競艇を楽しめるのは競艇場だけじゃない!「ボートピア」について解説
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競艇を楽しめるのは競艇場だけじゃない!「ボートピア」について解説

UPDATE:2024.02.09
競艇関連サービス

全国には24箇所の競艇場がありますが、身近に競艇場がないと競艇を楽しめない!とは思っていませんか?確かに競艇のレースを生観戦するには競艇場に足を運ばないといけません。ですが、実は「ボートピア」という施設では競艇をモニターで観戦したり、グルメを楽しんだりなど、競艇場とそん色ない楽しみ方ができるのです。

今回は、ボートピアについて解説するとともに、全国にあるボートピアの中でもおススメのボートピアをご紹介してきます。

「ボートピア」って何?基本的な知識を身につけよう

ボートピア

「ボートピア」とは、正式にいうと「競艇場外発売場」という施設のことです。競艇場外発売場とは読んで字の如く、競艇場以外で競艇の舟券を購入できる施設なのですが、舟券を購入するだけではなく様々な楽しみ方で施設を利用できます。まずはボートピアという施設について基本的な知識を解説していきましょう!

競艇場がなくとも競艇が楽しめる!ボートピアとは

全国には24箇所の競艇場がありますが、実は最北にあるのは群馬県の桐生競艇場であり、それより北には競艇場がありません。となると、身近に競艇場がない競艇ファン、とくに東北地方や北海道のファンは競艇を楽しめないのか?というと、そんなことはありません。競艇場が身近にない競艇ファンのために、競艇の舟券を購入できる「競艇場外発売場」という施設が全国に設置されています。

競艇場外発売場は施設の規模などにより大きく分けて3種類の施設が存在します。比較的規模が大きい「ボートピア」、規模が小さい「ミニボートピア」、元々は公共施設だったものを、競艇場外発売の機能を持たせた「オラレ」とそれぞれ愛称がつけられているのですが、競艇ファンの間ではこれらが総称して「ボートピア」と呼ばれており、広く親しまれているのです。

ボートピアでできること

ボートピアでは、もちろん全国各地の競艇場で行われるレースの舟券を購入することができます。それに加えて、全国の競艇場などで購入した舟券の払い戻しができる「全国総合払戻サービス(どこでもはらいおん)」が設置されているボートピアもあります。

また、ボートピア施設内には競艇のレースを観戦するためにモニターが設置されている観戦エリアもあります。観戦エリアの規模や内容ボートピアによって異なるのですが、無料で利用できる一般席だけではなく、有料の指定席を設けていたり、あるいは周りを気にせずゆっくり楽しめるブース席があったり、さらには個室+ソファで快適に観戦を楽しめる特別なルームを用意しているボートピアもあったりします。

さらに、規模の大きいボートピアにはレストランが設置されており、朝から夜まで一日中競艇を楽しむことができるようになっています。

全国のボートピア一覧

ボートピア 一覧

ボートピアは北は北海道・旭川、南は九州・鹿児島までほぼ全ての都道府県に全69箇所設置されています。日本全国でみると、どちらかというと近畿エリア以西の西日本に多く設置されており、特に九州エリアは24つものボートピアがあります。

おススメのボートピアなどをご紹介!

ボートピア 全国

ここからは、全国に69あるボートピアの中でも、特にオススメのボートピアを3つピックアップして解説していきます。それに加えて、最北端と最南端にあるボートピアについてもご紹介します。

家族で楽しめるイベントも!ボートピア名古屋

愛知県名古屋市にある「ボートピア名古屋」は、東海地方有数の規模を誇る大型のボートピアです。愛知県には常滑競艇場と蒲郡競艇場の2つの競艇場がありますが、ボートピア名古屋も東海地方の競艇ファンにとっては一大スポットとなっています。
ボートピア名古屋の魅力は1日で最大12場もの競艇場の舟券を購入することができること。これは全国にあるボートピアの中でも最大規模となっています。競艇のレースを楽しめる観覧席もなんと6種類を取りそろえており、こちらも全国で指折りの種類の多さです。中でも最上級の「プレミアムスイート」は広いボートピア名古屋でたった1室しかなく、その設備内容はホテルのスイートルームと見紛うほどゴージャスです。

利用料金は15,000円ですが、最大7名で利用できるので、競艇仲間とたまには贅沢をしたいときなどに利用してみるのはいかがでしょうか。

完全個室のロイヤルシートを完備!ボートピア神戸新開地

「ボートピア神戸新開地」は兵庫県神戸市にある、地上6階建ての大規模なボートピアです。兵庫県には尼崎市に尼崎競艇場がありますが、そこまで行くのはちょっと遠い・・・という兵庫の競艇ファンにとってはより気軽に競艇を楽しめる場所といえます。

「ボートピア神戸新開地」の特徴は、ボートピア名古屋と同様に観覧席の種類が多いこと。「キャプテンシート」「クルーザー」「ファーストクラス」「ロイヤルシート」といったように、港町・神戸らしい名前が付けられた有料席では、それぞれ快適に競艇観戦を楽しむことができます。

特に「キャプテンシート」はドリンク無料で競艇予想紙やスポーツ紙などが提供されるほか、なんと専用の発払機まで完備されています。最大6人で利用できるので、仲間や家族などとゆっくり過ごすのにピッタリです。

家族連れでも楽しめる!ボートピア京都やわた

競艇場がない京都府には「ボートレースチケットショップ京丹後」と「ボートピア京都やわた」の2つのボートピアがありますが、特にボートポア京都やわたは、ラグジュアリー感がありゆったりと競艇を楽しめるボートピアとして京都のファンに愛されています。

ボートピア京都やわたの名物は、プレミアムサロン「悠游」です。京都の高級な料亭を思わせるような贅沢な空間で、専属のコンシェルジュについてもらいながら、ゆったりと競艇のレースを楽しむことができます。また、ボートピア京都やわたにはキッズカフェやキッズルーム、授乳室といったお子様向けの設備も整えられているので、家族連れでも安心して楽しめます。

全国最北端のボートピアはここ!ボートレースチケットショップ旭川

競艇場が身近にない競艇ファンのためにボートピアは全国各地に設置されている、というお話を先にしましたが、それでは全国最北端にあるボートピアはどこでしょうか?それは、北海道旭川市に平成27年にオープンした「ボートレースチケットショップ旭川」です。

ボートレースチケットショップ旭川の観戦エリアは一般固定席と有料席の2種類のみですが、施設内にはコミュニティスペースも設けられており、ここでは卓球や将棋、花札、麻雀などの室内娯楽を楽しめるようになっています。北海道の競艇ファンにとっては唯一の競艇スポットであり、競艇仲間との大事な団らんの場ともいえます。

全国最南端のボートピアはここ!オラレ志布志

全国最北端にあるのはボートレースチケットショップ旭川でしたが、反対に最南端にあるのは、鹿児島県志布志市にある「オラレ志布志」です。オラレ志布志は「サンポート志布志アピア」というスーパーマーケットやレストラン、カラオケなどが入る複合施設の2階に入居しており、観戦エリアはフリーシートのみと至ってシンプル。

しかし、九州は競艇場が福岡県・佐賀県・長崎県と北部3県にしか存在しないために、オラレ志布志は九州南部の競艇ファンにとっては大事な競艇スポットといえるでしょう。

身近なボートピアはどこにある?ボートピア情報の調べ方

ボートピア 近く

ここまで、ボートピアの概要と特徴的なボートピアについてご紹介してきました。それでは、身近にあるボートピアはどうやって調べれば良いのでしょうか。
実はボートピアは専用のウェブサイトが運営されており、ここでは全国のボートピアの情報のほか、各地のボートピアで開催されるイベント情報などについても紹介されています。

また、「ボートピア入門」というページではボートピアに関する簡単な説明のほか、競艇という競技についての解説も競艇公式サイト「BOAT RACE」にリンクづけする形で紹介されているので、競艇初心者の方は参考にしてみると良いでしょう。

まとめ

競艇 ボートピア

今回は、競艇場に行かなくても競艇のレースや予想を楽しめる施設「ボートピア」について解説し、いくつかオススメのボートピアについて紹介するとともに、身近なボートピアの探し方についても説明してきました。

ボートピアでは舟券を購入したり競艇をモニター観戦することができます。観戦エリアは無料で利用できる席のほか、確実に座って観戦できる有料席や、中には非常に快適に観戦できる高級志向の個室観覧席を用意しているようなボートピアもあったりします。さらにレストランやキッズルーム、授乳室などの家族連れ施設を設置しているボートピアもあるので、家族連れで楽しむこともできます。

競艇に興味があっても競艇場が身近になくて・・・という方は、ぜひボートピアがないかどうかを確かめて足を運んでみましょう。