競艇で儲かる買い方とは?期待値の高い舟券の買い方ポイントを解説

競艇で儲かる買い方とは?期待値の高い舟券の買い方ポイントを解説

UPDATE:2021.07.21
競艇雑学

競艇で予想がなかなか当たらない!

結構的中しているつもりなのに、思っているよりプラスにならない!

このように、ボートレースの予想の仕方や、舟券の買い方に悩んでいる競艇初心者の方は多いでしょう。

迷いは舟券にも表れて、「小さく勝って大きく負ける」を繰り返すようになります。まさしく悪循環であり、競艇で儲かる買い方からは正反対の道を突き進んでしまっています。

そこで、今回は特に競艇(ボートレース)初心者の方、さらにある程度の知識が逆にハンデになってしまっているような方に向けて、「競艇で儲かる買い方」を「競艇における期待値」という観点も踏まえ、有効な舟券の買い方のポイントを紹介していきます。

1号艇にばかり賭けるのは間違い!?「期待値」の2つの考え方を理解しよう

1号艇にばかり賭けるのは間違い!?「期待値」の2つの考え方を理解しよう

競艇を含めた公営ギャンブルは、一見すると経験則に基づく直感が命の世界のように思えますが、実はすべてがそうではありません。むしろ、明確なデータや数学的な確率論や期待値に基づく、ロジカルな一面も持っています。

以下のような経験とひらめきだけではない、初心者でも中級者でも上級者を超えられる観点をご案内しましょう。

  • 勝率の高い1号艇は基本的に儲けるのが難しい
  • 競艇では「勝率」だけではなく「期待値」も考えよう
  • 競艇における期待値は、実は2号艇が低い傾向にある

勝率の高い1号艇は基本的に儲けるのが難しい

競艇は、インコースを航走できる1号艇の勝率が、圧倒的に高い競技です。1号艇が1着となる確率は、大部分の競艇場で5~6割程度。ボートレース大村などのインコースに有利な競艇場であれば、7割を超えるようなところも出てきます。

こうなると、特に競艇初心者ほど、的中確率の高い1号艇を予想の軸に据えたくなるでしょう。もちろん、「予想を当てる」という点では有効です。

ただし、このような現実は誰もが知るところ。1号艇が絡む舟券は当たる確率が高いぶん、オッズは低めになる傾向が強く、ときには的中しても払い戻しが購入金額と同等の「トリガミ」が発生しやすくなります。

先に挙げたようなインが強いことで知られるボートレース場では、特に1号艇アタマの舟券は安くなる傾向にあります。すなわち、「期待値が低い舟券」といえるでしょう。

数字をベースとした例を見てみましょう。1日に行われる12レースすべてで、オッズが1.2の1号艇を単勝で100円買い、12レース中9レースで見事的中したとします。この場合、購入金額と払戻金額はどのようになるでしょうか。

  • 購入金額:100円×12=1,200円
  • 払戻金額:120円×9=1,080円

ご覧のとおり、払戻金額が購入金額を下回ってしまいました。的中のうれしさは得られていますが、勝負資金は目減りしているという、悔しい現実です。

しかも、この数字はあくまで例示であり、実際にはオッズはもっとバラつきがあります。勝率が高い選手、モーターが良い選手が1号艇1コースに入った場合を考えてみましょう。一見、この選手がアタマで来ることは間違いないように見えます。ほかのファンもそう思うでしょう。

つまり、誰もがそう思うからこそ、明らかな堅軸に頼りすぎることは危険です。よほど舟券の組み立て方、資金配分の上手さがない限り、黒字を出すのは難しくなります。

競艇において、的中率が高くとも期待値が低い舟券を買う難しさが、この例から読み取れるでしょう。絶対的な存在は、それゆえに上級者向けの番組であるともいえます。

競艇では「勝率」だけではなく「期待値」も考えよう

競艇を含めた公営ギャンブルで儲けるには、「自分の予想がどれだけ当たるか」よりも「自分の買い方でどれだけ払戻金を得られるか」、ひいては「高配当(好配当)を期待できるか」を意識することが大切です。

改めて紹介するとおり、公営ギャンブルの世界でよく使われる「期待値」が、まさにそれです。期待値とは、「舟券代」「オッズ」「勝率」を使って、「いくら稼ぐ期待ができるか」の値です。


POINT:「期待値」=「購入金額×オッズ×予測勝率」


例えば、単勝狙いで予想する際に、以下のようなオッズのレースがあり、これまでのデータをもとに自分で勝率も予測できたとします。

  • 1号艇:オッズ1.2:予測勝率55%
  • 2号艇:オッズ3.2:予測勝率16%
  • 3号艇:オッズ4.6:予測勝率12%
  • 4号艇:オッズ8.3:予測勝率8%
  • 5号艇:オッズ12.2:予測勝率5%
  • 6号艇:オッズ15.6:予測勝率4%

期待値は、購入金額×オッズ×予測勝率で求められます。上記の例を期待値として計算してみましょう。

  • 1号艇:100円×オッズ1.2×予測勝率55%=66円
  • 2号艇:100円×オッズ3.2×予測勝率16%=51円
  • 3号艇:100円×オッズ4.6×予測勝率12%=55円
  • 4号艇:100円×オッズ8.3×予測勝率8%=66円
  • 5号艇:100円×オッズ15.2×予測勝率5%=76円
  • 6号艇:100円×オッズ20.6×予測勝率4%=82円

2号艇はオッズが安いわりに予測勝率も低く、期待値も低い次元で留まっています。一方、5号艇や6号艇はオッズが高いために、期待値も高いものとなりました。オッズだけを見ると不的中の不安がよぎりますが、実際の数字はそこまで恐れる必要がないことを示しています。

このように、オッズのみを予測材料にするのではなく、公式が提供する数字に自分なりの理論を加えた勝率も加味することで、期待値が算出できます。この期待値が高くなるように舟券を組み立てられれば、黒字を出せる舟券予想と購入の実践へとつながるでしょう。

「数字は難しい」というご意見もあるでしょう。そこで簡単な思考法として、「オッズが高くても勝てる選手、展開を突けそうな選手にチャンスあり!」と覚えておくことで、何十年もの経験を積んできた玄人に対抗することが可能です。

こうした思考そのものが、期待値を無意識的に活用しているからです。本項目ではボートレース(競艇)ではほとんど使われない単勝を例として説明しましたが、もちろん2連単でも3連単でも考え方は同じです。むしろ売上が大きくオッズ変動が小さい券種こそ、期待値が最大限に威力を発揮してくれます。

また、競艇初心者も多く来場するSGやG1などのグレードの高いレースほど、ネームバリューやコースの内外だけでオッズが決まり、「おいしいオッズ」が生まれやすくなります。トップレーサーが集まり、実力が拮抗する開催だからこそ、舟券的には狙い目の番組が多くなるといえるでしょう。

トリガミを避けて期待値を高める買い方を心がけよう

トリガミを避けて期待値を高める買い方を心がけよう

「予想は的中しているのに儲からない」「当たっても資金が減っていく」という悩みを持っている競艇初心者の中には、公営ギャンブル特有の「トリガミ」が起きているパターンが非常に多くなっています。

払戻金額よりも購入金額が多い、単純に言えば買い過ぎて起こるのがトリガミです。略して「ガミる」「ガミった」などと使われることもあり、競艇、競輪、競馬、オート、どの公営競技でも聞かれる悲哀に満ちた言葉です。

このトリガミをきちんと理解し、トリガミの回避を考えた舟券の買い方をしていくことで、競艇で儲ける未来が開け、期待値の概念を自らの予想の考え方に取り込んでいくことにつなげられます。

「トリガミ」の仕組みを理解しよう

今度は、競艇で最もポピュラーな券種である3連単を例としましょう。1号艇、2号艇、3号艇の3艇が強く、舟券には絡むと考えました。しかし、その着順までは絞れません。

ならばということで、3艇の3連単を100円×6パターンでボックス買いすると仮定します。オッズは以下のとおりです。

買い目 オッズ
1-2-3 5.5
1-3-2 5.8
2-1-3 8.3
2-3-1 9.8
3-1-2 10.5
3-2-1 11.2

1号艇アタマの2点に注目してください。オッズがいずれも6倍を下回っており、たとえ的中したとしても、トリガミが発生してしまいます。「保険で買ってたから損害は抑えられたけど」という気持ちで済ませられるならともかく、「やっぱり1号艇を重く見るべきだった」と考えるパターンもあるでしょう。

では、このパターンにおいて、どのようにすればトリガミを回避できるか。考え方はいくつもありますが、基本的なケースについて考えてみます。

「トリガミ」を極力避ける舟券の買い方

買い目 オッズ 判断
1-2-3 5.5 買い
1-3-2 5.8 買い
2-1-3 8.3 買い
2-3-1 9.8 買い
3-1-2 10.5 切り
3-2-1 11.2 切り

熟慮した結果、3号艇が1着になる、すなわちアタマになる確率は低いと考えて、3-1-2と3-2-1の2点を切るという考え方はとてもオーソドックスです。言ってしまえば、競艇で黒字を出すための究極は、「いかに不要な買い目を減らすか」にあるからです。

4点買いであれば、どのオッズでも適応できる舟券構成です。たとえ100円の平買いであっても、的中すれば必ず黒字になるでしょう。

しかし、「外したくない」「切って後悔したくない」という気持ちがあるのも、また事実です。3艇まで有力どころを絞っておいて、最後に切った買い目で決まるときほど、後悔に襲われる瞬間はありません。

であれば、有効手となるのが。資金配分を変化させることです。これまでの例で考えていたのは、いずれも同じ金額で買う「平買い」や「フラットベット」と呼ばれるやり方でした。

それでも、舟券の買い目には自信の度合いがあるでしょう。特に来ることが期待される買い目、すなわち自分の中での「期待値が高い」買い目に厚く張ることで、トリガミを回避するどころか、黒字を増やすことも可能です。

今回の例でいえば、1号艇が1コースからのイン逃げをどうにか決める期待値が最も高いと見ていたならば、2号艇と3号艇が1着になる4点に比べ、2倍の金額を賭けてみるとどうでしょう。5倍強の舟券は、的中すれば11倍前後の威力を伴ってくれます。

仮に1-2-3と1-3-2を200円、2-1-3、2-3-1、3-1-2、3-2-1の4点を100円としたならば、合計金額は800円です。1号艇か3号艇がアタマで来てくれれば300円近い浮きが出ますし、最も安い2-1-3で決着しても苦笑いしながらイーブンに近い払戻金が与えられるでしょう。

「負けることはない」という舟券ほど、最も玄人の思考に近いものもありません。競艇を、ボートレースを長く楽しむのならば、一獲千金以上に大切なのは「負けないこと」です。

それに、オッズは締め切りの直前まで変動します。特に直前の2分前からは3連単であっても大口投票があるパターンがあるため、トリガミが発生する可能性も考えねばなりません。そのときは「全部失ったわけじゃない」と切り替えて、次のレースに臨みましょう。

ちなみに、ここの例に示したとおり、2号艇は最も1号艇を打ち倒すことを期待されます。多くは1号艇の甘くなった懐に差しを届かせる、あるいはスタートで立ち遅れた1号艇へ直まくりを敢行するなどして、最も1着を奪いやすい位置にいるからです。

ですが、意外と2号艇は勝てないものです。さらには往々にして見る光景として、1号艇のつくる引き波に飲まれて失速し、最後方まで下がることもあります。得意な選手と苦手な選手もハッキリとしており、3コース進入や4コース進入に比べて、明らかに2コース進入を苦手としている選手も少なくありません。

2号艇ないし2コースを取るであろう選手が本当に信頼できるかどうか、それを正確に推し量るのもまた、舟券予想では重要なポイントです。2号艇または2コース進入が予期される選手が人気しているとしても、期待値に照らして考えることで、迷いの霧は晴れるでしょう。

風向きや気温の状況、モーターやレーサーの成績などをきちんと考慮しよう

風向きや気温の状況、モーターやレーサーの成績などをきちんと考慮しよう

統計的な話に続き、物理的な話をします。競艇は競馬や競輪などとは異なり、モーターのついたボートで実施される競技です。このため、水面のコンディションやモーターの状態などといった物理的な要素も、レースの結果を大きく左右します。しっかりと情報を収集し、自分なりの分析を加え、オリジナルの「ボートレース観」を構築していくことが大切です。

オッズはあくまで人気度!オッズに頼ると失敗する理由

「1号艇が圧倒的に強い」という常識に頼り切ると、結果的になかなか勝てないという話は、先に述べたとおりです。

ですが、「自分は1号艇に頼っているわけではないのに、それでも勝てないんだ!」という方もいるかもしれません。そういった方は、オッズに振り回されすぎている、参考材料として取り込みすぎている可能性があります。

もちろん、無策に1号艇に頼り切るよりは、先述した「期待値」や「トリガミ」の観点からオッズに注目し、予想を構築するのは大切です。結果として、儲かる可能性は劇的に高くなるでしょう。

しかし、大事なことがあります。オッズはあくまで、「どの艇の人気が高いか」を示しているのであり、オッズそのものがボート、モーター、そして選手の良し悪しを決めているわけではないという点です。

ベテランのファンともなると、天候や風向きから作られる水面のコンディション、選手個々のモーターやプロペラの調整具合、ときにはもっと多くの要素を考慮し、独自の予想を組み上げていきます。

ただ、オッズはそうではありません。全体の意向を組み上げた指標に過ぎないのです。結果として、単純な勝つ確率として比重を大きくしすぎると、足をすくわれるパターンが大きくなってしまいます。オッズはあくまでも参考材料のひとつであり、誤った自信や気後れを持たないことが大切です。

情報収集と分析をおろそかにせず、自分なりのノウハウを蓄積しよう

玄人に近づく道を示しましょう。すなわち、現代のボートレース(競艇)において、限りなく考慮したい要素を知ることです。

特に大切なのは、ボートレース場(競艇場)の当日の水面コンディションです。風向き、風力、気温、水温、水面の状態は、いずれもレースに与える影響が大きいことで知られています。

風は強さに加えて向きも重要です。ホーム追い風ではイン有利、逆にホーム向かい風だとアウト有利が全体的な傾向です。これは外の艇の仕掛けやすさに由来しており、追い風が強いと全速でターンしても流れやすく、インの艇を飲み込めないことが理由です。

しかしながら、追い風も強すぎれば、文字通りの波乱を呼びます。風の影響を受けるのはインの艇も同じこと。ターンが流れて懐が甘くなり、他艇の差しやまくり差しを許す原因にもなるでしょう。

気温と水温は、モーターの働きに影響を与えます。低温になればなるほどモーターの働きがよくなり、スピードが乗りやすくなります。加速の良さはインにとっての吉兆です。たとえ助走距離が短い深インになったとしても、イン逃げを決めやすくなるでしょう。

水面の状態は、各コースの特性とも関わってきます。一般的には波が穏やかであればターンを決めやすく、インの艇に有利に働きます。ただ、海につくられたコースの場合、潮汐に代表される「うねり」が起きて思わぬ障害として立ちはだかるパターンもあり、単純な話ではありません。

このように、根拠のない直感や客観的指標でしかないオッズのみに頼るのではなく、情報に基づいたロジックを自分なりに組み立て、実際に負けない配当を得る期待値を算出する。このようにして、競艇の勝敗を見極めるノウハウを蓄積していきましょう。

競艇における期待値が「競艇で儲かる」と「競艇で失う」を分ける

競艇における期待値が「競艇で儲かる」と「競艇で失う」を分ける
ここまで幾度となく、ボートレース(競艇)における期待値に関して触れてきました。裏を返せば、わずか6艇で実施される競艇なるものが、どれほど単純でないかも見えてきたことでしょう。

何も考えずに挑んであたり舟券を掴むことも、全くないとは言いません。むしろ何の情報もないほうが、変な常識に縛られていないだけ良い予想になるかもしれない、というのも真実です。

人はそれをビギナーズラックといいますが、よくよく考えてみれば、「無垢だからこそ当てられる舟券」も確かにあるといえるでしょう。

ですが、知れば知るほど下手になるようでは、やはりボートレース(競艇)をやるのがつらくなってしまいます。

知識を深めつつ、舟券がズバズバ当たるようになるための鍵。それが本記事で何度も触れてきた「舟券の期待値」です。

競艇の期待値は勝ち負けを決めるほど重要

舟券は負けが込んでいるときほど、目が曇りやすいものです。目先のオッズばかりが気になり、「どうすれば負けを挽回し、一気に勝ちまでまくれるか」ばかりを考えるようになります。

しかし、これがとても危険な罠です。先の項目でも述べたとおりに、オッズは全体の支持率を示した指標のひとつに過ぎません。オッズはむしろ期待値の計算に使うべきものなのに、それに踊らされてしまうのです。

期待値は、自らの舟券理論の完成形について、数字という確かな方法で出力されたものです。知識を蓄積し、選手のデータを吟味し、自分の中で練り上げられた勝算が反映されるものですから、一般的なオッズの「裏をかく」ことも可能になります。

期待値をしっかり考えられるようになれば、レースの取捨選択もどんどん上手くなってくる効果があります。「ここは勝負してもお金を失うだけになりそうだ」というのが見えてくると、ますます回収率に良い効果をもたらすでしょう。

競艇における期待値を実際の開催で考えてみる

競艇における期待値を実際の開催で考えてみる
1日の開催を通して期待値の考え方を運用すると、いったいどのようになるでしょうか。ある実例を通して見てみましょう。今回は特にインが強いことで人気が高い、ボートレース大村の一般戦を例として用意しました。

2021年7月14日スポーツニッポン杯、6日間開催の5日目です。天候は晴れ、風速2メートルのホーム側追い風で、インの強い大村でさらに有利な状況です。当然、ファンもそれをわかっていますから、インがいつも以上に人気する傾向にありました。

レース番号 上位結果 3連単配当
1R 1-2-6 11,360円
2R 1-5-3 810円
3R 3-2-4 25,550円
4R 1-4-3 700円
5R 1-2-5 600円
6R 2-4-1 43,940円
7R 1-4-2 2,500円
8R 1-5-3 4,470円
9R 1-2-3 590円
10R 1-6-5 22,130円
11R 1-2-3 360円
12R 1-3-6 930円

上記が結果の一覧です。さすがに大村、1号艇の強さが際立ちます。全24場で屈指の勝率、2連対率、3連対率を誇るデータはウソをつかないというべきでしょう。

例えば、同日のボートレース桐生のルーキーシリーズでは、1号艇は12Rのうち5Rでしか勝利しておらず、同時に1号艇絡みでも万舟券が3本出ています。1号艇が絡まずに万舟券に発展したのは、1Rの2-5-6で15,430円(57番人気)だけでした。

興味深い点として、例として挙げた大村も4本の万舟券が出ており、うち3つは1号艇絡みというところでしょう。しかも、大村でよく見る1号艇の1着レース2つで万舟券に発展しました。鍵になったのは1Rで3着、10Rで2着の6号艇です。

1Rはまだ若く、成績で後手の女子選手。18歳の野田彩加選手の3着で、紐荒れの結末となりました。男女混合戦における女子選手は軽視されますが、それ以上に勝率が低い選手のアウト艇は無条件で消されることが多く、今回の野田彩加選手も勝率1.78で大いに軽視されていました。

しかし、大変重要な事実として、3着は意外と荒れるものです。1Rということもあって、ファンの間でも点数を絞りたい気持ちが働いたでしょう。そうなると、勝率1点台の6号艇、しかも大村ともなると、まず軽視されます。

ただ、1Rの一般戦で、特別なシード番組でもありませんでした。最も勝率が高いのは5号艇の中島浩哉選手でしたが、それでも5.03です。盤石ではない番組だったことがわかります。

そんな中、6号艇の野田彩加選手は、なんと展示タイム最速を叩き出していました。ほかの選手がほぼ同じタイムを出していたところ、コンマ10弱速いタイムを経時しており、「来るかもしれない」材料はそろっていました。

期待値を計算していたならば、こういうときに雰囲気に流されることなく、おいしい舟券を購入できます。たとえ資金配分で弱めであろうとも、万舟券を討ち取ることができれば、十分にプラスになるでしょう。上手く行けば、1Rでの勝ち逃げも十分に可能です。

もうひとつの6号艇が絡んだ10Rの万舟券、こちらは難解です。何しろ外の艇が容易につけ入れられない準優勝戦だったからです。常識的なボートレースの考え方をすれば、6号艇はあって3着までだったでしょう。

ただ、ここでの6号艇、香川の中村晃朋選手は、4号艇から6号艇のダッシュ勢のなかでは最も勝率が高く、唯一のA1選手でした。さらには3号艇の石川真二選手が展示段階で前付けを行い、2コースに進入しています。結果、展示のスリットラインはかなり荒れていて、波乱を予感させるものでした。

結果として、1-6-5で決着したわけですが、波乱の立役者は6号艇の中村晃朋選手だけではありません。5号艇の唯一のB1選手、地元長崎の飯山晃三選手の3着が、最高に効果的でした。何しろ1-6-5は1号艇アタマの3連単では最も配当がつく組み合わせだったからです。

飯山選手はこのなかでは最も格下で、勝率も4.58、平均STもコンマ20でした。軽視されて当然の存在ですが、それでもモーターとの相性が良く、ここまで勝ち進んできた事実を見逃してはならなかったといえます。

「3着は荒れる」「前付けは波乱の予兆」という基本原則が、強く働きました。期待値はこうした状況によっても倍掛けされることを覚えておくと、好配当を勝ち取れるでしょう。

また、数字だけでなくレースや選手の得意戦法を見ていることで、期待値をより正確に算出できることがあります。10Rはその典型で、5号艇の飯山晃三選手の華麗なまくり差しと6号艇の中村晃朋選手の地力が光る戦いでした。こうしたハイレベルな競走は、準優勝戦ならではの醍醐味です。

競艇で儲けるには「情報が命」!自分なりの勝ちパターンを構築しよう

競艇で儲けるには「情報が命」!自分なりの勝ちパターンを構築しよう

今回は、特に競艇初心者の方に向けて、競艇で「儲かる」ために押さえておくべき舟券の買い方のポイントを、統計的な観点や物理的な観点からご紹介してきました。

もちろん、これらを押さえれば絶対に儲かるというほど、競艇は甘くはありません。重要なことは、これらを押さえつつ、経験を蓄積していって自分なりの勝ちパターンを構築することです。競艇でなかなか儲からないという方は、しっかりと自分の舟券の買い方を見直し、改善策を練って、試行錯誤を繰り返していきましょう!