ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の予想!夜の帝王こと毒島誠の進撃から目が離せない!
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ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の予想!夜の帝王こと毒島誠の進撃から目が離せない!

UPDATE:2021.08.21
ボートレース情報

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)は、全国のボートレース場から選抜された究極の腕利きたちが集まるSG競走です。純粋に「強い」「上手い」という基準によって選ばれた出場選手たちによる競演は、間違いなくファンを極上の技術で魅了してくれるでしょう。

今回の舞台は愛知県蒲郡市のボートレース蒲郡。早くからナイター設備を導入し、インターネットに調和した宣伝戦略を打ち出している、全24場のなかでも高い人気を誇るボートレース場です。

本記事では、ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の舟券予想に役立つ情報を中心として、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした入場制限や、今回の開催で注目すべき選手についてなど、役立つ情報をもりだくさんでお届けします。

目次

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の詳細情報

さすがにSG競走です。ボートレース専門誌「マクール」のチャンネルで、「おじさんたちのボートレースメモリアル!愛知の巨人太田記者登場!」と題した、ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の攻略動画がアップロードされていました。

蒲郡の特徴を知ることで、ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の舟券予想に大いに活用できる内容になっています。獲得した情報を自らのものとすることで、良好な6日間を構築していきましょう。

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の出場資格

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の出場資格

かつて「モーターボート記念競走」という名前で呼ばれていた本競走は、2014年から「ボートレースメモリアル」という通称を冠するようになりました。今回で67回を数える、歴史あるSG競走です。

各SG競走は独自の出場資格を有していますが、これはボートレースメモリアルも同じです。どのような要件を満たすことで出場資格を手に入れられるか、優先出場、一般出場、ならびに選出除外の内容を見ていきましょう。まずは出場要件のほうから列挙します。

  • 前年度ボートレースメモリアル優勝選手1名(優先出場)
  • 前年度ボートレースグランプリ優勝戦出場選手6名(優先出場)
  • 今年度オーシャンカップ優勝選手1名(優先出場)
  • 開催場を除いた全ボートレース場から推薦された選手各場2名ずつ
  • 開催ボートレース場が希望する選手(優先出場要件を満たさない場合、A1級であることと出走回数160走以上が必要)

このとおり、全国のボートレース場の推薦する選手が集うのがボートレースメモリアル(モーターボート記念競走)であることがわかります。さらに、上記に加え、選出除外の要件も記載します。

  • 前年度ボートレースメモリアルから今年度オーシャンカップまでのSG優勝戦で選手責任のスタート事故を起こした選手
  • 今年度ボートレースクラシックから今年度オーシャンカップまでのSG準優勝戦で選手責任のスタート事故を起こした選手
  • 怪我や病気などの理由による出場辞退選手
  • 前年度6月からボートレースメモリアル前検日までに褒賞懲戒規程による出場停止処分を受けた選手

こちらはほかのSG競走と同様に、スタート事故やそのほかの問題を起こした選手に厳しい内容が並んでいます。SG競走の高みは、コンマ01の失敗さえも命取りになりかねないといえるでしょう。

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の開催期間

2021年8月24日(火)~8月29日(日)

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の出場選手

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の出場選手

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の出場選手一覧です。全国から推薦を受けて集まったトップレーサーたち。彼らの名前で「これは誰?」という存在を探すほうが難しいでしょう。

ただ、ひとつ残念なのは、前年優勝の寺田祥選手が不在な点。これはボートレースオールスター2021(若松競艇SG)の5日目に痛恨のフライングを喫し、30日の出場停止になってしまったため。選出除外期間に今回のボートレースメモリアルも含まれてしまいました。

とはいえ、全国から集った綺羅星ばかり。ボートレースメモリアルの制覇経験者も数多くそろい、真夏の最終決戦を制する野心に満ちています。

級別 登録番号 選手名
A1 3388 今垣 光太郎
A1 3415 松井 繁
A1 3573 前本 泰和
A1 3590 濱野谷 憲吾
A1 3716 石渡 鉄兵
A1 3721 守田 俊介
A1 3744 徳増 秀樹
A1 3779 原田 幸哉
A1 3783 瓜生 正義
A1 3854 吉川 元浩
A1 3897 白井 英治
A1 3941 池田 浩二
A1 3960 菊地 孝平
A1 3961 谷村 一哉
A1 4013 中島 孝平
A1 4028 田村 隆信
A1 4044 湯川 浩司
A1 4052 興津 藍
A1 4064 原田 篤志
A1 4074 柳沢 一
A1 4075 中野 次郎
A1 4108 吉村 正明
A1 4168 石野 貴之
A1 4188 久田 敏之
A1 4238 毒島 誠
A1 4262 馬場 貴也
A1 4266 長田 頼宗
A1 4290 稲田 浩二
A1 4296 岡崎 恭裕
A1 4320 峰 竜太
A1 4337 平本 真之
A1 4344 新田 雄史
A1 4350 篠崎 元志
A1 4371 西山 貴浩
A1 4387 平山 智加
A1 4418 茅原 悠紀
A1 4444 桐生 順平
A1 4450 平高 奈菜
A1 4468 大池 佑来
A1 4477 篠崎 仁志
A1 4482 守屋 美穂
A1 4497 桑原 悠
A1 4503 上野 真之介
A1 4524 深谷 知博
A1 4573 佐藤 翼
A1 4586 磯部 誠
A1 4604 岩瀬 裕亮
A1 4682 大上 卓人
A1 4686 丸野 一樹
A1 4688 永井 彪也
A1 4808 松尾 拓
A1 4831 羽野 直也

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)のアクセスと新型コロナウイルス対策

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)のアクセスと新型コロナウイルス対策

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)は、愛知県蒲郡市にあるボートレース蒲郡で開催されます。東海地方のみならず、全国24場のなかでも活気のあるボートレース場で、華々しく夏を締めくくる祭典が始まります。

しかしながら、今なお日本全国で新型コロナウイルス(COVID-19)が流行中。デルタ株やラムダ株といった感染力の強い変異株も確認され、混乱はまだまだ続きそうな情勢です。

そのような状況でもあり、ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)は有観客開催ではあるものの、完全事前申し込み制を採用しました。よって、申し込みをしていない方、また当選したものの入場許可証を不携帯の方は、入場することができません。

[重要]ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の入場は完全事前申し込み制です

前項で述べたとおり、ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の入場は完全事前申し込み制です。また、その申込対象は愛知・岐阜・三重・静岡の東海4県に限られるとともに、2021年8月19日現在、申込期間はすでに終了しました。

このため、申し込みをしていない、申し込んだが落選した、当選したが忘れたなどの理由で入場許可証がない場合、本場内へ立ち入ることはできません。

また、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、選手の出待ち入り待ちやプレゼントの受け渡しは固く禁じられています。なおも厳しい状況が続きますが、無事に開催を終えるためにも、求められる形での応援をしていきましょう。

参考ページ:SGボートレースメモリアル事前申込抽選!! – ボートレース蒲郡

ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)の住所・電話番号

住所 愛知県蒲郡市竹谷街太田新田1-1
電話番号 0533-67-6606

ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)への電車&無料送迎バスでのアクセス

ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)への電車&無料送迎バスでのアクセス

ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)へのアクセスに便利な駅は複数あります。JR蒲郡駅は徒歩圏ではありませんが、ボートレース蒲郡へ向かう無料送迎バスが運行されています。また、JR三河塩津駅、あるいは名鉄蒲郡線の蒲郡競艇場前駅からであれば、徒歩5分ほどの距離です。

ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)への自動車でのアクセス

ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)への自動車でのアクセス

ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)の最寄りインターチェンジは、名豊道路の蒲郡西ICです。ここからであれば、323号線を使って約10分ほどでのアクセスが可能です。

より利便性の高い東名高速道路からのアクセスの場合、岡崎ICから248号線、豊川ICから蒲郡方面へいくつかのルート、さらに音羽蒲郡ICからオレンジロードを経由してのパターンが考えられます。岡崎ICと豊川ICからは約30分、音羽蒲郡ICからは約15分の道のりです。

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)のレース展望

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)のレース展望

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)もまた、大混戦が予想されるSG競走です。公式特設サイトのレース展望を紐解き、今開催のゆくえを占ってみましょう。

ただ、このレース展望が非常に詳細で、5地区の選手それぞれを俯瞰した濃密なものになっています。よって、要点となる一部を引用し、メインとなる選手の動向に注目していきます。

真夏の祭典・SGボートレースメモリアルが近づいて来ました。蒲郡にとって今大会は22度目のSGレース。その中でもメモリアルは6年ぶりで、旧称のモーターボート記念を含むと8度目の開催になります。当地で最も多く行われたSG競走で、これまでにも数々の名勝負が演じられました。出場52選手は、全国23場から推薦された46名と蒲郡が推薦した予備1名を含む6名。8月24日に熱戦の火ぶたが切られます。

■関東5場推薦メンバー
関東地区は各レース場の特性通り、オープンコースからスピードターンを武器にする選手が多いです。筆頭の毒島誠は、昨秋に当地で行われた第23回チャレンジカップの覇者。SG7冠の実力者で、その内の6つがナイターなのが最大の特徴です。

毒島にターン力で負けていないのが桐生順平。こちらは、SGでのVは3つですが、2017年にはグランプリで優勝しています。昨年は年末の18人に残れませんでしたが、今年はGⅠで2Vを含む6優勝と飛ばしています。

メモリアルに25年連続出場しているのは濱野谷憲吾。秋には48歳になりますが、まだまだスピードターンは健在です。今年は4月の大村GⅠダイヤモンドカップで快勝と気を吐いています。

■東海4場推薦メンバー
SG優勝が一番多いのは池田浩二。グランプリ2冠を含む9Vは当地区での歴代最高選手のひとりでしょう。地元SG制覇へ気合MAXで臨みます。

SG5Vの菊地孝平は、浜名湖からの推薦こそ得られませんでしたが、実績は静岡支部ナンバーワン。強スタートから繰り出す1マークの決定力はボート界屈指の存在です。

SG2Vの平本真之と新田雄史の同期コンビは、ともに昨年のSGグランプリのファイナリストで、SG優先出場権を持っています。平本は当地6月のGⅠ周年を予選首位通過し、Vロードを駆け抜け完全復調。新田は6月の児島SGグラチャンでのフライングが影響しなければ、当地での走りは安定しています。

■近畿4場推薦メンバー
層の厚い近畿勢の中でも王者・松井繁はSG初V(1996年オールスター)から25年が経過。SGで12冠、GⅠ58優勝と四半世紀に渡ってボート界をけん引して来ました。

SG9Vは石野貴之と今垣光太郎。今春のSGクラシックを制した石野は、前期絶不調でしたが、そんな時でも大舞台での勝機は逃しません。常識では計り知れないパワーを兼ね備えています。今垣は未だに衰えぬ闘志でファンを魅了し続けます。思い起こせば、2002年に当地で行われた初のナイターSGで優勝。今大会では蒲郡SGメモリアル3Vを目指します。

昨年、一昨年は大活躍の吉川元浩ですが、今期はすでにF2と苦しい現状。SG4Vの実力者ですが、今節ばかりは割り引き材料が多いです。

■中四国6場推薦メンバー
瀬戸内海グループで一番SGでのV数が多いのは田村隆信の3V。加えてGⅠでのV最多の15Vと実績はナンバーワンです。蒲郡はデビュー初優勝やSG初優出を果たしたメモリアルプール。2019年11月の当地GⅠ周年も勝っています。

続くSG2Vは白井英治と前本泰和。白井は今年のオールスター(優出3着)、グラチャン(優出4着)と連続でファイナリストに名を連ねました。前本は強豪のそろう広島支部で押しも押されもせぬエースに君臨。49歳でのSG制覇はマスターズ世代に勇気を与えます。SGタイトルは一つの茅原悠紀ですが、ターンのキレと迫力は第一人者になれるだけのポテンシャルを秘めています。

■九州5場推薦メンバー
ずっと九州を引っ張って来たのは瓜生正義。振り返ると、SGに最も近い存在と言われながら優勝戦で9連敗を喫し、10回目の2007年住之江SGオールスターでの2マーク大逆転劇から10回の優勝を積み重ねました。峰竜太が台頭したため、3年連続でドリーム戦からは漏れてしまいましたが、優勝候補の一人には変わりありません。

峰竜太はSG優勝戦の連敗は10と瓜生より一つ多かったですが、初V後は急ピッチでビッグタイトルを量産し、5優勝しています。

SG3Vの原田幸哉は、同期の瓜生に水をあけられましたが、GⅠは18Vと瓜生の20Vまであと2つ差まで縮めています。昨秋の津GⅠ周年でのVに続き、今年も下関GⅠマスターズチャンピオン、徳山GⅠ周年をゲット。セカンドピークを迎えた今なら、悲願の蒲郡SG制覇が叶うかもしれません。

出典:レース展望 – ボートレースメモリアル2021特設サイト

上記のとおりです。何しろ誰もが各ボートレース場を代表する選手。全員が優勝候補と言ってしまっても差し支えないでしょう。

本記事では、これら各地区から1名ずつ注目選手をピックアップし、後段にて最近の戦績を含めて解説しています。ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の舟券攻略により近づく内容となっていますので、そちらもご参照ください。

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)が行われるボートレース蒲郡の特徴

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)が行われるボートレース蒲郡の特徴

ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)の水面の特徴は、何といっても「走りやすいコース」という点に尽きるでしょう。これはファン目線のみならず、現役ボートレーサーや元ボートレーサーの意見としても一致した見解です。

プール型水面で、水質は海水または汽水に分類されます。基本は海水ながら、プールのために潮汐の影響は小さく、静水面のボートレース場です。コース全体も広く作られているため、ダイナミックに握って旋回しやすいのも特徴でしょう。

特に、1マークからバック側に向けては全24場で最も広く、スピードに乗ったターンがしやすくなっています。イン逃げが強いのはもちろんのこと、差し、まくり、まくり差し、いずれの決まり手も炸裂させられる環境です。

蒲郡といえばナイター開催。ムーンライトレースと称して、競艇界でも最も早くナイターの導入に取り組んできました。今回のボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)もナイターになるため、ナイター開催に強い選手をチョイスするのもポイントになります。

本サイトでは、ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)について特集した記事を公開しています。蒲郡ナイターの特徴から季節別のコースの有利不利までまとめており、予想力アップに大いに役立つ内容です。ぜひあわせてご覧ください。

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)に集ったトップレーサーから5名を厳選して紹介!

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)に集ったトップレーサーから5名を厳選して紹介!

誰も彼もが優勝候補。とはいえ、それでは舟券予想は成り立ちません。勝者がいて、敗者がいる。厳然たる結果が出るのがボートレースです。

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)で勝利するのは誰か。ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)で敗北を味わうのは誰か。

本項目では、とりわけ勝利者の側に近いであろう選手について、レース展望の地区分けに従い、各地区から1名ずつの計5名を厳選しました。それぞれ優勝の誉れに近い存在であり、舟券への貢献が十二分に考えられる存在です。

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の注目選手①/毒島誠(4238/群馬)

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の注目選手①/毒島誠(4238/群馬)

群馬の毒島誠選手といえば、ナイター巧者の次元を超えた「夜の帝王」として有名です。ナイター開催にめっぽう強い毒島選手にとって、ナイターでの戦いとなるボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)は願ったり叶ったりの舞台でしょう。

実際、毒島誠選手は夜間決戦になりやすいこの競走ととても相性が良く、モーターボート記念競走2013(丸亀競艇SG)、ボートレースメモリアル2018(丸亀競艇SG)、ボートレースメモリアル2019(大村競艇SG)とV3を達成しています。2013年にはすでに丸亀ブルーナイターが始まっていたので、すべてナイター開催での優勝は圧巻です。

最近の成績でも、3節前に全国ボートレース甲子園(丸亀競艇G2)を堂々とイン逃げで制し、絶好調といえるでしょう。2号艇2コースの峰竜太選手、3号艇3コースの太田和美選手を寄せ付けなかった見事な走りが、この蒲郡の舞台でも見られるかもしれません。

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の注目選手②/平本真之(4337/愛知)

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の注目選手②/平本真之(4337/愛知)

地元ならば負けられない。愛知の平本真之選手は、この戦いに燃えています。先の項目で引用したレース展望にもあったとおり、地元の周年競走であるオールジャパン竹島特別(蒲郡競艇G1)は盤石の走りでの優勝でした。

G1レースは2015年以来、SGも2016年が最後の勝利でしたので、久々のビッグレース制覇でしたが、そうとは思えないくらいの安定感だったといえるでしょう。
(※ただし2020年3月にモーターボート誕生祭2020(大村競艇G2)を制してはいます)

今再び、蒲郡の地で迎え撃つ形です。3節前のオーシャンカップ2021(芦屋競艇SG)でも一度も6着を叩かず、見事に優出を果たしました。再びSGの栄冠を勝ち取る資格は十分です。

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の注目選手③/馬場貴也(4262/滋賀)

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の注目選手③/馬場貴也(4262/滋賀)

滋賀の馬場貴也選手は、今まさに脂の乗っているスーパーレーサーです。2021年はすでに4度の優勝を誇り、そこには近畿地区選手権2021(三国競艇G1)を含むから大したもの。オーシャンカップ2021(芦屋競艇SG)でも予選2位通過を果たし、堂々の優出を決めました。

ただ、オーシャンカップの優勝戦では、1号艇1コースの濱野谷憲吾選手の意地に屈した形。それでもSGの優勝戦に進んで当たり前の安定性を身につけたことは、誉れと呼ぶべきすばらしさです。

それがフロックでないことは、2節前の第9回サッポロビール杯(宮島競艇G3)で発揮されました。1つ3着があった以外はすべて1着の圧巻の準完全V。誰も馬場選手を止められませんでした。

チャレンジカップ2018(芦屋競艇SG)、ボートレースグランプリシリーズ2019(住之江競艇SG)に続き、3つ目のSGタイトルがすぐそこに輝いています。

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の注目選手④/田村隆信(4028/徳島)

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の注目選手④/田村隆信(4028/徳島)

実績ある選手を侮るなかれ。その言葉が似合うのが、徳島の田村隆信選手です。オーシャンカップ競走2004(若松競艇SG)、競艇王チャレンジカップ2004(児島競艇SG)、チャレンジカップ競走2011(大村競艇SG)と、3つのSGタイトルを持っている強豪です。

さらに、先のレース展望でも触れられていたとおり、積み重ねたG1の優勝は15回。2020年は不調で優勝0回に終わりましたが、2021年は復調して北陸艇王決戦2021(三国競艇G1)を制したほか、一般競走とG3競走を1つずつ勝ち取っています。

オーシャンカップ2021(芦屋競艇SG)では予選12位通過でしたが、準優勝戦で敗退。なかなか思ったような競走ができていませんが、決して侮れない材料があります。それは蒲郡での勝負強さです。

一昨年のオールジャパン竹島特別2019(蒲郡競艇G1)の覇者は、何を隠そうこの田村隆信選手でした。蒲郡の当地成績は数字のうえでは目立ちませんが、ここぞという場面で決められる勝負強さがあります。臨場している回数も多く、勘所がわかっている強みもあるでしょう。好配当の使者であり、予選通過からの優出も十分に狙える存在です。

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の注目選手⑤/峰竜太(4320/佐賀)

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)の注目選手⑤/峰竜太(4320/佐賀)

佐賀の峰竜太選手について、今さら解説する必要はないかもしれません。しかし、九州地区でただひとり語るとするならば、やはり峰選手を出さねば始まらないのも事実です。これがF1やF2でも抱えていたら別ですが、今はまっさらなF0の状態です。当然、優勝候補になります。

毒島誠選手の項目でも触れたとおり、3節前の全国ボートレース甲子園2021(丸亀競艇G2)では優出するも2着。2節前のオーシャンカップ2021(芦屋競艇SG)でもきっちり優出して6着。大レースで当然のように勝ち上がってくる姿は、基準がおかしくなってしまいそうです。

そして、前節は調整がわりとばかりに、唐津大賞がばい王者決定戦(唐津競艇一般)で圧巻の優勝。そらそうよとしか言えない堂々たる戦いぶりでした。ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)でも注目しなければいけません。なぜなら、「峰竜太だから」です。

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)のまとめ

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)のまとめ

ボートレースメモリアル2021(蒲郡競艇SG)は、SG競走の格にふさわしく、全国24のボートレース場からトップレーサーが集う開催です。出場を推薦された選手たちは操縦、整備、いずれの技術も卓抜したものを有しており、伯仲した戦いを見せてくれるでしょう。

蒲郡というフラットな水面も、技術を存分に発揮できる舞台といえます。全国でも有数の静水面をどのように攻略していくのか。インが比較的強いこのコースで、いかにして打倒していくのか、あらゆる角度から楽しめる開催になるでしょう。