決定戦2022(下関競艇G1)が、2022年3月26日(土)から3月31日(木)の日程で開催されます。

『ストリートファイター』シリーズとのタイアップで、豪鬼が目立つプロモーション。今にもすべてを破壊していきそうな迫力に満ちています。

春の関門海峡で行われる、海響ドリームナイター決戦。「競帝王」の座へ阿修羅閃空で駆け抜けるのは誰なのか、あらゆる角度から予想していきましょう。

この記事でわかること

  • 近年の競帝王決定戦の結果から傾向を読み解く
  • 今年の「競帝王」は誰?シリーズの有力候補を分析!
  • 春の下関水面をロジカルに知ることで舟券的中率を向上
  • 初日と2日目のドリーム戦に注目して舟券を勝ち抜こう

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競帝王決定戦2022(下関競艇G1)の詳細情報

開催年 優勝選手
2017年(1月) 原田 幸哉
2017年(10月) 白井 英治
2018年 峰 竜太
2020年(3月) 白井 英治
2020年(4月) 瓜生 正義

ひと目見てわかるのが、地元も地元、「関門のホワイトシャーク」こと白井英治選手の力強さでしょう。過去5回でも2回の優勝は、抜群の勝負強さを裏付けるものとなっています。

また、ほかにも原田幸哉選手、峰竜太選手、瓜生正義選手とSGタイトルホルダーがずらり。地力がなければ「競帝王」の頂には容易にたどり着けない……。そんな事実が浮かび上がってきます。

ボートレース下関としても、相当に力を入れています。ぜひともファンの方の大勝負を引き寄せんと、さまざまなキャンペーンを打っている形。舟券戦略にはこうしたキャンペーンの利用も絡めることで、よりお得な購入につながっていくでしょう。

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

狂艇ギャンブラー真里谷のシリーズ展開予想

先の項目でも述べたとおり、「競帝王決定戦」はすでに実績のある選手が活躍する傾向。しかも、地元の山口支部の選手は大注目です。

その前提に基づいて、今回の競帝王決定戦はどこに注目していくべきか、どういった形でシリーズが展開していくのか。以下の3つのポイントから解き明かしていけるでしょう。

  1. 下関で連勝街道が止まらない!寺田祥がここでもやるぞ
  2. やっぱり白井英治!ホワイトシャークには優勝こそがよく似合う
  3. まさかまさかのハイパワー?菅章哉がG1戦線の波乱の流れに乗る

山口支部の看板ともいえる寺田祥選手と白井英治選手。さらに「超攻撃型レーサー」として売出し中の菅章哉選手。この3人のトップレーサーから、今回の競帝王決定戦の展開に迫ります。

シリーズ展開予想①/下関で連勝街道が止まらない!寺田祥がここでもやるぞ

シリーズ展開予想①/下関で連勝街道が止まらない!寺田祥がここでもやるぞ

山口支部のツートップのなかでも、あえて寺田祥選手を先に取り上げました。というのも、寺田選手はなんとボートレース下関で4連続優勝中。「当地5連覇」を目指しての戦いとなります。

しかも、前節はこちらの「中国地区選手権2022(下関競艇G1)」でした。激荒れ連発だった今年の地区選のなかで、「順当」に終わったのは中国地区だけだったといえるでしょう。その中心にいたのが寺田祥選手であり、今なおその快進撃は続いています。

地元水面、下関。96節戦って、43回の優出と13回の優勝。44回目の優出と14回目の優勝はどうか。それが十分に可能だと感じさせるのが、寺田祥選手のすごみです。2010年、2014年に続く、3度目の「競帝王」奪取となるかどうかを見届けましょう。

シリーズ展開予想②/やっぱり白井英治!ホワイトシャークには優勝こそがよく似合う

シリーズ展開予想②/やっぱり白井英治!ホワイトシャークには優勝こそがよく似合う

地元のエースでいえば、もちろん白井英治選手は外せません。すでに紹介したとおりに、競帝王決定戦では2017年と2020年に優勝。寺田祥選手と同じく、V3を目指した戦いになります。

2022年に入って、もうひとつの地元水面、徳山で2つの一般戦優勝を飾りました。調子は上々。あとはこの下関でも美酒を、といったところでしょう。

下関単体のデータでいえば、白井選手は寺田選手を上回ります。77節のうち、43回の優出と21回の優勝。勝率は7.92のお化け級。輝ける称号を3度勝ち取るため、関門のホワイトシャークが海響ドリームナイターで猛進します。

シリーズ展開予想③/まさかまさかのハイパワー?菅章哉がG1戦線の波乱の流れに乗る

シリーズ展開予想③/まさかまさかのハイパワー?菅章哉がG1戦線の波乱の流れに乗る

G1勝利は未だなし。しかし、2021年に確かな手応えとともに、一般戦で6つもの優勝をかっさらったのが、「超攻撃型」の競走で知られる菅章哉選手です。

徳島支部所属の菅選手ですが、実は初めての優勝は下関でのこと。2012年の「新鋭リーグ戦競走COME(下関競艇G3)」でした。

それから4年間ものあいだ、自分の競走スタイルを模索する日々。極端なアウト屋から、「どのコースでも攻めて戦う」今のスタイルに落ち着き、成績が向上。先に述べたとおり、2021年はV6を達成したわけですが、なんと1号艇1コースからの逃げ切り勝利が1度もないという極端さです。

4号艇4コースからのまくり差し、3号艇4コースからのまくり、3号艇6コースからのまくり、5号艇6コースからのまくり、2号艇3コースからのまくり、3号艇5コースからのまくり差し……。「菅章哉なら、何かをやってくれる」という熱さが、常にそこには漂っています。

ボートレース下関の水面の特徴

ボートレース下関の水面の特徴

本州最西端の下関水面。どんな特徴を持っているのか、当サイトでは複数の記事で解説を実施してきました。総合的に知りたい場合は、何はなくともこちらの記事をご覧ください。実りの多い知識が得られるでしょう。

また、先ほど紹介した、今年2月開催の「中国地区選手権2022(下関競艇G1)」の記事にある情報は、ほとんどそのまま使える内容でしょう。まだまだ気候的にも冷え込みが予想されることから、水面特性もほとんどそのままである可能性が高くなっています。今回の競帝王決定戦もナイター開催のため、まさしくドンピシャの内容です。

そのうえで、さらに2つの特徴について、触れなければならないでしょう。決め手になるのは「春」と「好モーター」です。

  1. 冬よりヤバい?春の下関はイン逃げ天国
  2. 広いからこそ重要!好モーターを見抜こう

どちらかというと、すでに参考資料に示した2つの記事の「補足」的な役割が大きくなるでしょう。その点にご留意いただいたうえで、各ポイントをご確認ください。

特徴①/冬よりヤバい?春の下関はイン逃げ天国

冬の下関はインが強い。これは「中国地区選手権2022(下関競艇G1)」の特集記事でも示したとおりです。では、春の下関はどうなのか?

答えは明確です。そう、「もっとインが強くなる」。これに尽きます。冬のような時折吹くすさまじい横風も弱まり、いよいよインが実力を発揮しやすい環境になります。イン以外もまくりやまくり差しよりは、純粋な懐を捉える差しが決まりやすい傾向です。

このため、旋回力のあるモーターを引いた選手、または純粋に経済コースを立ち回るターンが上手い選手を狙いたいところですね。

特徴②/広いからこそ重要!好モーターを見抜こう

下関のナイターは明るいことを、同じく先の記事でも示しました。同時に、下関はその水面がとても広い点にも注目です。広い水面はそれだけ縦横無尽な走り方ができるもの。となると、モーターパワーがあるほうが有利という、ボートレースの基本原則が適用されやすいといえます。

下関のモーターは入れ替えになったばかりですが、3月17日には「西京波者結成12周年記念 山口シネマ杯(下関競艇一般)」の優勝戦が実施されました。1号艇1コースの菊地孝平選手が、そのスタートセンスを存分に生かしてコンマ08のトップスタートから逃げ切ったこのレース。栄えある優出モーターになった6台は、以下のとおりです。

12号機 17号機 27号機 42号機 59号機 70号機

このうち、優勝した菊地孝平選手が使っていたのは42号機でした。また、B1級の小林一樹選手は12号機を、A2級の松井賢治選手は27号機を使っていました。A1級4名の中に食い込ませた幸運モーターとして、これらをピックアップするのもひとつの手かもしれません。

競帝王決定戦2022(下関競艇G1)は初日と2日目のWドリーム戦だ!

競帝王決定戦2022(下関競艇G1)は初日と2日目のWドリーム戦だ!

今年の競帝王決定戦では、初日と2日目の最終レースに、それぞれドリーム戦が組まれました。いわゆるダブルドリーム戦です。選ばれた12名は、もちろん今回の開催でも特に注目に値する面々といえるでしょう。

「彼らはすごいよ、開催を通じて注目してね!」

ドリーム戦とは、すなわち上記のような主催者からの「ヒント」でもあります。もちろん、選手個人の調子や相性、モーターの仕上がりなどもありますが、少なくとも実力が認められた存在ではあるので、ぜひとも活用したいところです。

2022年3月26日(土)第12R

艇番 登録番号 所属支部 選手氏名
1号艇 3897 山口 白井 英治
2号艇 4262 滋賀 馬場 貴也
3号艇 3415 大阪 松井 繁
4号艇 4831 福岡 羽野 直也
5号艇 3779 長崎 原田 幸哉
6号艇 4024 三重 井口 佳典

初日の第12Rは「海響ドリーム」。白井英治選手が堂々たる1号艇です。とはいえ、ほかの面々も絢爛たるもの。SGタイトルホルダーがずらりとそろいました。

唯一、羽野直也選手だけがSG未勝利ですが、この中では最も若い26歳です。であるにもかかわらず、すでにG1を3勝していることからも、「多士済々の福岡支部にあって、トップに輝く期待がされている若手のホープ」である事実がよくわかろうものです。

実際、前節の「全日本覇者決定戦2022(若松競艇G1)」では見事な1号艇1コースからの逃げ切りV。3つ目のG1タイトルを獲得しました。ビッグネームがそろったこのドリーム戦でも、気になる存在です。

2022年3月27日(日)第12R

艇番 登録番号 所属支部 選手氏名
1号艇 4238 群馬 毒島 誠
2号艇 4444 埼玉 桐生 順平
3号艇 3942 山口 寺田 祥
4号艇 4477 福岡 篠崎 仁志
5号艇 4571 徳島 菅 章哉
6号艇 3719 広島 辻 栄蔵

2日目の第12Rは「帝王ドリーム」。直近の「ボートレースクラシック2022(大村競艇SG)」でも優出を達成した、毒島誠選手が1号艇に選ばれました。シリーズ展望で注目した寺田祥選手は3号艇。さらに、菅章哉選手も不気味さ極まる5号艇です。

こちらもまた若手からベテランまで、バランス良くそろった好メンバー。いったいどのような展開になるのか、決して目が離せない戦いになるでしょう。なんといっても、「自分で運命をこじ開ける」菅章哉選手がいるだけで、レースの緊張度は最高潮に達します。

ナイター開催において、絶大な勝負強さを誇る毒島誠選手とはいえ、うかうかしていられません。2号艇の桐生順平選手にしても、少しでも隙を見せれば、懐に食らいついてくるはずです。夢の戦いは、海に響き合う激戦の合図です。

競帝王決定戦2022(下関競艇G1)のまとめ

競帝王決定戦2022(下関競艇G1)のまとめ

年度替わり最後のG1競走となる、今回の競帝王決定戦。寒の戻りで冷え込む日本列島に、熱い風を吹かせることになるでしょう。

今年のG1戦線は、地区選を中心として波乱の連続です。しかも、SGでは競艇70年の歴史で初めて女子選手の優勝まで達成されました。「記録づくめの2022年」なのだとすれば、この競帝王決定戦でも「何か」が起こるかもしれません。さあ、ともに歴史の目撃者になりましょう。

ボートレース下関(下関競艇場)のアクセス

ボートレース下関(下関競艇場)のアクセス

住所 山口県下関市長府松小田東町1-1
電話番号 083-246-1161

競帝王決定戦は、山口県下関市にあるボートレース下関で開催されます。2022年3月21日をもって「まん延防止等重点措置」が解除されましたが、今なお新型コロナウイルスの猛威は続いているため、マスク着用や手指消毒の徹底、ソーシャルディスタンスの確保など、感染拡大防止の試みに協力していくことが大切です。

電車でのアクセス

ボートレース下関は、公共交通機関でのアクセスが非常に便利な好立地です。最寄り駅はJR山陽本線の「長府駅」。新幹線が停まる「新下関駅」からは山陽本線で5分、「厚狭駅」からは20分で到達できます。

また、長府駅から本場まではわずか徒歩3分の距離なので、迷うこともありません。案内板にしたがって、同駅から移動しましょう。

加えて、余裕があれば、新下関駅から本場までタクシーで移動するのも視野に入ります。こちらは約15分ほどの道のりです。

自動車でのアクセス

ボートレース下関の最寄りインターチェンジは、中国自動車道の「下関IC」、または「小月IC」。いずれもインターチェンジから下りて、約15分ほどの距離です。

本場付近には約1,300台を収容可能な無料駐車場があるため、空いている場合には誘導に従って利用しましょう。


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